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畑の害虫図鑑〜センチュウ編〜【畑は小さな大自然vol.56】

畑の害虫図鑑〜センチュウ編〜【畑は小さな大自然vol.56】

こんにちは、暮らしの畑屋そーやんです。野菜がうまく育たないときに、なかなかその原因が分からないときがあります。周りに虫も見当たらないし、病気でもなさそう。そんな時は土の中にいるセンチュウが原因かもしれません。センチュウはとても小さくて無色なので目に見えず、どこの土にも無数にいる虫なので、根絶するのはほぼ不可能です。今回は一体どうやってセンチュウの被害を防いだらよいのか、その生態や対策についてご紹介していきます。

センチュウの被害とは?

ネコブセンチュウによってコブができた根

野菜に被害をもたらすセンチュウは、主に野菜の根に寄生して養分を吸うことで、野菜の生育を阻害します。そのため地上部は葉の一部が枯れたり、元気が無くなってしおれたり、成長が遅くなったりします。一度こういった被害が発生すると、翌年以降も発生しやすくなるため注意が必要です。センチュウによる被害の場合、野菜を根ごと抜いて見ると根に無数のコブができていたり、腐っていたりなどの異常が見られるため、これによって判断を行います。

センチュウってどんな虫?

センチュウとは線形動物門の総称で、地球上の多細胞生物の中で最も種類が多いと言われ、地中だけではなく、海中や生物体内に住んでいるものもいます。土の中には無数のセンチュウがいて、植物に寄生するもの以外にも、細菌や糸状菌を食べたり、他の種のセンチュウを食べるものもいるなど、農作物に被害をもたらすセンチュウは数多くあるセンチュウの種類のごく一部でしかありません。悪さをするイメージの強いセンチュウですが、実際には地球の生態系を支える重要な生物と言えます。

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