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基礎×実践研修で安心!有機農業や高収益型農業をするなら安平町へ

基礎×実践研修で安心!有機農業や高収益型農業をするなら安平町へ

町と農家が連携し、2年間の充実した研修で、農業未経験でもスムーズに就農できるようバックアップしている北海道安平町。自然のサイクルを最大限生かした有機農業や、特産品の「アサヒメロン」をはじめとした高収益型農業を基礎から実践までしっかり学べるため、全国から注目を集めています。就農希望者を柔軟に受け入れてきた安平町らしく、農家同士の交流も盛んです。新規就農した方々がこの町を選んだ理由や、新たな担い手を育てる町の取組を紹介します。

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安平町で初めて有機農業を実践。信頼と実績で有機農業者の輪を広げる

現在、安平町で有機農業を営む農家は7軒(2020年8月現在)あり、全員が新規就農の移住者。有機野菜を栽培するには、禁止された農薬・化学肥料を使わないなどの厳格なルールがあるため、約4000世帯の町にこれだけまとまった有機農家があるのは珍しいそうです。

『道の駅あびらD51ステーション』には、新鮮な地元野菜が並びます

この町に有機農家が増える道筋をつけたのが、北海道有機農業協同組合の組合長を務める小路健男さんです。1991年に新規就農後、有機栽培を始めました。そのきっかけは、公害や環境問題を目にする中で、環境への負荷が少ない循環型農業を志すようになったから。有機農場で3年間研修・スタッフとして働いた後、独立の地を北海道に求めて軽トラックで寝泊まりしながら土地を探し、たどり着いたのが安平町でした。
「当時道内に有機農家はほとんどない中、役場ではとても親身に対応してくださいました。地域の農家さんが広い気持ちで受け入れてくださったのも大きかった」。

採鶏卵600羽の平飼いを中心に野菜の多品目栽培と水稲からスタートし、JAS有機認証制度が始まった2001年に認定を取得。有機農産物の販売ルート拡大や栽培技術向上を目的とした北海道有機農業協同組合に設立から携わり、現在は根菜を中心とした畑作と水稲を展開。健男さんは地元小学校の食育授業で講師を務めることもあるそうです。

食育授業で化学肥料や農薬に頼らない“人にも土にも”優しい農業を伝える健男さん

販路開拓の心配がなく、先輩や町もサポートしてくれる

小路さんのもとで有機農業を学び新規就農した新戸部久典さんと土屋真吾さん、10年ほど他の町で有機農業を営み、より良い環境を求めて安平町に移住・就農した俣野利一郎さんにも話を伺いました。
新戸部さんの就農の原点は「自分も家族など大切な人も、安心して食べられるものを作りたい」という思い。「有機の研修先を探して、やっと見つけたのが小路さん。有機農業協同組合の組合長であり、販路も確保され安心して研修できました」。

自分で肥料を作るほど家庭菜園に打ち込み、農業をしたいという気持ちが強くなったという土屋さん。町が大消費地の札幌圏にあり、有機農業への取組が積極的で研修後の就農まで面倒を見てくれるという姿勢が就農の決め手に。

俣野さんは「この町に来た当時、有機農家はまだ2軒ほど。今、仲間が増えているのはうれしい。有機農業でなければならないという思いがあれば挑戦してほしいです」。

「有機農業は自分の生き方を表現できる魅力的な農業だと考えています。有機農業に出会わなければ、農業を始めていなかった」という土屋さんの言葉に、2人とも大きく頷きます。

一生の仕事にできると直感し、メロン農家の道へ

安平町は、特産品の「アサヒメロン」を栽培する農家の育成にも力を注いでいます。「アサヒメロン」は糖度14度以上という厳しい出荷基準を設けて贈答用に生産される、味はもちろん網目の美しさも重要な完成度の高いメロンです。現在は町内で25戸の農家が生産しています(2020年8月現在)。

