気門封鎖剤+展着剤のW効果、さらに1000倍希釈! 農家の”欲張り”を叶えた『フーモン』ってナニモン?

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気門封鎖剤+展着剤のW効果、さらに1000倍希釈! 農家の”欲張り”を叶えた『フーモン』ってナニモン?

気門封鎖剤+展着剤のW効果、さらに1000倍希釈! 農家の”欲張り”を叶えた『フーモン』ってナニモン?
最終更新日:2020年08月27日

『フーモン』ってナニモン?
農家にとって害虫から農作物を守ることは本当に大変な作業です。あれを撒いたら次はこれ、少ない量で高い効果のある薬剤があればいいのに…。そんな農家の”欲張り”に応えた薬剤があることをご存知ですか? 総合化学メーカーである日本化薬株式会社のアグロ事業部から生まれた『フーモン』(農薬登録番号:第23741号)がいま注目を浴びています。開発担当からはこの商品が生まれた背景と開発ストーリーを、農家からはその使用感を聞いてきました。

高希釈倍率で使える気門封鎖剤はないか? から生まれた新商品 ~開発ストーリー

ニーズを捉えた「すきま発想。」で新商品開発を

創立100年を超える日本化薬株式会社。時代のニーズに応える製品を作り続ける中、農薬開発などを行うアグロ事業は、土壌消毒剤『クロルピクリン』の製造を機に、1934年に始動しました。研究所では新しい農薬の開発とともに、新しい製剤技術によって省力化・安全性の向上を求め続け、農業の発展に貢献。主力製品の『ダイアジノン』をはじめ、数々の新薬剤を開発・販売しています。大切にしているのは同社のスローガンでもある「世界的すきま発想。」という考え方。これに基づき、常にオンリーワンの製品づくりをしている事業部です。

「当時、気門封鎖剤のジャンルでは他社から5~6剤が商品化されており、弊社はどちらかと言えば後発組でした。だからこそ、どうやったら差別化できるかを最大のテーマとし、研究所だけでなく家にいてもそのことばかり考えていましたね」。
こう話すのは『フーモン』の誕生に欠かせない人物。当時、研究所に勤務していた鈴木岳さんです。そう、この「差別化」こそが「すきま発想。」なのです。

開発当時について語る鈴木岳さん

「あれもこれも」と欲張った末に生まれた新商品

トマトやイチゴ、ピーマンなど、収穫と農薬散布の時期が重なると、生産者はとにかく休む暇がありません。美味しそうに実る果実には、人間だけでなく害虫も集まってきます。
「口に入るものなので、安全性は大前提。安心・安全な有効成分で作るために、さまざまな文献から情報を得て、研究所でも家でもずっと新製品のアイデアについて考えていました。そこで浮かんだ発想が、農家の方が使いやすいように高希釈倍率の薬剤はできないものか、という考えです。さらに、展着剤の効果も付与することで作物表面に付着しやすいようにするなどあれもこれもと欲張った結果、殺虫・殺ダニ剤・殺菌剤・展着剤の性能を持つ『フーモン』が2016年に生まれました」

気門封鎖剤と展着剤の機能を併せ持つ『フーモン』

『フーモン』の底力で生産者の苦労も軽減! “イタチごっこ”だった殺虫剤開発を一歩リード

「世界的に流行するウイルスのように、ワクチンを開発してもどんどん進化して効かなくなる…という話を聞いたことがあると思いますが、殺虫剤などもそれと同じ。新剤を開発しても害虫がすぐに抵抗性を発達させてしまうのです。『フーモン』はそのイタチごっこの悩みから開放された薬剤なんです」

気門封鎖剤は、ハダニやアブラムシ、コナジラミ類の害虫に直接付着することで気門(空気の出入り口)をふさぎ、窒息死させる性能があります。つまり「呼吸しない虫が出てこない限り、効果はある」ということです。さらに1000倍という高い希釈倍率で使用するため、作物への薬害が少ないこと、回数制限がないため収穫前日まで何度も使えることも高い評価の理由です。さらに、展着剤の性能がプラスされているため、他の薬剤との混用で効果を実感しているという声も生産者から届いています。

直接効く! からこそ、ムラなく散布を

気門封鎖剤+展着剤の性能を持つ唯一無二の薬剤として注目を集めている『フーモン』。使用する際のコツを尋ねると、「散布のコツはムラなく散布すること。害虫に直接かからないと効果はありません。ハダニやアブラムシ、コナジラミ類は葉の裏にいるので、丁寧な散布がポイントです。薬害リスクが低く収穫前日まで何度でも使用できるのが特徴です」と鈴木さん。1000倍希釈なので、薬剤費用や薬害を心配せずたっぷり使えるのも嬉しいポイントです。

『フーモン』の適用表

『フーモン』で農薬散布回数を減らしたい~農家レポート

手間を減らして、収穫量の増加に期待

農家の家に生まれ、就農して15年。大分県竹田市でトマトや原木シイタケ、米を栽培している渡邊智さん。2反半のビニールハウスでトマトを栽培し、毎年約25tを出荷しています。

秋には朝晩の大きな寒暖差によって糖度が増すトマトは九州圏内で販売され、とにかく忙しい日々を送っていると話します。就農当初からの悩みは土壌から来る病気。はっきりとした原因が分からず、土壌消毒剤『クロピクフロー』などを使用したり、リスク回避のための隔離床を試したりと、試行錯誤を繰り返してきたそうです。

「5月の定植から2カ月経ち、やっと収穫という時に次々と枯れてしまうという状況が数年続き、かなりがっかりしていました。もうトマトは作れないのか…と考えたことも。そういう時は、指導機関やJAなどに相談して対策を考えます。そのおかげで前年は被害が大幅に軽減しました」と渡邊さん。

大分県竹田市でトマトやシイタケ、米を生産する渡邊さん

『フーモン』に出会ったのは約5年前。こちらもJAで情報を得たそうです。いずれにしても展着剤は使うので、せっかくなら「気門封鎖剤」の性能もプラスして散布した方がいいんじゃないかなと考え、10日に1回、薬剤散布する際に『フーモン』を入れ始めたそうです。

「普段は”害虫の密度管理”という観点で使っています。害虫は大量発生してからでは手遅れ。コナジラミがハウス内を飛び始めたら葉の裏には卵が…。未然に防ぐという意味でも早めの散布が大事だと考えています」
大量発生してから殺虫するより、害虫が目に見えないうちに先読みして散布することで、結果的には手間や経費がおさえられるというわけです。

高希釈倍率なので経済的なのもありがたいですね、と渡邊さん

回数制限なし、使い勝手の良さが最大のメリット

国の厳しい基準によって、農薬の使用には神経を使うという渡邊さん。
「展着剤と殺虫・殺菌効果が一つになった『フーモン』は、本当にありがたい存在です。さまざまな薬剤を併用して使っているので、これ一つが要因で改善したとは言い切れませんが、使わないより使った方が良いと考えています。何より散布回数に制限がなく、収穫前日まで使えるのはスゴイ!」
と高評価です。シーズンを通して考えると、『フーモン』を使用することにより農薬散布の回数も減ったと実感しています。「使って損はないと思うので、他の生産者が集まる場で話題にしようと思っています」と話します。
将来的には、さらなる農薬散布の回数減少に繋がることを期待し、使い続けたいと話してくださいました。

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■問い合わせ先■
日本化薬株式会社 アグロ事業部

〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号
TEL03-6731-5321
アグロ事業部のホームページはこちら
『フーモン』についての情報はこちら

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