「アグリのじかん」から見える農業の未来は“ありがたい!” 根本美緒さんインタビュー

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「アグリのじかん」から見える農業の未来は“ありがたい!” 根本美緒さんインタビュー

「アグリのじかん」から見える農業の未来は“ありがたい!” 根本美緒さんインタビュー
最終更新日:2020年03月02日

毎週日曜の朝6時45分から文化放送で放送中の「マイナビ農業presents根元美緒のアグリのじかん」。2019年の10月の放送開始以来、毎回ゲストとしてやってくる農業のトップランナーたちから話を引き出すのは、根本美緒(ねもと・みお)さん。この番組を通して根本さん自身の農業への見方が変わったとか? 根本さんにインタビューしてみました。

【根本美緒さんプロフィール】
フリーアナウンサー、気象予報士。
慶應大学経済学部卒業後、東北放送のアナウンサーに。気象予報士の資格を取得したのちフリーに転向。2009年に結婚し翌年第1子を出産後、夫の転勤のため家族でシカゴに移住。
帰国後の14年4月より『いっぷく!』(TBS)にて朝番組のお天気コーナーを担当。上智大学大学院地球環境学科で気候変動などに関する研究をする一方、3児の母としても活躍中。

農業に挑戦する人々が「ありがたい!」

――アグリのじかんに出演されるようになってもう半年が経とうとしています。これまでいろいろな農業界のトップランナーたちとお会いになって、どんな印象をお持ちですか?

アグリのじかんに出演するようになって、農業の新しい可能性を感じるようになりました。この番組で出会う方々は素晴らしいアイデアを持って農業で勝負をしようと頑張っていますよね。その姿は本当に「ありがたい!」の一言です。
私自身、日本人として「日本の農業を支えなきゃ」という気持ちを持っているので、なるべく国産や地元の野菜を買ったりはしています。でも、なかなか自分が「作る」のは難しいと感じて踏み込めず、消費者にしかなれない。だから、そこに挑戦している方々は素晴らしいと思います。

――根本さんご自身の農業とのかかわりは? 

3人の子の母なので、安心安全で環境に優しい食べ物を、という思いは強いです。ただ、私自身は東京の出身で、あまり農業に関わることなく育ってしまったので、このお話をいただいたときには「農業についてトータルに勉強できるチャンスだ」と思って嬉しかったです。

それに私は今、大学院の地球環境学科というところで、樹木によって熱中症にかかる人をどれだけ減らせるかなどを研究しています。大学時代は環境経済を勉強していてそのころからゴミ問題に興味があり、その後気象予報士になってゴミと温暖化のつながりなど環境のこともわかってきました。
温暖化によって農業も影響を受けていますから、気候と農業のかかわりや品種改良などについても関心があります。

――アグリのじかんで農業に関わるようになってから、農業そのものへの印象は変化しましたか?

はい。農業って、高齢化とか人手不足といったマイナスの面ばかりが取り上げられることが多くて、私自身も日本の農業は高齢の方ばかりがやっているものだと思っていました。でも実際には、この番組でご紹介した方々のように、若い方々が全然違うところからやってきて農業を始めて盛り上げてくれているんだと知って嬉しかったです。
農業に未来を感じる人は結構多いんですね。実は私の友人も39歳で脱サラしてリンゴ農家になったんです。いろいろ苦労しているようですが、頑張っていると聞いています。

収録の様子

そこに並んでいる農産物は「当たり前」じゃない

――根本さんご自身は栽培の経験は?

星形のキュウリを作ったことがあります(笑)。キュウリに星形の器具をはめて育てると星の形になるんですよ! それから、トマトも育ててみましたが、これは失敗しました。農業は難しいですよね。

――ぜひマイナビ農業の栽培方法を紹介する記事で勉強してみてください!

そうします! 次こそは!

――3人のお子さんと一緒に農業体験などもされますか?

はい。やっぱり子供達に土に触れてもらいたいですね。我が家では季節ごとに収穫体験などにはよく行きます。子供たちはすごく喜びますし、自分が収穫したものはよく食べるので。
先日モモの収穫に行ったときは、「手がチクチクする」と驚いていました。新鮮なモモの皮がチクチクするなんて、現場じゃなきゃわからないじゃないですか。ましてや私が食卓に皮をむいて出したら、一生わからない。「農家の方はいつもチクチクしながらモモを作ってくれているのよ」と話しながらモモを一緒に収穫しました。

――お母さんとして農業がこうだったらいいのに、と思うことはありますか?

表示がもっとわかりやすいといいですね。
安全で安心なものを子供達に食べさせたいという気持ちがあるので、どういう栽培方法の野菜か、ということがもっとわかりやすく表示されているといいなと思います。
私はしばらくアメリカで暮らしていた時期があるのですが、スーパーの野菜や果物には「PLUコード」という番号が付いていました。8から始まるのは遺伝子組み換えだとか、3または4で始まるものは化学肥料を使っているとか、基準が明確でとても分かりやすくて選びやすかったですね。
また、野菜の味についての情報が表示されているといいですね。私自身は今年のキャベツは例年より甘いと感じているのですが、そういう情報って店頭ではわからない。時々トマトの糖度が表示されていることがありますけど、そのような表示でその野菜がどんな味なのかとか、どんな調理法に向くのかとか、はっきりわかるとありがたいですね。

――これからまだまだアグリのじかんは続いていきますが、リスナーの皆さん、またはまだアグリのじかんを聞いたことのない方にもメッセージをお願いします。

この番組は、身近な農業に関わる大事な部分を担う人々をご紹介しています。農業関係の方、農業の仕事につきたいと思っている方にはもちろん聞いていただきたいと思っています。さらに、農業に全く関係のない人がこの番組を聞くと、「農業界ではこんな人たちがこんなに頑張っているんだな」と知ることができて、食卓にありがたみを感じることができると思います。私自身は、当たり前のようにお店に並んでいる農産物を買う暮らしの中で、「これはどんな人がつくっているんだろう」と考える機会をもらえました。これからも農業に関わる素敵な方々をご紹介してきたいと思っていますので、ぜひお聞きください。

――根本さん、今後もアグリのじかんでのご活躍を期待しています。ありがとうございました!

 

アグリのじかんは毎週日曜の朝6時45分から、文化放送で放送中!
radikoのタイムフリーでは、一週前の放送を聴取可能。
番組公式HPからこれまでの放送すべてを聞くことができます。
アグリのじかん公式HP

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