芝川製作所の植物育成用LED照明だから描ける、一歩進んだ野菜工場の未来

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芝川製作所の植物育成用LED照明だから描ける、一歩進んだ野菜工場の未来

芝川製作所の植物育成用LED照明だから描ける、一歩進んだ野菜工場の未来
最終更新日:2019年06月14日

沖縄本島南部に位置する八重瀬町に、自動販売機の設置やメンテナンス、ラッピングを本業とする与座設備はあります。そんな同社が今、LEDを活用した野菜工場分野へ進出。色鮮やかなエディブルフラワー(食用花)や、見た目にも愛らしいマイクロリーフが注目を集め、県内外から想像を超える反響を得ています。異業種からの参入であり、かつ自然豊かな環境の中で、あえて野菜工場というスタイルを採用した背景には、溢れるほどの夢と情熱をもった二代目の存在と、芝川製作所の植物育成用LED照明との出会いがありました。現在までの経緯と今後のビジョン、そして、二代目に「何にも代えがたい」とまで言わしめる芝川製作所製品の魅力について伺いました。

少年時代に聞いた何気ない母の一言と、探し求めていたLED照明との出会い

與座菜園で育ったエディブルフラワー。鮮やかに色付いた花々は料理に彩りを添えるのみならず、一皿に情熱を傾ける料理人の感性を刺激し、ゲストの好奇心を強烈にくすぐる

与座設備のある八重瀬町は、豊かな自然に加え、那覇エリアや空港へ抜群のアクセスを誇る人気のエリア。肥沃な土壌を生かした農業が盛んなほか、養豚をはじめとする畜産も行われています。閑静な住宅エリアの一角にある与座設備を訪ねると、優し気で物腰の柔らかい代表の與座清宏さんと、そのご子息で取締役菜園長の與座宏太さんが笑顔で出迎えてくれました。

野菜工場「與座菜園」を担当するのは宏太さん。幼少期から母親と買い物をする機会が多かったといい、中学2年生の頃に聞いた「野菜が高いね」という母の何気ない一言が強烈に記憶に残ったそうです。それから程なく、新技術を活用した植物工場のテレビニュースを目にし、清潔な生育環境と天候に左右されることのない野菜工場に強く惹きつけられたそうです。
幅広い知識を身に付けたいとの思いから高校は普通科へ。大学は東海大学 応用植物科学科へ進学しました。工場栽培についての専門知識は就職先で学ぶとして、大学ではまず、土づくり、畑づくりといった農業のイロハを一から身に付けたいと考えた結果でした。

與座菜園で、真摯に生育に向き合う宏太さん。工場内には色鮮やかなエディブルフラワーが咲き誇り、見た目にも愛らしいマイクロリーフが生き生きと生育を続けている

大学卒業後、横浜市に本社を構える植物育成用LEDメーカーに入社し、植物工場の基礎知識にはじまり、設備販売や自社農場管理といった一連の知識を身に付けました。
故郷である沖縄に戻ったのち、植物工場建設に向けて清宏さんと二人三脚で奔走。建屋を基礎からほぼ二人で作り上げると共に、光量や色味にこだわりを持つ宏太さんの希望に叶うLED照明を探すために、全国各地の展示会を巡りました。そんな中、大阪で開催されていた展示会で出会ったのが、芝川製作所の植物育成用LED照明でした。

他社LED照明とは目に見えて違う生育状況に、植物からの声なき声を聞く

植物の育成に十二分な光量を誇るLED照明ながら、柔らかで温かな印象すら受ける。「想定通りにプロが活用してくれ、想定以上の成果を導き出してくれた」と芝川製作所は語る

展示会当時はまだ販売しておらず、コンセプトモデル的にブース出展していた芝川製作所。「農業のプロフェッショナルから知見・評価を得たい」との考えから、まずはサンプル商品を貸し出し、実務レベルで使用してもらうことにしました。

宏太さんがトライアルとして最初に選んだのは赤茎水菜。栽培過程において、光の当てるタイミングの狂いや、光量不足が生じると、その茎が赤みを帯びないと言います。芝川製作所製LEDと、他社の白色LEDを同じ生育環境で比較した結果、芝川製作所のLEDで育てた赤茎水菜だけが太陽光に全く引けをとらない美しい色合いに成長。しかも、LED照明の本数が他社より少なかったのにもかかわらず、他社に比べて生育の速さが明らかに違っていました。
念のため他品種でもトライしたところ、収量や生育の速さ、発色の良さについて、すべての品種が想定を大幅に超える結果に。宏太さんは早速、工場用の全LEDを芝川製作所に発注。こうして2019年2月、與座菜園が本格的に始動しました。

