2019年注目の農業ワードTOP10
順位 | 農業ワード | 得票数 |
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1 | 台風被害 | 198票 |
2 | スマート農業 | 174票 |
3 | 外国人労働者 | 93票 |
4 | 豚コレラ | 73票 |
5 | 暑さ対策 | 60票 |
6 | SDGs | 49票 |
7 | 農泊 | 45票 |
8 | 種子法改正 | 39票 |
8 | 農業婚活 | 39票 |
10 | 軽減税率 | 22票 |
※農業ワードの候補に関しては、「台風被害」「スマート農業」「外国人労働者」「豚コレラ」「暑さ対策」「SDGs」「農泊」「種子法改正」「軽減税率」「海外輸出」「GAP」「酪農」の13ワード
総括
日本各地で甚大な被害をもたらし、大きな影響があった『台風被害』が1位に
台風が直撃した地域では、作物に大きな被害が及びました。目の前の収益が下がるだけでなく、ハウスの倒壊や倉庫の浸水など復旧までの道のりも遠く、農家の悲痛の声や消費者による心配、支援の声が数多くありました。来年度以降は、台風の事前対策や2019年よりはじまった農家の収入保険制度のさらなる活用が予想されます。
『スマート農業元年』といわれ、実証プロジェクトが続々開始
農林水産省が「スマート農業加速化実証プロジェクト」を掲げ、全国各地で実証プロジェクトが開始した2019年。人手不足や高齢化の課題がある地域や、農作業の効率化が難しい中山間地域において、ロボットやAI、IoTなど先端技術を活用することで、農業課題の解決が期待されています。「GIS※を利用した作業日誌等を行うため、日々圃場をクラウド上に保存している(40代男性)」、「インターンシップ先でドローン事業やGPSによるトラクター管理に携わっている(20代女性)」など既に活用している農家もみられる一方で「夫婦2人で農業をしているが、投資資金が高くて導入できない(30代女性)」、「ITを使いこなせる人材が必要になる(20代女性)」など導入への懸念もみられました。
※GIS:地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術(出典:国土地理院 )
農業の枠を越え社会的課題となった『外国人労働者』『豚コレラ』『暑さ対策』が上位に
人手不足が深刻な農業界において多くの農家が関心を持っている『外国人労働者』の雇用。実際に雇用を始める農家もいるなか、言葉の壁で意思疎通に苦労する場面もあるようです。
また、2018年9月に発生してから終息がみえない『豚コレラ』問題や、「就農者の熱中症対策」と「農作物への対策」両方の意味を持つ『暑さ対策』にも注目が集まりました。
農家の新たなビジネスチャンス『農泊』、若手農家が活用する『農業婚活』もランクイン
『農泊』は、住宅宿泊事業法(通称:民泊新法)の施行により農業体験とセットで農泊ビジネスをはじめる農家も見られました。『農業婚活』に関しては「実際に模索しているので、婚活に期待します(20代男性)」「実際に婚活中だから(40代女性)」という農家の声もありました。
【調査概要】「『マイナビ農業』トレンドワード2019」 |
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調査方法:『マイナビ農業』ユーザーに対するWEBアンケート 調査期間:2019年11月14日(木)~12月15日(日) 有効回答数:825名 |
【『マイナビ農業』について】
概要:農業の全てが集まる総合情報サイト『マイナビ農業』を2017年8月にスタートさせ、農家の取材記事や栽培ノウハウ等を発信するほか、就農イベント「マイナビ就農FEST」、食と農の研修・セミナー「ノウラボ」、農業を始めたい人と農家をつなぐ人材マッチングアプリ「農mers」、農業の最新情報と人材交流が生まれる場を目指した農業活性化イベント「NEXT AGRI PROJECT」など、多くのサービスを展開しています。農家や農業関係者がこれらのサービスをご活用いただくことで農業の関係人口を増やし、農業の持続・発展に貢献することを目指しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
農業活性事業部
「『マイナビ農業』トレンドワード2019」問い合わせ窓口担当
Tel:03-6667-1181 Fax:03-6667-1182
Email:com-agri_edit@mynavi.jp
【当社に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
社長室 広報部
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