直販ECの『OWL』は生産者にもメリット満載! 使わない手はありません!【使っている人に聞いてみた】

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直販ECの『OWL』は生産者にもメリット満載! 使わない手はありません!【使っている人に聞いてみた】

直販ECの『OWL』は生産者にもメリット満載! 使わない手はありません!【使っている人に聞いてみた】
最終更新日:2020年09月16日

少量多品種の野菜を生産して、ネットで直接消費者の方に販売したい! わたくし、ちだはそう思いました。でもでも、悩みは尽きません。手間がかかるのでは?売れないのでは? そして、いないんですよね、身近にネットで直販している農家さん。いろいろな疑問を直接聞ければどんなにいいだろう。ということで、今回は『OWL』(アウル)というアプリを実際に使っている農家さんにアレコレ聞きに行ってきました。結論:使わない手はない。

レッドホースコーポレーション株式会社
千田一徳

大学卒業後、金融機関勤務。 その後、青年海外協力隊を経てIT企業でコンサルタントとなり、現在は静岡県伊豆の国市地域おこし協力隊。 業務の傍ら農業を本格的に始め、無農薬・堆肥栽培を行っている。 また、農業だけではなく農業+IT、ライター、移動カフェなど多様な仕事をナリワイにすることを目指している。

レッドホースコーポレーション 菜菜彩 伊藤総司さんのプロフィール
神奈川県横浜市出身の39歳。農業法人で3年弱働いたのち、秦野市で独立して現在就農14年目。ほうれん草をメインにブロッコリー、カリフラワー、長ネギなど多品種少量の野菜を生産している。販売先は、地元のスーパー、ネット販売、自身が経営している農家レストランなど。農地は約70aほどで総司さん、奥様、研修生が2名の4人で生産、販売を行っている。

産直ECサイト『OWL』(アウル)を実際に使っている伊藤さん

今回取材させていただいたのは、神奈川県秦野市で農園:菜菜彩(なないろ)を営む伊藤総司(いとう・そうし)さんです。生産者が消費者に農産物を直接販売できる産直ECシステム『OWL』を使用しているとのこと。まずは、そもそもなぜ産直ECを使うのかについて伺いました。

レッドホースコーポレーション株式会社

ちだ

そもそも、なんで産直ECを使おうと思ったんですか?
以前からホームページで野菜の販売をして、自分で管理していたんです。ここ数年で産直ECがいくつか出てきたのでそちらに載せ替えた、といった流れですね。

伊藤さん

就農当時、さまざまな販路の開拓を試みていた伊藤さんが直面した問題は「野菜の販売価格の安さ」だったそうです。経営を安定させるために伊藤さんが取った行動は、ホームページでの野菜の直接販売でした。しかしそこにも課題があったそうです。

とにかく管理が煩雑でした。注文を受けて、入金チェックして、収穫して、梱包して、それを発送して、未発送と発送完了の注文を管理して、さらに在庫管理や確定申告用の売上管理なども発生します。早くこういうことを代行してくれるサービスができないもんかなと考えてましたよ(笑)

伊藤さん

ちだ

なるほど。産直ECを使うことには、そういった管理業務が省力化されるメリットがあるんですね。

産直ECを使うことで、農家として成長している実感を得られる

伊藤さんは、産直ECのメリットとして直販する際の業務の省略化に加えて「消費者の方とのコミュニケーションから得られる農家としての成長」をあげてくれました。

産直ECではいろいろな野菜の詰め合わせセットを販売しています。買っていただいた方の反応で、この品種は好評いただけたなとか、逆にこちら側が「これは気に入ってもらえるのでは」と思ったものが期待したほどリアクションが無かったりということもあります。

伊藤さん

伊藤さんはこうしたフィードバックを元に作付する品種や数量を変更することもあるそうです。

ちだ

消費者の方と「野菜を一緒に作っている感」があるんですね! 買ってくださる方との結びつきが強くなる気がします。
本当に勉強させてもらっています。農家が消費者のニーズを直に知るというのは意外と難しいですが重要なことなので、これは産直ECのメリットだと私は考えていますよ。

伊藤さん

なんでOWLを使うの?ぶっちゃけメリットデメリット聞いてみた!

産直ECのメリットを肌で感じられている伊藤さんにさらに突っ込んで「なぜOWLを使っているのか」を聞いてみました。すると、OWLならではのメリットが2点あることを教えてもらうことができました。それは

  1. 手数料が10%と安い
  2. 手間がかからない


ということなんだそう。

OWLは手数料が「10%」で安い!

産直ECを利用して野菜が売れると手数料が引かれます。手数料はサイトによって異なりますが、OWLはなんと10%!

ちだ

直売所とかだと手数料が15%や20%なんていうところもあるのに、産直ECで10%とは…
お、お安い!!
野菜は単価が高いものではないので、手数料が低く設定されているのは農家にとってはありがたいですね。自分で全部管理する手間を考えると「10%? ぜひぜひお願いします!」という感じです。

伊藤さん

■ポイント1:OWLは手数料が10%とお安い!

