日本有数のギガファームで、酪農から始まる循環型産業を体験する3日間

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日本有数のギガファームで、酪農から始まる循環型産業を体験する3日間

日本有数のギガファームで、酪農から始まる循環型産業を体験する3日間
最終更新日:2020年05月20日

北海道・十勝の上士幌町で事業を展開する『農業生産法人 有限会社ドリームヒル』。牛を育てるだけでなく、敷地内にはバイオマス発電所、ビニールハウス、アイス工房があり、少し離れた市街地では、スイーツショップやカフェレストランまで経営しています。すべての根本は“酪農の可能性を追求したい”という真っすぐな思い。ここでの3日間のインターンシップは、酪農の最先端で何が起こっているかだけでなく、酪農が持つ可能性や酪農の未来を感じる絶好のチャンス。その一端をご紹介します。

インターンシップ情報
新しい酪農スタイルに積極果敢に挑戦しています。
新しい酪農スタイルに積極果敢に挑戦しています。
東大雪の山並みの下で、自然を満喫しながら仕事が出来ます。現在の主な挑戦として、搾乳ロボットを中心とした牛舎自動化戦略、家畜ふん尿資源由来のエネルギーを使った果物栽培、アイス・焼菓子製造とレストラン事業など、牛を元に大き…

2003年にわずか400頭から始まり、日本有数の生乳生産量を誇る牧場へ

どこまでも広がる雄大な大地。空の青さと畑の緑や土の茶色。冬は一面の真っ白な世界。北海道と聞いて思い描くイメージがそのまま眼前に広がるのが、ここ十勝の上士幌町にある『農業生産法人 有限会社ドリームヒル』。

2019年は北海道で2番目、全国で3番目に多い出荷乳量を誇り、メガファームを超える“ギガファーム”とも呼べるほどの生産規模を誇ります。

広大な敷地の中で約90名の従業員が世話をするのが、3600頭の牛たち。牛舎の数は22棟。搾乳をするロータリーパーラー舎も2棟あります。3時30分から26時まで止まることなく稼働し続け、従業員は3シフト制で対応しています。

同社が誕生したのは2003年。年間1万tの出荷量を目指して、4軒の酪農家が共同経営をスタートし、現在は年間2万9000tの出荷量を誇るまでに急成長しました。牛も各農家がそれぞれ飼っていた約100頭の牛を集めてわずか400頭程からスタートしましたが、今ではその9倍近い頭数にまで増えています。

50頭収容のロータリーパーラー。敷地内にはこれが2棟。搾乳体験はここで行います

牛の餌用に栽培しているデントコーンと牧草の畑は、約800haの広さ。東京ドーム約170個分

このように聞くと、急激な生産量拡大=売上拡大を目指してきたようにも思えますが、その根底にあるのは“酪農の可能性を追求する”という真っすぐな思い。牛の糞尿から1日に330Wを発電する敷地内のバイオマス発電所も、その余熱を生かしたビニールハウスで栽培するいちごやブドウも、生乳本来の風味とおいしさを広く知ってもらうために六次産業として運営するアイス工房も、生乳と果物で作った洋菓子やジェラートを楽しめるスイーツショップ『ドリームドルチェ』も、すべてはこの“酪農の可能性を追求する”という思いの延長上にあり、酪農から始まる循環型の産業が一つの会社の中で形作られています。

新型コロナウイルスの影響に伴い、延期になってしまいましたが、食育の一環として地域の幼稚園児を招き、ビニールハウスでのいちご狩りも予定されていたそうです。これも酪農が持つ可能性や広がりを地域の子供たちに気付いてもらうための1つの機会なのです。

スイーツショップ『ドリームドルチェ』

日本有数のギガファームだからこそ体験できる、驚きや発見がたくさん

ドリームヒルで行われるインターンシップは3日間のコース。基本的なプログラムは下記の内容になっています。搾乳や給餌といった酪農の基本的な体験ができるほか、センサー技術を生かした全自動搾乳機など酪農の最先端に触れる施設見学、直営店舗での和牛ランチまで楽しむことができます。

【1日目】
送迎/帯広空港13:50着(東京羽田12:15発)
オリエンテーション/インターンシップ生・実習担当社員の紹介、全体スケジュール説明、会社概要説明

【2日目】
午前/施設見学(ロータリーパーラー、ロボット牛舎、バイオガスプラント、ハウス栽培、哺育、和牛牛舎、直営店舗)
昼食/従業員食堂にて
午後/現場実習(哺乳・給餌・搾乳)
レポート記入

