そうか病と粉状そうか病
そうか病と粉状(ふんじょう)そうか病は特にジャガイモに起こりやすい病気で、芋の表面にかさぶたのようなブツブツができる病気です。収量にはほとんど影響しませんし、皮をむけば普通のジャガイモと同じように普通に食べられるのですが、見た目が悪くなるため商品化ができず、農家にとってはとても深刻な病気です。しかもそうか病が一度発生した畑では、それ以降も発生しやすく、根本的な対策の難しい病気の一つです。
そうか病と粉状そうか病の症状は似ているのですが、それぞれ病原体が異なり、発生しやすい環境も異なります。正確にどちらなのかを判別するのは難しいケースもありますが、それぞれの大まかな特徴を知っておくと対策の役に立ちます。