OWLは手間がかからない!

生産者が産直ECを使う際、出荷までの流れはこんな感じです。

  1. スマホに注文通知が届く
  2. 運送会社から発送伝票が届く
  3. 野菜の収穫、箱詰めをする
  4. 運送会社が集荷に来るので、箱を渡す
  5. 「発送完了」の手続きをする

しかし、OWLだと「5」の「発送完了の手続きをする」というのが無いそう。

OWLの発送完了までのフロー

ちだ

か、かなり細かい部分ですが、これが農家さんにとっては大きな違いなんですか?
やはり、1つでもプロセスが省略されるというのは大きいですよ。
「発送完了をしたか否か」を管理するのって意外と面倒なので、その点を考慮しなくていいのは出荷者にはメリットですね。
また、発送伝票を運送会社さんが届けてくれるので自分で伝票を作成する必要がないというのも出品者にとってはいい点です。

伊藤さん

ちだは想像してみました。

目の前に注文の一覧表があります。
1つの野菜セットを発送しました。発送したら、完了したことが分かるように赤ペンで横線を引きます。人間というのは、ミスをする生き物です。
忙しくて線を引き忘れるかもしれません。違う注文のところに線を引いてしまうかもしれません。心配性だと、線をちゃんと引いたかの確認作業も。

しかし、OWLなら発送すると自動で線を引いてくれる。不安要素が一つ減って、心に優しい。
そういうイメージですね。痒いところに手が届く感じがしていいですね!!

■ポイント2:OWLは発送済の管理をする必要がない!

OWL iOS版

OWL Android版

ここだけは直して!

手数料が安いのに便利なOWL、使わない手はないじゃ無い感が大きくなってきました。
でもでも、デメリットも知っておきたいのが人情ですよね。

アプリでしか使えない(*1)ので、パソコンでも使えるようにして欲しいですね。どこでも簡単に見られるのは、良いなと思いますが、 買ってくださった方からのコメントを返信する際には伝えたいことがたくさんあるのでスマホよりもパソコンの方がいいですね。

伊藤さん

*1:owlは現在Androidアプリ、iPhoneアプリとして提供されている。

一部の機能をPCでも操作できるように検討中です。新しくリリースしたサービスだからこそ、ユーザーの声から日々アップデートしています。

■OWLのここだけ直してポイント:PCでも使えるようにして欲しい!

OWLってどんなサービス?

伊藤さんが実際に利用しているOWL、かなり良さげじゃないですか。利用者側のお話が聞けたので、今度は作ってる側の話も聞きたい!!ということで、OWLの担当者である塩谷さんにお話を聞いてみました。

■プロフィール
塩谷暁理(しおたに・あかり)さん。OWLを開発しているレッドホースコーポレーション株式会社で、主にOWLに出荷している農家さんなどのサポートを行なっている。

ちだ

OWLってどんなサービスなんですか?
日本全国の生産者の方から野菜やお米、加工品などを直接購入することができるプラットフォームサイトです。

塩谷さん

なるほどなるほど。って、ここで引き下がるちだではありません。産直ECって他にもあるじゃないですか。OWLは他の産直ECとどう違うのかさらにさらに聞いてみました。

OWLは「日本全国の魅力ある地域を盛り上げたい」という思いを持ったサービスです。自治体の方とも協力して「地元の自慢の一品」の購入を機会に、消費者の方が商品だけではなく「地域と関わりを持っていただける」ような展開をしています。

塩谷さん

ちだ

地域と関わりを持ってもらうような展開、とは具体的にどんなことをやられているのですか?
OWLは、生産者の方に本来の利益を確保していただくことで結果的に地方創生に結びつくと考えています。こういった思いに賛同いただける自治体に協力してもらっています。

塩谷さん

ちだ

自治体の協力とは!?
自治体から生産者さんや事業者さんの商品をご紹介いただいています。そういった商品を「自治体公認商品」として取り扱うことで消費者の方により地域のことを感じていただくようなサービスにしています。

塩谷さん

レッドホースコーポレーション株式会社

OWLのページを開いてみると、商品を検索する際に野菜や米などのカテゴリー以外に自治体から探すことができます。産直ECは「農家さん個人と消費者個人がつながる」というイメージがあったので「地域と消費者がつながる」という切り口は確かに特色を感じます。

ちだ

僕の自治体は、まだOWLさんへ参加していないようです。僕は出品できないってことですか…?
そんなことは一切ないので安心してください! 生産者さん、事業者さんは参加自治体に関係なくご登録いただけますので。

塩谷さん

消費者としては、通常の産直ECのように生産者さん個人をフォーカスもできるし「自治体」という面でもフォーカスできると言うことですね。選ぶ基準が増えて嬉しいですね!

