研修農家さんとの座談会も!十勝・更別村で酪農ヘルパー魅力発見の4日間

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研修農家さんとの座談会も!十勝・更別村で酪農ヘルパー魅力発見の4日間

研修農家さんとの座談会も!十勝・更別村で酪農ヘルパー魅力発見の4日間
最終更新日:2020年09月18日

北海道十勝地方の南部に位置する更別村は、総面積の約7割が耕地、一戸当たりの農地面積が東京ドーム約10個分、トラクター所有台数が平均5台という、日本有数の大規模農業地帯です。この地域の酪農家の牧場に、ヘルパー業務を行うのが『更別酪農ヘルパー有限責任事業組合』です。家族経営で中規模農家が主体の更別村の酪農を支える重要な役割を担っています。今回、募集する酪農体験研修では、搾乳や給餌などのヘルパー業務体験をはじめ、ヘルパーを受け入れする酪農家さんとの座談会も。更別村の酪農やヘルパーの魅力にふれることができる酪農体験研修についてもご紹介します。

更別村の酪農を支え、地域とともに歩み続ける酪農ヘルパー

酪農ヘルパーは、年中無休の酪農家の代わりに搾乳や餌やりなど牛の世話をすることが仕事です。更別村の酪農は、大型法人がなく家族経営が主体。「せめて月に1度は休みたい」「家族そろって休日を楽しみたい」という切実な願いから、専任職員(酪農ヘルパー)を雇用する組織として平成2年に『更別酪農ヘルパー有限責任事業組合』を設立しました。酪農家の休日の確保や冠婚葬祭、緊急時にも安心して任せられる酪農ヘルパーの育成と、酪農ヘルパー自身も働きやすい組織づくりに取り組んでいます。

現在(2020年9月現在)、37軒の牧場に7名のスタッフがシフト制で出勤されています。酪農ヘルパーの業務先であり、酪農体験研修の受け入れ農家である齊藤栄蔵さんの牧場は、ご両親と3人で搾乳牛約100頭を飼養しています。「今は月1回ヘルパーさんに来てもらっています。家族経営なのでヘルパーさんの存在はありがたいですね。来てくれた日はゆっくりできます。更別村のヘルパーさんは若い人が多く、一生懸命やってくれるのがいいですね。こまめに報告してくれるのも信頼できます」。

右から受け入れ農家である齊藤栄蔵さん、酪農ヘルパーの助口央さん、桜井慎さん

『更別酪農ヘルパー有限責任事業組合』の林中潤組合長は「酪農家と酪農ヘルパーの距離が近いのが特徴。お互いのことを良く知っているから、信頼関係が強いですね」と話します。JAさらべつ酪農部の川原仁志部長は、「酪農ヘルパーの皆さんには、牛の命や牧場の設備など、酪農家さんの財産を預かっているという気持ちを常に持ってもらうよう、日々伝えています」と言います。

酪農ヘルパーとして活躍するお二人にインタビュー

『更別酪農ヘルパー有限責任事業組合』で、酪農ヘルパーとして活躍する助口央さんと桜井慎さんにも話を伺いました。

牛の出産もお任せ!の助口さん。笑顔が素敵です

北海道中標津町出身の助口さんは24歳。実家が酪農を営んでいたため、酪農ヘルパーの存在が身近だったことや、お兄さんがこの組合でヘルパーとして働いていた縁もあり、新卒で就職。今年(2020年9月現在)で、6年目になります。「搾乳や給餌、牛や機械の扱い方など、実家のやり方しか知らなかったけれど、酪農ヘルパーとしてたくさんの牧場に行くことで、それぞれ違うことを知りました。今も新しいことを覚えるのがとても楽しいです。酪農家さんに“助口君が来てくれると安心できる”と言われたことが一番うれしかったですね」。