右は芝川製作所のLED照明下で栽培され、茎が十分に色づいた赤茎水菜。タイミングや光量によって、左のように赤くならないこともあり、栽培における光の重要性が伺える

約80㎡の栽培室に、10台の栽培装置を設置する完全閉鎖型LED植物工場「與座菜園」。4段式8台、3段式1台、5段式1台で、1万~2万株の生産予定数量を見込む

宏太さんの想定を大きく上回る結果を出した芝川製作所の植物育成用LED照明ですが、実は同社にとって未知の領域へと踏み出すチャレンジングな試みでした。1967年に創業した芝川製作所は、フラッシュライトの世界シェア50%を誇る、“照らす” ことに特化した光学設計のトップ企業。農業に関しては手探り状態でのスタートであったことは否めません。
しかし、紫外線や遠赤色を含んだ、こだわりの波長を持つ照明そのものの性能に加え、集光型・拡散型を組み合わせた、ハイブリッド構造のリフレクター(反射板)を採用することで作物の生育に大きな効果を発揮。半世紀超の歴史で培った技術力の結実でした。

宏太さんは語ります。
「植物に直接感想を聞くことはできませんが、気持ち良く育ってくれている姿を見ると、芝川製作所のLEDがいかに良いか、いかに快適な環境であるかを植物自身が教えてくれているようです」

芝川製作所の植物育成用LED照明で、自らのビジョンと農業の新しい形が交差する

「Cucina Italiana TAMANAHA」の玉那覇シェフによる料理の数々。提供されるお客様の喜びはもちろん、シェフ自身も「改めて調理に喜びを感じる」と語る

與座菜園が取り扱うのは、エディブルフラワーとマイクロリーフ。主に県内のレストランやホテルなどで活躍しています。プレートの中に芸術世界を作り出すシェフのため、何かの役に立ちたいと考えた結果のチョイスと宏太さんは言います。
「プレートの中央にメイン料理を配した際、大きすぎる花や野菜を添えてしまうと料理の世界観を崩し、メイン料理の存在をぼやけさせてしまう恐れがあります。あくまでも主役はシェフ渾身の料理。通常、野菜工場の経営では『いかに大きく育てるか』を重視するかと思いますが、僕の場合はまったく逆の発想で『いかに小さく、美しいものを作り上げるか』に心を砕いています」

LEDに向かって力強く伸び上がり、大きく葉を広げる植物。現在同菜園では約20種の作物を栽培している

各方面からの引き合いが強く、すでに生産が追い付かないという與座菜園。そんな現状を踏まえ、宏太さんに現在までのレビューと今後のビジョンを伺いました。

「植物工場は土づくりの必要がなく、耕作の重労働から人々を解放します。かがみ続ける必要もなく、18~20℃に保たれた野菜工場内は本当に快適。また、虫のつく心配がないことから無農薬で栽培ができるので、コスト削減にもなります。連作障害もないので、一年を通じて四季の作物を安定的に供給できるなど、メリットを挙げるとキリがありません。しかし、これらは『植物の確実な生育』を支える芝川製作所のLEDがあってこそ成り立つのだと思います。今後は自社の経営拡大に加え、植物工場を活用する新規就農者をサポートすることで、より多くの力で野菜工場の未来を切り開いていきたいと考えています」

沖縄でしか食べられないもの、沖縄でしか出会えないものを創造し、「沖縄はすごい」と言ってもらえる未来を築きたい。そう語る宏太さんからは、夢と情熱、そして夢を実現するための行動力が溢れ出ていました。

与座設備の代表、與座清宏さん(前列右)と與座菜園の菜園長、與座宏太さん(前列左)。後列は、與座菜園を支える「植物育成用LED照明」の開発・製造を行う芝川製作所の皆様

【取材協力】
與座菜園
〒901-0411 沖縄県島尻郡八重瀬町字友寄63-1
TEL:098-987-1831
MAIL:y-kouta@yozasetsubi.com
【製品に関するお問い合わせ先】
株式会社芝川製作所
ホームページはこちら
〒223-0052 横浜市港北区綱島東6-2-27
TEL:045-542-2058
FAX:045-542-2065

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