老舗メーカー金子農機株式会社に聞く。食味が上がる「遠赤外線乾燥機」の実力とは!?

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老舗メーカー金子農機株式会社に聞く。食味が上がる「遠赤外線乾燥機」の実力とは!?

老舗メーカー金子農機株式会社に聞く。食味が上がる「遠赤外線乾燥機」の実力とは!?
最終更新日:2019年06月27日

みなさんは米や麦などの収穫した穀物を、どのように乾燥していますか。乾燥作業は、大切に育ててきた作物の品質を左右する重要な最終工程です。「乾燥機なら、金子(一心号)」という農家もいる、大正元年創業の金子農機株式会社に、「遠赤外線乾燥機」の特徴や、導入するメリットについてお話を伺いました。

「食味・スピード・省エネ」の三拍子そろった遠赤外線乾燥機

「穀物乾燥機は、従来からの『熱風乾燥機』と20年前に登場した『遠赤外線乾燥機』の2つに分類することができます。現在、当社のユーザーでは『遠赤外線乾燥機』が7割を占めていますが、耐用年数の長い乾燥機ですので、20年かけて徐々に増えてきたという状況です」と話すのは、金子農機株式会社 営業本部サービス部兼顧客満足課 課長の中田成昭(なかだ しげあき)さん。

「これからも農家さんのために、良いものを提供していきたい」と話す中田さん

この2つの乾燥機の違いは、その乾燥方式にあります。

「熱風乾燥機」は、文字どおり穀物に熱風を当てることで乾燥させるため、穀物の表面が先に熱せられ、表面と中心部に温度差が生じやすく、この温度差が胴割れの一因とされています。一方の「遠赤外線乾燥機」は、遠赤外線で分子を振動させることで加熱させるため、表面と中心部で温度差が生じません。

「遠赤外線による乾燥は、胴割れを防ぐだけでなく、食味値も上がります。お米を直販する方からの支持は、早かったですね」と中田さんが話すように、新潟県農業総合研究所で実施した食味官能試験では、同社の「遠赤外線乾燥機」で乾燥させたお米は、熱風乾燥と比べて、味、粘り、香りなどで高い評価を得ています。

さらに「遠赤外線乾燥機」では、均一に素早く熱が入るので、乾燥時間を短縮することができ、燃料や消費電力を抑えることにもつながります。正に、良いこと尽くめです。

独自技術が満載の『NEWレボリューションシリーズ』

ムラがない高品質な仕上がりを追求する同社の遠赤外線乾燥機『NEWレボリューションシリーズ』には、さまざまな独自技術が採用されています。

遠赤外線乾燥機 NEW レボリューション KWC

1つ目が、「横がけ8層交差流下方式」です。投入された穀物は乾燥機の中に横がけされた層によって、8つの流れに分散され、それぞれの層を滑り落ちながら、温風によって乾かされます。2層・4層を採用する他社の製品もある中、同社が8層を採用するのは、その方が穀物をより薄い層に分断でき、より均一な乾燥が可能になるためです。

それぞれの薄い層へ温風がいきわたります

2つ目が、「遠赤外線の全粒照射方式」です。遠赤外線を発する放射体は、表面温度に差が出ることで放射する熱にムラが生じることもあるため、同社では抵抗体を組み込むことで表面温度を均一化。さらに熱源である放射体を回転させる独自の機構を採用することで、ムラがない照射を実現しています。

回転する放射体

遠赤外線が照射される集穀室では、さらに薄い層になるようにコントロールし、穀物が滑り落ちる傾斜板や天井部の素材に耐久性の優れたミラーステンレスを採用することで、一粒一粒に遠赤外線を効率よく照射し、ムラがない乾燥を促します。

これらの独自技術は、乾燥時間の短縮にも貢献。1時間に0.5~1.2%の範囲で水分量を減らすことが可能だといいます。

「一例ですが、収穫時25%の水分を1%ずつ減らし、15%にするには10時間。約0.6%ずつ乾燥させる『熱風乾燥機』と比べれば、約6.5時間の短縮に。この差が、消費電力では約40%減、灯油の使用量では約15%減(同社調べ)という省エネにつながります」と、中田さんは削減効果を分かりやすく説明してくれます。

ガンタイプバーナー搭載で省エネ効果がアップ

使いやすさの面でも、同社の『NEWレボリューションシリーズ』には、工夫が凝らされています。

特に注目したいのは、掃除や点検が気軽に行えるように点検箇所は「ワンタッチパネル」を採用していることです。遠赤外線の放射体も、回転させることでゴミやホコリが溜まりにくい構造になっているので、米だけでなく小麦やソバ、大豆なども乾燥させたい農家にとっては、掃除のしやすさは重要です。

また一部の機種では、2018年11月に発売を開始した乾燥機遠隔確認システム『ミルもん』に対応しているので、稼働中の乾燥状況をスマートフォンやパソコンから確認することもできるようになるなど、スマート農業への展開も見据えています。

プロに聞く「品質を上げる乾燥のポイント」とは

最後に、中田さんに品質を上げる乾燥のポイントを質問しました。

「近年では、酷暑の影響もあって圃場胴割れが増えています。刈り取りのタイミングにも注意が必要です。乾燥のポイントとしては、籾の水分値に気を配ってほしいですね。籾は圃場ごとに、水分値が異なります。極端な例ですが、水分値25%の籾と20%の籾を同時に乾燥機に投入し、どちらも15%に乾燥させることは不可能です。乾燥機の中で循環させて、調整することで差は縮まりますが、理想をいえば、圃場ごとに乾燥するのがベストです。籾の水分値に合わせた、最適な乾燥環境にコントロールしてください」

操作ボックスは、シンプルなダイヤルモデルと、パネルを見ながら細かな調整もできる液晶モデルをラインナップ

同社は1912年の創業以来、長年にわたり農家との信頼関係を築いてきました。中には創業当時の『一心号』という商標に親しみを持つ方もおられるでしょう。日本農業の中心ともいえる米、そして麦や豆などの穀類に欠かせない乾燥。同社の遠赤外線乾燥機には、その品質を上げるための技術と思いが詰まっています。

お問い合わせ

金子農機株式会社
住所:〒348-8530
   埼玉県羽生市小松台1丁目516番10号
電話:048-561-2111

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