安平町がメロンの就農研修生の受け入れを始めたのは、今から6年前。その第1期生が正村嘉浩さん、奈央さん夫妻です。

以前はお芝居をしながら働くことができる仕事に就いていたというご主人。お子さんが生まれたのを機に、長く続けられる仕事の選択肢として奥様が農業に目を向けたそうです。「妻の口から初めて“農業”と聞いた時は驚きました。素人には無理だろうとしか思わなくて」と嘉浩さん。しかし新規就農の情報にふれ、次第に興味を持つようになりました。

初めて足を運んだ就農フェアで出会ったのが「僕らの研修を受け入れてくれたメロン農家の高橋康二さん。帰る間際に声を掛けられ、そのまま心を決めてしまいました」。奈央さんも「高橋さんがサラリーマンからの転身で、お話が具体的で分かりやすかったのが決め手」と言い、2週間後には安平町を訪れました。2015年の春に研修生となり、1年目は高橋さんの農場、翌年は町の実践農場で研修しました。「頑張った分、結果は帰ってくる」と高橋さんの言葉に励まされ、力が湧いてきたそうです。3年目で就農を果たします。

左から追分アサヒメロン組合長の安井貴志さん、正村嘉浩さん、奈央さん、研修担当の高橋康二さん

研修担当の高橋さんは「2人はとにかく一生懸命で仕事も丁寧。メロンは数で稼ぐのではなく、糖度が高いとか、舌触りがなめらかでおいしいというように質で稼ぐ作物。メロンの質を追求してハウス1棟1棟チャレンジを続けてほしいですね」と、エールを送ります。

高品質の「アサヒメロン」は市場関係者から高い評価を受け、消費者にも喜ばれています

アサヒメロンを作りたいという仲間が増えているのがうれしいという正村さん。就農4年目となった今でも、困ったことがあればすぐに先輩に話を聞きに行き、皆さんに助けてもらっているそうです。「大変だけど楽しい。奇麗なメロンができると、箱詰めする時が楽しくて」と目を細めます。「将来は先輩方が自分たちを育ててくれたように、町に新規就農する方の研修先となって、これまで学んできたことを伝えていきたいです」。

有機農業や高収益型農業(アサヒメロン)を始めたいなら、安平町へ

安平町では基礎・実践の2年間の充実した研修で、有機農業や高収益型農業を学びたい方をバックアップします。

有機農業で就農を目指す方は、小路さんの農場で1年目は座学を含め、先進農家のもとで肥料や制度、経営などを学び、2年目は畑の一角を使って農業を実践。ここでは、作物を選んで作付け計画を立てるのも、肥料設計するのも研修生自身。農薬や化学肥料を使わない有機農業はかなり手間がかかりますが、その分大きなやりがいに繋がります。町には有機農家が集まる有機農業推進協議会があり、消費者向けの取り組みを話し合ったり、技術面などを先輩に気軽に相談できる環境も整っています。

特産品の「アサヒメロン」で就農を目指す方は、1年目は先進農家のもとで学んだ後、2年目からは安平町内の実践農場で育苗から出荷まで実践的に研修をします。2年間の研修でメロン栽培について基礎と実践を学び、温度管理をきちんとできるようになれば収益を上げることができます。また正村さんのように、メロンは夫婦2人だけで作ることができるのでパートを雇う必要はありません。技術面などは先輩やアサヒメロンの組合員の方々と情報交換しながら進めることができます。

独自の研修体制で就農前に経験値を上げておくことができるのは、安平町ならでは。交付金や各種助成金などの手続きは町がしっかりとサポートし、技術面は先輩農家さんが親身に力になってくれる土壌があります。新規就農後もさまざまな手厚い支援制度を用意しているので、安心して独り立ちできます。

北海道の南西部に位置し、札幌まで車で約60分、新千歳空港まで20分と利便性が高く、自然にも文化にも気軽にふれることができる安平町。
穏やかな気候で過ごしやすく、暮らしやすい安平町で、消費者に喜ばれる付加価値の高い作物を一緒に作りませんか。ぜひ気軽にお問い合わせください。


【問い合わせ先】
安平町農業担い手育成協議会
(事務局:安平町役場産業経済課)
〒059-1595 北海道勇払郡安平町早来大町95番地
TEL:0145-22-2515
FAX:0145-22-3006
Email:nousei@town.abira.lg.jp
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