今なら、送料が全国一律300円!?

なるほどなー、おもしろいなーとOWLのサイトを見ながら話を聞いていた私、とんでもないことに気がつきました。

ちだ

そ、そ、送料がさ、さ、さ、さんびゃくえん??

レッドホースコーポレーション株式会社

そうなんです。まだサービスが立ち上がったばかりということもあり、より多くの方に日本各地のおいしさをお届けしたいという思いから、現在 送料を一律300円に設定しています。

塩谷さん

*3月25日時点  送料は事前の告知なく変更する可能性があります。送料は購入者負担になります。

ちだ

農家さんにとっては、手数料が10%でハッピー!
消費者にとっては、送料がお安くてハッピー!
ハッピーすぎる…

トーク機能で潜在消費者とコミュニケーションを!

伊藤さんは消費者の方とコミュニケーションを通して農家として成長している実感を得られると話していました。OWLでも「トーク機能」というものを使って消費者とのコミュニケーションができるそうです。しかしここでもOWLならではのポイントがありました。

トーク機能で購入後にフィードバックをしていただくということはもちろんできます。加えて、消費者の方は購入前から生産者の方に質問することもできるんです。

塩谷さん

ちだは、消費者の方と事前にコミュニケーションをとることで3つのメリットがあると思います。
・消費者の疑問に事前に答えられるので、購買につながりやすい
・量、品種などニーズを事前に把握できるので、経営の改善につなげやすい
・コミュニケーション量を増やすことで、ファン獲得につながりやすい

ちだ

SNSで一方的に発信するよりも、とっても効率的なコミュニケーション方法だと思います!

出品者登録に少しだけ時間がかかるので注意を!

出品者にとっては
・手数料が安く
・システム利用の手間が少なく
・購入者が支払う送料が安いので集客が見込める

というOWLですが、出品できるようになるまでに少し時間がかかるということを理解していただきたいとのことです。

OWL上でご登録いただいてから、実際に出品できるようになるまでおおよそ1カ月ほどいただいています。これは、出品者様の利便性向上のためにOWLとヤマト運輸様とでシステム連携を行う必要があるためです。

塩谷さん

ちだ

このシステム連携期間があるから、伊藤さんが言っていた「発送完了連絡をしなくていい」というメリットにつながるんですね。じゃあ、収穫できる前に登録だけでも早くしておかなくちゃ!!でもなぁ…なんとかならないですかねぇ(チラッ
よくぞ聞いていただきました! 実は、近々自前の配送システムも稼働予定なんです!!

塩谷さん

ちだ

と、いうことは?
これが稼働すると、出品者の方が登録後すぐに出品できるようになる予定です!!

塩谷さん

ちだ

きたー! システムに機能を追加するって大変なんですけど、ありがたい話です。
ただ、稼働までにはまだお時間をいただきたいのでぜひぜひお早めの登録だけでもしていただけたらと思っています。もちろん、伊藤さんに指摘いただいた「PCでの利用」も改善を進めています!

塩谷さん

ちだ

作って終わり、だけではなく常に改善を続けられているのは素晴らしいと思います!

メリット満載のOWLを使わない手はない

これから農家になりたい、または今農業をしていて経営を安定させたいという方が最近よく目にする言葉があると思います。
それは「自分のファンを作ろう」ってやつです。でも「何したらいいのかピンとこない」ということはないでしょうか。

頑張ってチャレンジしようとしたものの、SNSを駆使しろと言われるけど、「SNSにはいろいろな種類があるからどれを使えばいいのかよく分からない。」「直売イベントに出店してリアルなコミュニケーションを増やそうって言われるけど、仕事が忙しくて時間が取れない。」ということはないでしょうか。

ちだは「自分のファンを作るため」に「OWLを使ってみる」ことが1つの手段だと感じました。その理由は、3つです。

  1. 消費者とのコミュニケーションが取れる
  2. SNS等を活用する目的は、消費者とのコミュニケーションをとることです。OWLでもトーク機能を使って購入前からのコミュニケーションが可能です。

  3. 管理業務の労力・時間をカットして、通常業務に集中!
  4. 生産者がやることは、注文を受けたら収穫、梱包をするだけです。発送伝票は送られてくるし発送が終わったら何もすることはありません。
    つまり、割く時間が限りなく少なくて済みます。

  5. 手数料が低く抑えられているので利益が残る
  6. 経営のためにとファン獲得にチャレンジしても、赤字では続きませんよね。
    OWLなら手数料が10%と低く設定されているので、続けることも容易になります。

現時点ではメリット満載のOWL、使わない手はありません。出品者登録に少し時間がかかるので、思い立ったらすぐ登録! ですね。

レッドホースコーポレーション株式会社

お問い合わせ先

レッドホースコーポレーション株式会社
TEL:03-5144-5721(代表)
Email:info@owl-food.com

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取材協力
菜菜彩(なないろ)

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