県内最大規模の養豚農場で完全週休2日制! 女性スタッフ活躍中! 女性社長が掲げるワークライフバランスに迫る!

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県内最大規模の養豚農場で完全週休2日制! 女性スタッフ活躍中! 女性社長が掲げるワークライフバランスに迫る!

県内最大規模の養豚農場で完全週休2日制! 女性スタッフ活躍中! 女性社長が掲げるワークライフバランスに迫る!
最終更新日:2020年05月21日

「臭いがしそう」「大変そう」「力仕事が多そう」「休みがなさそう」…そんな養豚農場のイメージを打ち破るような会社が熊本県菊池市にあります。養豚事業で50年の歴史を持つセブンフーズ株式会社。86名の社員を率いるのは女性社長の前田佳良子さん。業界で先進的な循環型農業に取り組むだけでなく、完全週休2日制やロングバケーションの導入など労働環境の向上にも力を入れています。同社の取り組みや働く魅力について取材しました。

若い人が誇りを持って働ける会社を作りたい

熊本県菊池市に本拠地を置くセブンフーズ株式会社。6つの養豚農場で母豚2000頭、年間出荷数5万頭という県内トップクラスの規模を誇る企業です。創業は1970年。その後1992年に現社長・前田佳良子氏の父親が事業を継承すると共に、セブンフーズ株式会社に社名変更。2004年、現社長が事業をすべて引き継ぎました。現在、アニマルウェルフェア(動物福祉)や環境に配慮したセブンフーズ式農業に取り組んでいます。

同社がここまでの事業規模に拡大したターニングポイントは2007年にさかのぼると言います。「2007年から11年の5年間で、生産規模を20倍にしました。きっかけは、売上の数を持って安定的に提供をしていかないと、有利に販売ができないこと。また家族経営から企業経営に転換する中で、人材育成のバランスも考えました」と話す前田社長。そこで求められたのが、働く人にとっての快適な職場環境づくりです。それまでの3Kのイメージから脱却し、若い人たちが誇りを持って働けるような会社づくりへの取り組みが始まりました。

セブンフーズ式先進的な循環型農業を実現

同社の先進的な取り組みを代表するのが、「セブンフーズ式農業」と呼ばれる持続可能な資源循環型農業です。「畜産物を生産する上で発生する堆肥や臭気、豚が口にする食べ物の入手経路までこだわっています」と話すのは、人事の前田元気さん。

セブンフーズ株式会社 人事部の前田元気さん

実際、セブンフーズの農場は、臭いが少ないのにびっくりする人が多いそうです。通常、豚の糞尿は浄化槽で処理をしますが、同社では独自開発した発酵床(バイオベッド)を敷き詰めた豚舎で飼育しています。発酵床とは堆肥におやくずやもみ殻を混ぜて発酵したもので、糞尿した途端に発酵処理するため、臭いも発生しないということです。

また同社では、豚の飼料も自社製造しています。飼料の材料には、野菜を納入した工場の未利用の資源も含めることで、環境への負荷軽減に貢献しています。排泄物や発酵床でできた完熟堆肥を利用し、20haの自社農場でキャベツを栽培。そのキャベツを、食品製造会社に納品するという循環型食品ループが構築されているのです。

もちろん、飼育する豚への配慮も忘れません。ヨーロッパから導入されたアニマルウェルフェアという観点から、動物にとっても過ごしやすい環境を与えるようにしています。広々とした豚舎には発酵床が敷き詰められ、豚たちは同じ部屋で自由にのびのびと動き回っています。通常、狭い柵に閉じ込められる母豚も、出産まで広い豚舎にいます。ストレスの少ない環境で、愛情たっぷりに育てられているのです。

ハイジに憧れて農業の道へ。交配の仕事に喜びと誇りを感じています。


入社して3年目、交配班班長として養豚のすべての基盤となる仕事を任されている津口南海美(つぐちななみ)さんに話を聞きました。

幼い頃からアルプスの少女“ハイジ”に憧れていたという津口さん。福岡農業高校を卒業後、一度はホテルに就職したものの、農業の夢を諦めきれずに福岡農業大学総合コースに再び進学しました。就職活動をする中で合同説明会に参加。「女性が社長だったところに興味を引かれました。説明会にも女性の先輩社員がいて、話がしやすく雰囲気も良かったですね」と入社のきっかけを振り返ります。

