牛を大切にする心を第一に。酪農の楽しみを知るインターンシップ

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牛を大切にする心を第一に。酪農の楽しみを知るインターンシップ

牛を大切にする心を第一に。酪農の楽しみを知るインターンシップ
最終更新日:2020年07月06日

北海道の東側、オホーツクエリアにある置戸町は、森と田畑に囲まれた自然豊かな地域です。畑作・林業とともに酪農も盛んで、町内では約50戸の酪農家が高品質な生乳の生産に取り組んでいます。北海道らしい景色が広がるこの町で、代々酪農業を営んでいる『有限会社小山牧場』。約200頭の牛、一頭一頭に愛情を注ぎ、丹精込めて育てています。この牧場で実施するインターンシップについて、代表の小山勇樹さんに伺いました。

インターンシップ情報
牛を大切にする心を第一に。酪農の楽しみを知るインターンシップ
牛を大切にする心を第一に。酪農の楽しみを知るインターンシップ
北海道の東側、オホーツクエリアにある置戸町は、森と田畑に囲まれた自然豊かな地域です。畑作・林業とともに酪農も盛んで、町内では約50戸の酪農家が高品質な生乳の生産に取り組んでいます。

一頭一頭を大切に。牛のためにできることを

『有限会社小山牧場』では、約200頭の牛を家族とスタッフで飼育しています。2015年に牛舎を新築して、搾乳ロボットを導入。徐々に経営を拡大しながらも、従来からの“牛を大切にする”姿勢を変えることなく、一頭一頭それぞれに愛情を注ぎ飼育しています。

このような特長をよく表しているのが、それぞれの牛に名前を付けて管理をしているというエピソードです。小山代表は「耳標(個体識別番号)を見なくとも、どの牛か分かる」と話します。現在の牛群からさらに母系統をさかのぼって、2000~3000頭の牛の名前と系統を記憶しているのだそうです。代表の背中を見ているからか、牧場で働くスタッフも、牛の名前と特徴を記憶するようになったそうです。『有限会社小山牧場』で過ごす日々の中で、牛の観察方法や個性の見付け方も学ぶことができそうです。

フリーストール牛舎から出て自由に餌を食べています


牧場の中心を望んで

共進会への参加で、新たな牛の魅力を発見

“牛を大切にする”姿勢は、代表が注力する共進会の成果へと繋がっています。共進会とは、牛の優劣を競う大会のことで、ホルスタインやジャージー、和牛など、それぞれの種ごとに全国各地で開催されています。

『有限会社小山牧場』は、これまでに多くの牛を道内各地の共進会に送り出し、数々の賞を受賞してきました。2011年には、全道大会でグランドチャンピオンを獲得。共進会に出品する牛は、容姿や骨格・乳房バランスなど見た目の良さだけでなく、乳用牛としての資質や長命連産性においても秀でていて、かつリードマン(牛を引いて歩く人)とよく意思疎通できる牛でなければなりません。

ここでは、同様の飼養管理を行う牛群の中で、特に共進会向きの牛を選定し、共進会の時期が近くなると毎日牛体を洗い、出品に備えます。つまり、初めから特別な牛を特別な方法で育てるのではなく、すべての牛を等しく大切に扱っているのです。また、牧場全体で共進会への取り組みを進めているので、出品のための準備から、牛をより良く見せるための毛刈りまで、スタッフも参加できます。出品時のリードマンをスタッフに任せることもあるそうです。

「インターンシップの時期が共進会の開催時期と重なった場合には、インターンシップ生も共進会に参加できる」と小山代表。共進会に参加することで、普段の業務とはまた違った角度から、乳牛の魅力を見付けることができます。

インターンシップの内容

インターンシップの期間は、2泊3日から最大で1週間まで。1回の日程で1人ずつをインターンシップ生として受け入れます。

1日の流れは次の通りです

【5:30~9:30】
ミーティング(朝の打ち合わせ)ののち、搾乳、育成牛・子牛への給餌、哺乳、掃除など
【9:30~15:00】
基本的に休憩の時間です。牛舎の見学や体験はこの時間に行います
【15:00~19:00】
給餌、育成管理、搾乳(17:30~)
【19:00~】
ミーティング(1日の振り返り)

2日目以降は、作業をする牛舎を変えながら、同様の流れで作業に当たります。
住居は農業者のみが入居できる、町営のアパートを無料で利用でき、キッチンで自炊も可能です。牧場から車で5分程度の場所にコンビニもあり、生活に不自由を感じることはないでしょう。

つなぎ飼いとフリーストール&ロボット搾乳、両方の飼養管理を学ぶ

『有限会社小山牧場』では、頭合わせのつなぎ牛舎と搾乳ロボットのあるフリーストール牛舎の2つの牛舎で経産牛を飼育しています。搾乳ロボットのある牛舎は、牛が自由に牛舎内を闊歩して、牛自身が搾乳機のある場所に入り、自由に搾乳されます。

つなぎ牛舎内

つなぎ牛舎では、人が牛1頭ずつ搾乳機を装着して搾乳します。両方の飼養管理方法、搾乳方法を学ぶことができるので、将来どのような牧場で働きたいか、またどのような形態の牧場を拓くことができるのか、といった問いのヒントも得ることができるはずです。

共進会での受賞歴のある牛とスタッフの角川さん

スタッフの角川さんもインターンシップを通じて『有限会社小山牧場』へ入社した1人。
「最新のテクノロジーを活用した新しい形の酪農と、個体管理が容易な従来型の酪農、どちらにも触れることができる貴重な機会です。共進会に興味がある方はもちろんのこと、酪農初心者でも大丈夫。これから酪農業に関する仕事を始めてみたい方にも、意義深いインターンシップになるに違いありません。牛を大切に扱う牧場の実際を見ることは、貴重な経験となりますよ」とご自身の経験から語ってくれました。

北海道の雄大な自然と清涼な空気の中で、動物と触れ合う毎日を体験してみてはいかがでしょうか。

餌の牧草を耕作する広大な土地も隣接しています


会社名:有限会社 小山牧場
住所:北海道常呂郡置戸町川南281-2
tel:0157-55-2212
小山社長携帯tel : 080-5581-0547
E-mail:ru8s7pegbnwzfz069qhb@docomo.ne.jp

◆インターンシップに関するお問合せはこちら

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