助口さんが担当する日には、牛の出産が相次ぐそうで、最高記録は1日で5頭の分娩に当たったことも。そのときは電話で酪農家さんに指示を仰ぎながらすべて自力で対処したそうで、その頼もしさが、酪農家さんからの絶大な信頼感に繋がっています。冬にはスノーモービルレースに参戦するという助口さん。仕事もプライベートも充実した毎日を過ごしているそうです。

牧場ごとに違う機械を使い、てきぱきと搾乳をこなす桜井さん

北海道浦幌町出身の桜井さんは勤続3年目の20歳。サラリーマン家庭で育ち、酪農には無縁でしたが、更別農業高校に進学し、そこで更別の酪農ヘルパーの業務を体験したそうです。「学校で飼っている牛の世話しかしたことがなかったので、本物の牧場に行って牛の数に圧倒されました。ここで働くヘルパーの皆さんが、100頭以上いる牛を次々と搾乳していく、その姿がかっこいいと思い、酪農ヘルパーになることを決めました」と目を輝かせます。
「最初は牛と牛の間に入ることができなかったのですが、いつの間にかすっと自然に入れるようになって、ああ自分も成長したなと。今の目標は、先輩たちと肩を並べて仕事できるようになることです」とはにかみながら教えてくれました。

更別村の酪農ヘルパーや酪農家の魅力を知る、4日間のプログラム

『更別酪農ヘルパー有限責任事業組合』の酪農体験研修は、到着時間や曜日によって変更はありますが、4日間を予定しています。初日はオリエンテーションと十勝の酪農や酪農ヘルパー組織について学びます。

2日目と3日目は先輩ヘルパーに同行し、受け入れ農家さんでの搾乳や給餌、子牛の哺乳などを行います。ここでは移動時間なども含めて先輩ヘルパーにたくさん質問することができます!仕事のことだけでなく、更別村の暮らしについても積極的に話し掛けてみてください。更別村の生活イメージを掴むのにも最適です。

優しくてあたたかい、酪農ヘルパーの皆さんが待っています!

最終日となる4日目には、ヘルパーを受け入れする酪農家さんとの座談会を予定しています。十勝の農業や酪農家の良いところ、こだわり、今取り組んでいること、今後の夢など、聞きたいことをどんどんぶつけてください。酪農家さんと直接話す貴重なチャンスを、ぜひ有効活用してほしいと思います。

インターンシップに参加するには、宿泊費はかかりますが、交通費の一部支給に加えて、朝昼晩と更別ならではのおいしい食事3食付きです!川原部長は「インターンシップを通じて、普段何気なく飲んでいる牛乳を生産する方の思い、命の大切さを感じてもらえたら」、先輩ヘルパー2人は「酪農について何も知らなくても大丈夫です。興味があったらまず体験してみてほしい」と呼び掛けます。

更別村は、とかち帯広空港まで車で約10分。とかち帯広空港から羽田空港までは約1時間半のフライトですから、実は「十勝で最も東京に近い村」なのです。十勝の中心地、帯広市からも車で約40分と、豊かな自然環境にありながらアクセスも良好です。

この更別村で行う酪農体験研修では、酪農ヘルパーの業務体験をはじめ、酪農ヘルパーを卒業後独立就農した先輩のお話や、ヘルパーを受け入れする農家さんから話を伺うことができるのも魅力の一つ。酪農に興味はあるけれど、ヘルパーを志望するのか、それとも酪農家を目指したいのか、迷っている方にも最適です。研修の日程などは、参加する皆さんの希望に沿って組み立ててくれるので、遠慮なく相談してみてください。

今、酪農ヘルパーとして働く桜井さんのように酪農体験研修に参加することで自分がどう働きたいのか、将来を見つめ直すきっかけをつかめるはずです。優しくて心があたたかな酪農ヘルパーの皆さん、酪農家さんが待っています。更別村の酪農に興味を持ったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。皆さんの応募をお待ちしています。


【お問い合わせ先】
更別酪農ヘルパー有限責任事業組合
〒089‐1592
北海道河西郡更別村字更別南2線92番
電話番号:0155-52-2171
担当者:酪農部 川原仁志
        粟飯原 正憲
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