動物が好きとはいえ、養豚は未経験。しかも交配の担当。戸惑いはなかったのでしょうか? 「女性は分娩の担当になることが多いと聞いていたので、最初は『できるかな?』という不安もありました。それでも女性の交配担当者などからいろいろと話を聞くうちに、やってみようと思いました」。そんな津口さんは現在、1000頭の母豚の管理と種付けを担当しているそうです。

津口さんの1日は、豚舎の見回りから始まります。朝は寝ている母豚が多いので、豚舎内の温度や環境を確認。流産している豚はいないか、体調の悪そうな豚はいないか注意深く見て回ります。母豚の発情を見つけたら、別の部屋に移動し、人工授精を施します。この時、精液を注入するカテーテルが清潔な状態でないと、母豚が炎症を起こして、その後妊娠・出産ができなくなるので、細心の注意が必要だそうです。
「豚は感情表現をする動物で、頑張って管理をすればするほど応えてくれます。デリケートな生き物なので、いい環境が作れれば、豚もおだやかになります。特に母豚は、環境が悪いと流産してしまうことがあるので、妊娠のステージに合った環境を整えるようにしています。もちろんオス豚の管理など体力が必要な部分は男性にお願いすることもありますが、女性だからこそ男性が気付かないような豚の小さな変化にも気付いてあげられるのではないかと思っています」。

そんな津口さんも入社当時は、生産性が低下した豚を出荷させることになり、悲しかったといいます。「足が悪くなったりすると出荷の対象になってしまうことに、最初は葛藤もありました。だからこそ、そうならないために母豚を一生懸命管理してあげることが大切だと思うようになりました」。

「まだまだ交配の仕事は、女性が担当する部署としては浸透していませんが、そういう仕事を任せてもらっていることに誇りを持って仕事をしています。当社は女性が多く、いろいろな部署で活躍しています。結婚・出産した先輩が職場復帰し、時短勤務で働いていることも励みになります。休憩室やシャワー室など女性に配慮した設備も助かっています」。今後は、これから入ってくる後輩の力になれるような存在、いてくれて良かったと思われるような存在になりたいとのこと。「農業の仕事は3Kと言われていますが、最近はどんどん状況が変わってきています。当社も、臭いを少なくする取り組みをしたり、ロングバケーションが取れるようになってきました。汚れることはあるけど、頑張った分は返ってくる仕事です。興味のある人はぜひ挑戦してほしいですね」。

完全週休2日制やロングバケーションも導入

セブンフーズでは、ワークライフバランス制度を取り入れ、女性が結婚・出産しても働きやすい職場づくりに取り組んでいます。完全週休2日制度や年間9日間までのロングバケーションの導入のほか、有給休暇の取得率も高いそうです。プライベートの充実が、仕事のパフォーマンス向上につながると期待されています。

また前田社長の「男女間での労働格差があってはいけない」という強い思いから、「女性にはできないだろう」「厳しいだろう」などと、女性が活躍する場所を周囲が勝手に決めつけないのが会社のモットー。「設備投資やシステムの投資でリスクが回避できるのであれば、そこに投資して女性を送り込むようにしたいと考えています」

セブンフーズ株式会社 社長の前田佳良子さん

さらに今年4月から外部コンサルタントを招聘し、幹部を対象にした人事評価制度を導入。評価の見える化や賃金テーブルの公開により、ライフプランを自ら設計できるような仕組みづくりにも取り組んでいます。また、社員が何をしたのかを結果以上に重視する制度も取り入れました。「会社に属している人が全員、会社にいることにメリットを感じてほしい。
会社は人で成り立っているし、人で立つ会社でありたいと思っています。社員一人ひとりが考えることで、会社も成長し続けたいですね」と前田さん。

そんな同社では現在、やる気のある人材を募集中です。求めるのは、会社の思いに共感し、主体性を持って働ける人、他人を尊重し協調性のある人。

「養豚は奥の深い仕事です。繁殖や肥育などステージごとに習得しながら、その人の能力や適性に応じて部署に配置し、人材に合わせて特徴のある育成をしていきます。これからもIT 化や働き方など最先端のことに常に挑戦しながら、社員と共にさらに進化していきたい」と前田社長。

持続可能な社会づくりという大きなテーマに対し、最新のテクノロジーを活用しながら課題解決に真正面から取り組んでいるセブンフーズ。「女性だから」「未経験だから」「大変そうだから」といった先入観や既成概念を一度取り除いて、まずは見学してみてはいかがでしょうか。


セブンフーズ株式会社
熊本県菊池市旭志麓迎原2105
TEL:0968-37-4133
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