【3日目】
午前/現場実習(繁殖、哺育)、レポート記入
昼食/同社経営の飲食店にて昼食
送迎/15:30帯広空港発

初めての搾乳体験も、先輩スタッフが見守ってくれているので安心して取り組むことができます

施設見学のビニールハウスでは、とちおとめ、おいCベリー、もういっこ、ゆきララと4種類ものイチゴが栽培されていました

巨大な牛舎に餌を巻いていくマシン。運転はできませんがコックピットに座り、給餌の様子を見学できます

先輩スタッフの優しさや働きぶりを見て、ここで働きたくなるはず

インターンシップ中に、面倒を見てくれる先輩社員の一人が、伊波賢尚(いはよしなお)さん。沖縄から北海道上士幌に移住し、ここで働き始めて4年目。もともと動物が好きだったことと、修学旅行で北海道を訪れてその魅力に触れたこと、そして人との出会いやタイミングという人生の妙が伊波さんを遠く北海道まで運んでくることになりました。沖縄では、マッサージ師をしていたという異例の経歴。今は2機のロータリーパーラーの現場リーダーを任せられています。

休みの日はカメラを持って層雲峡や然別湖、糠平湖などへ。雄大な北海道の景色の中をドライブするのが、リフレッシュにつながっているそうです

牛の様子を観察し、体調が悪くないか発情していないかを確認して、治療に回すか授精に回すかを判断するのも伊波さんの仕事。どうやってそれを見極めるのか質問してみると、「顔や様子を見たら分かりますよ」と優しい顔で答えてくれました。

「え、顔で分かる?」と思わず大きな声が出てしまいましたが、調子が悪い牛は、目の周りが窪んでいるそう。また発情している牛は向こうから、寄ってくるそうです。ただし相手は600㎏以上の大きさ。乗りかかってこようとする時もあり、扱いを間違えると大怪我につながってしまうのでやはり経験が必要です。伊波さんは人工授精師や獣医師の補助もしており、その様子は、インターンシップ中に見学ができます。

寝床から食事まで。滞在中の環境もギガファームならではの充実度

インターンシップ中に2泊する宿は、敷地内に5つある社宅の1部屋です。新しくて清潔。テレビも洗濯機もバス・トイレも付いています。慣れないインターンシップの疲れもしっかり取ることができます。快適過ぎて、翌朝の寝坊に注意です。隣にある事務所棟にはカラオケルームもあり、従業員なら誰でも自由に使うことができます。

実際に宿泊する部屋。広くて快適。首都圏でこの広さの部屋を借りる時の家賃を考えると、福利厚生の充実振りが分かるはず

滞在中にいろいろとお世話をしてくれる執行役員・総務部長の小椋幸広さん(右)と畠山尚史さん(左)

食事が充実しているのもうれしいポイント。2日目は敷地内の社員食堂で。ずらり並んだ料理の中から好きなものを好きなだけ取って食べるビュッフェ形式です。ちなみに先輩社員の伊波さんが好きなのは角煮。メニューの中に並んでいるときは角煮ばかり食べているそうです。食後はチョコチップ、桜いちご、かぼちゃなど6種類のジェラートを食べ放題です。


最終日3日目のお昼は、牧場から車で10分、自社経営のカフェレストラン『ドリームラッテ』にて。カットステーキやハンバーグ、すき焼きなど、自社牧場で育てた黒毛和牛を使ったメニューが豊富にそろいます。ドリームヒルが追い求めている”酪農の可能性”を五感で実感できるはずです。

ふるさと納税の寄付金を原資にした、子育て支援の取り組みが全国的にも注目されている上士幌町。移住を検討している人からも熱い視線が注がれるエリアです。毎年夏と冬には、バルーンフェスティバルが開かれ、バルーンに乗って十勝平野を見渡すことができます。糠平温泉や然別峡温泉などマニアからの評価が高い温泉もすぐ近く。人生の中の3日間、ぜひ上士幌へ足を運んでみてはいかがでしょうか?遠く沖縄から上士幌にやってきた伊波先輩のように、ここでの3日間の体験が、あなたが今いる場所から新しい可能性の世界へと運んできてくれる、きっかけになるかもしれません。

【お問い合わせ先】
農業生産法人 有限会社ドリームヒル
電話:01564‐9‐2055
FAX:01564‐9‐2077
Email:recruit@dreamhill.co.jp
HP:http://www.dreamhill.co.jp/

◆インターンシップに関するお問合せはこちら

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