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手に職をつけたい人必見! 酪農のプロを育てる「JAてしお」とは?

手に職をつけたい人必見! 酪農のプロを育てる「JAてしお」とは?

日本最北の大河と言われる北海道・天塩(てしお)川の下流に位置する天塩町は、豊かな自然条件を生かし、酪農が盛んな地域です。この地で欠かせない存在となっているのが「酪農ヘルパー」。多岐にわたる酪農家の仕事を支えています。天塩町では、酪農ヘルパーを天塩町農業協同組合(以下、JAてしお)の準職員として迎え入れ、酪農界でのステップアップも可能にしています。実際に活躍する職員さんに話を聞くと、志向性やバックグラウンドを尊重した多様な働き方が見えてきました。

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家畜人工授精師としてキャリアアップを実現!

JAてしおに所属して、酪農業界内でのキャリアアップを実現したのは家畜人工授精師の資格を取得し、活躍する結城慎也(ゆうき・しんや)さん。

結城さんは9年間の酪農ヘルパーの経験を積み、家畜人工授精師の資格を取得しました。実家が酪農業を営んでいたため、継ぐ予定もありましたが、JAの職員として人工授精の技術を生かしていきたいとの気持ちが次第に大きくなっていたと言います。

「9年間の酪農ヘルパーを通じて多くの酪農家との出会いや感動があり、その貴重な経験をもっと積み重ねたいという思いから家畜人工授精師へのステップアップを決断しました。JAてしおでは、やる気のある人にはどんどん挑戦させるという風土があり、私も酪農ヘルパーの責任者から国家資格である家畜人工授精師の資格を取得できる環境を与えていただきました。先輩からも資格情報を積極的に教えていただくなど、周囲の方に助けられて資格取得ができたと思います」

資格取得に実務経験は必要ありませんが、取得後の現場でヘルパーの経験が大変役にたったそうです。

牛をより多く繁殖させるには、受胎率を上げることが第一の目標となります。結城さんは「酪農家さんの経営に直結する仕事ですのでプレッシャーもありますが、経営に関わり貢献できる仕事なので自分自身が成長を実感できています」と言います。

日々、牛の発情のタイミングを見極め、受胎するよう牧場主さんと話し合いながら業務にあたるため、コミュニケーションの重要性を痛感しているという結城さんですが、「酪農ヘルパー時代に多くの牛を観察してきた経験をもとに提案し、信頼を得ることができています。人工授精だけでなく受精卵移植も行えるようにと、家畜人工授精師の有資格者が取得できる受精卵移植の免許も取得しました。牛の改良について専門性を高めていきたいです」と抱負を語ってくれました。

天塩町のエースは異業種からの転職組

酪農ヘルパーとして働く伊勢谷勇気(いせや・ゆうき)さんは異業種からの転職組です。酪農ヘルパーとして7年経った今は、天塩管内の酪農家さんから絶大な信頼を得て活躍しています。

「就業当初はサポートする酪農家さんの進め方や、こだわりを把握するため、酪農家さんとのコミュニケーションを大切に、知識と関係性を築いてきました。例えば、餌を与える給餌や牛舎清掃、搾乳といった仕事。一見同じ作業なのですが、酪農家さんごとに飼育に対するこだわりや考え方、進め方に違いがあることが分かりました。作業に入る前にまずは酪農家さんの考え方に耳を傾け、理解したうえで始めるようにしています。そうすることで、作業を覚えるのではなく、一つ一つの仕事の意味から理解できるようになり、酪農の知識も深まっていきました」

酪農家さんを尊重し、学ぼうとする伊勢谷さんの真摯(しんし)な姿勢が、信頼につながっているようです。
「前職は接客業で多くのお客様と接してきて、時にはクレームをいただくこともありました。クレームが起きる背景には、お客様の意図や心情を理解できていないケースが多くあります。相手が酪農家さんになっても、真意を語っていただき、相手の立場を尊重し接することが第一だと感じています」

伊勢谷さんが3年間サポートをしている「山下牧場」の代表・山下雅博(やました・まさひろ)さんに、伊勢谷さんの仕事ぶりを聞きました。

山下牧場の山下さん(写真左)

「伊勢谷さんは天塩のほとんどの牧場を経験しているので、知識が豊富で情報通ですね。相談すると他の酪農家さんの実施事例などを教えてもらうこともあります。また、たくさんの牧場の特徴を把握し、対応できる点には感心します。それに同じホルスタイン牛でも一頭一頭個性が違い、おとなしい牛や気性の荒い牛もいます。初めて接する牛を扱うのは怖いはずですが、うまく扱いながら手早く搾乳作業する姿を見てすごいなと感心しました。いち酪農家にはできない、プロの仕事を見させてもらっています」

酪農家から転身しワークライフバランスを実現

18歳から酪農業界で活躍する“牛一筋”の大ベテランの吉原裕貴(よしわら・ひろたか)さんは、酪農家からヘルパーへ転身したキャリアの持ち主。牧場経営を経て4年前に酪農ヘルパーに転職しました。
牧場主として今後の経営を考えるなかで、牛舎の建て替え等大きな設備投資をするか悩んだ結果、酪農家としての経験を生かしながら安定した収入を得られる酪農ヘルパーに転身することを決意しました。

「牧場主としての仕事と、ヘルパーの仕事とは求められることが違うので、大変さもあります。私が飼育していたのは“つなぎ牛舎”がメインだったので、放牧管理を取り入れている牧場に行った際は、慣れるまで時間がかかることもあります。一方で、シフトが組まれていてしっかり休日があるので、予定が立てやすく、自分に使える時間が増えました。ちょっと遠出しておいしいものを食べに行くなど、牧場経営者の時にはなかったゆとりができました。休日にリフレッシュできる分、酪農ヘルパー業務に全力で取り組むことができます。天塩の酪農業界の発展のために長くこの仕事をしていきたいです」

吉原さんは、大好きな酪農の仕事を続けながら、新しい生き方を見つけたようです。

天塩町には利尻富士の絶景を望める牧場も

天塩町で酪農ヘルパーをする際は、JAてしおに就職します。結城さんのように酪農ヘルパーの経験を生かしてステップアップして働いてみたい方、伊勢谷さんのように異業種から酪農業界にチャレンジし、手に職をつけたい方などを募集しています。ステップアップができるJAてしおで、酪農のプロを目指してみませんか?

【問い合わせ先】
JAてしお(天塩町農業協同組合)
〒098-3395 北海道天塩郡天塩町新地通6丁目2343番地
電話:01632-2-1050(代表)
<採用担当>
管理部長 田中和也 mail:tanaka@ja-teshio.jp
<ヘルパー担当>
営農部 農畜産課
中村 mail:nakamura@ja-teshio.jp
池端 mail : ikehata@ja-teshio.jp

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