「手荒れをなんとかしたい!」そのお悩みを解決したのは微酸性電解水
牛任せで育てられたストレスフリーの乳牛から、風味豊かな品質の高い牛乳を全国に提供している『なかほら牧場』では、牛乳瓶の洗浄やヨーグルトのカップなどの容器の除菌に微酸性電解水(以下:電解水)を使っています。カップの除菌は、電解水を大きな水槽に貯め、そこに容器を浸漬させ、1分間程で取り出す作業です。
機械を導入して2年程経つが製造スタッフからは満足の声が上がっています。
以前は、容器の除菌作業には次亜塩素酸ソーダ(次亜ソー)を使っていましたが、塩素による手荒れが問題になっていました。長い手袋で保護をして、深い水槽の中に手を入れる作業なだけに肌にどうしても触れてしまいます。塩素濃度を低くすることができないため、手荒れは防げなかったといいます。
しかし、電解水は塩素濃度の持続性が低いため肌に優しい特性を持っています。電解水導入後は、手荒れの問題が解消され、長い手袋も必要なくなり電解水は除菌作業に欠かせない機械になりました。
更に、容器の塩素臭残りは、デリケートな味わいの牛乳やヨーグルトの品質を落としかねない重大な問題です。
「次亜ソーを使っていたときは、すすぎを十分行い、臭い残りに神経質になっていたが、電解水に替えてからはその心配がなくなり助かっている」という製造スタッフの岡田さん。
電解水の大きな特長は、次亜ソーと同等の殺菌力を持ちながら、有機物に触れると塩素成分が分解され、ほぼ水の状態に戻ります。そのため塩素臭がなくなり、生食用の食品殺菌に大きな効果を発揮します。
作業時間短縮という面でも電解水は貢献しています。次亜ソーでの除菌作業にかかる時間は、水槽への貯水や塩素濃度の調整、除菌時間などで約2時間程。比べて電解水は1時間半程で終わります。
30分の改善ですが、一日に数回に分けて除菌作業を行う『なかほら牧場』では、大きな時間削減になります。スタッフ責任者の牧原さんは「働き方改革も意識しているので、この作業時間短縮は非常に助かっている」と言います。
また、新人教育でも以前は次亜ソーの取扱から塩素濃度の測り方など、慣れるまで先輩スタッフが付きっきりでしたが、電解水を導入してからは、機器操作を教えるだけで、すぐに任せることができると言います。
電解水は、安心安全な商品を手助けする水だけでなく、作業スタッフのより良い作業環境の実現にも貢献します。
【取材協力】
岩手県下閉伊郡岩泉町 なかほら牧場
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