【イラスト解説】ブロイラーの生存率が上がる!? 除菌消毒から飼育水にまで使える“魔法の水”の正体

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【イラスト解説】ブロイラーの生存率が上がる!? 除菌消毒から飼育水にまで使える“魔法の水”の正体

【イラスト解説】ブロイラーの生存率が上がる!? 除菌消毒から飼育水にまで使える“魔法の水”の正体
最終更新日:2020年09月17日

畜産業において、家畜の死亡率の高さは最も注目すべき課題の一つ。1羽当たりの体重で単価が決まる養鶏業が最たる例で、その年の収入に大きな影響をもたらす損失であることは言うまでもありません。そこに救世主となって現れたのが、株式会社テクノアートの『ウルトラファインバブル水』です。半導体製造業界で培われた技術を一次産業の分野に展開した同社の取り組みと共に、導入後に驚きの効果をもたらした養鶏場の声を紹介します。

養鶏農家の生産向上、増収のカギは死亡率低減にあり!

良質なタンパク質を含む鶏肉は価格が手頃なことから食卓に上がることが多い食材の一つ。その供給を支えているのが肉用専用種「ブロイラー」です。短期間で出荷できる肉用若鶏の総称であるブロイラーは成長が速く、通常約50日で出荷されるのが特徴です。

日本の食卓に欠かせない鶏肉ですが、養鶏場では死亡率の高さが長年の課題となっています。その要因の一つが「ポックリ病」と呼ばれる突然死。ブロイラー養鶏農家の間で広く知られるこの病気は、健康状態が良好なヒナでも罹ることが多く、10万羽を飼育する場合、その10%は「ポックリ病」で死亡するとも言われています。

ブロイラーの場合、1羽の体重1gが単価となるため、その損失は収入に大きく影響することが予想されます。つまり、生産向上を図るためには鶏の死亡率を低減すること、さらに鶏の出荷時の体重を増加させることがカギとなります。

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死亡率の高さや生育の悪さは、経営を揺るがす課題です

そのカギを握るのが、株式会社テクノアートの『ウルトラファインバブル(以下U F B)水』です。そのエビデンスをひも解いてみましょう。

酸素の摂取で成長を促進。死亡率も大幅に低減!

岩手県一関市にある株式会社テクノアートは1994年の創業以来、一貫して半導体製造工場のウエット薬液処理工程及び、洗浄工程に特化した生産ラインを製作しています。半導体製造業界ではこれまで超音波による洗浄が行われてきましたが、超薄型、コンパクト化が進み、振動を伴う超音波洗浄ではクラックや破損が生じてしまい、現在は振動しないUFB水による精密洗浄が主流となっています。

「U F B水とは空気をナノレベル(100nm以下)の超微細気泡として安定させた水です。化学物質を使用することなく、液体中に気体(酸素)を大量かつ効果的に溶存させることができ、その効果は洗浄、浄化、成長促進、環境負荷の軽減など多岐に渡ることから、製造業や医療、農業の分野でも注目されています」。

こう解説するのは代表取締役の小野寺修社長。同社は自社開発によるU F B発生ユニットの製造・販売などを通じてU F B水事業を展開しています。

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テクノアート代表取締役・小野寺修社長

「U F B水が農業の現場で注目されるようになったのは、復興庁が東日本大震災の被災地、宮城県亘理町のイチゴ水耕栽培にU F B水を取り入れたハンズオン支援事業を実施したことがきっかけです。地元紙に掲載された記事をご覧になった岩手県二戸市の養鶏農家さんから連絡を受けた時はなぜ、養鶏場にU F B水が有効に働くのか不思議でしたね」と、小野寺社長は当時を振り返ります。

U F B水は酸素を多量に必要とする水性動物の成長促進に効果があり、養殖場などではすでに導入実績があります。ここにヒントを得たのが、前出の養鶏農家・株式会社三上農産の三上社長です。

「鶏も水性動物同様、酸素必要量が大きい生物。尿を排出しないことから飲んだ水は体内に長時間蓄積される特性があるため、酸素を多く含むU F B水が有効と考えました」(三上社長)。

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三上農産に設置されたUFB発生ユニット

三上社長の情熱に後押しされ、同社は2016年4月、養鶏場としては世界で初めて、U F B発生ユニットを設置。常時18万羽を飼育する三上農産においてU F B水を飲んだ鶏と飲んでいない鶏の体重を比較する検証が行われました。

体重増加、死亡率半減という驚きの結果に!

結果から解説すると、U F B水を飲んだ鶏の平均出荷体重は7・5%以上増加。ポックリ病による死亡率も50%以上減少するという、驚異的な数値を弾き出しました。

「酸素を多く含んだU F B水を飲むことで細胞レベルまで酸素が行き届き、体内の成長細胞の活性化により、内臓肉のバランスが正常化したこと、さらに鶏の腸内に生息している細胞の腸内フローラの改善に寄与したために、成長促進や病気予防につながったと考えられます」と分析する岩手県南技術研究センター長の小田嶋次勝さん。
U F B水を畜舎内に噴霧したり、床や家畜の洗浄に用いたりすることで有害ウィルスの殺菌、除菌と言った環境衛生面でも嬉しい効果が創出されたと言います。

「6000羽を年5回に渡って出荷していますが、ブロイラー養鶏は1g違うだけで収入に大きな差が出ます。しっかりと体重が乗った鶏をロス(死亡)なく出荷できることでP S指数(ブロイラーの生産指数)は400を超え、利益向上に繋がりました」。U F B水の効果を高く評価する三上社長。養鶏場では現在、2台のU F B発生ユニット稼動中。噂を聞きつけた近隣の養鶏家も導入に踏み切り、その効果に大満足されているそうです。

科学技術と自然の力の融合。安全・安心を食卓へー

ブロイラー養鶏場の多くは給水、給餌などはコンピューター制御されており、飼育技術に大きな差はないと三上社長は話します。
「技術がある程度確立される中、課題となっていたのが鶏の死亡率の高さです。このロスを解消することで養鶏農家の多くは増収につなげることができます。U F B発生装置は価格的に見てもかなり魅力的であり、事実、半年~1年ほどで導入にかかった費用を回収することができました。U F B水は我々養鶏農家にとってまさに“魔法の水”と言えるのではないでしょうか」。

三上社長との出会いにより、一次産業にビジネスチャンスを見出した株式会社テクノアートでは、2016年からU F B発生ユニットの販売を開始。これまで養鶏農家の他、肉用牛農家や養豚農家、トマト農家にも導入されており、「畜舎内の大腸菌が減少した」、「牛や豚の健康状態が改善した」など、各養鶏場から高い評価を得ていることからU F B水が今後、畜産業の発展に寄与することが期待されます。同社では、養鶏場へのUFB発生ユニット納入台数が12台(2020年9月現在)を数え、実績も十分です。

「化学物質を使用しないU F B水は、科学技術と自然(地下水など)との融合と言えます。安心・安全な食肉を食卓へ届けることはもちろん、農畜産業を支える縁の下の力持ちのような存在になっていけたらと考えています」と、今後の展望を語る小野寺社長。
家畜の生産ロスにお悩みの方はぜひ、導入を検討されてはいかがでしょうか。


【問い合わせ】
株式会社テクノアート
〒021-0901
岩手県一関市真柴はの木立43−121
TEL:0191-21-5661 / FAX:0191-21-5662
http://technoart-japan.com/main/

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