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新ブランド『ラ・ラ・シャイン』が誕生!希少で高級×北海道仁木町産シャインマスカット

新ブランド『ラ・ラ・シャイン』が誕生!希少で高級×北海道仁木町産シャインマスカット

種がなく、甘く弾けるような果肉を皮ごと食べられることから、近年、人気急上昇中なのが高級ブドウ『シャインマスカット』。岡山県や山梨県、長野県など本州で栽培が盛んですが、北海道で初めて本格出荷を果たしたのが、古くから果物の町として知られる北海道仁木町です。試験栽培を経て、寒冷地では難しいとされてきた大粒系品種の栽培に成功しました。2020年10月、新たにブランドとして誕生した仁木町産シャインマスカット”La・La・shine(ラ・ラ・シャイン)”は、糖度17度以上の驚きの甘さと食味の良さで、早くも注目を集めています。農家さんの手で、一粒一粒大切に育てられた“宝石のようなブドウ”。仁木町産シャインマスカット”ラ・ラ・シャイン”の誕生秘話や魅力を紹介します。

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秋から年末年始まで味わえる、糖度17度以上の『シャインマスカット』

札幌から車で約1時間。北海道西部に位置する仁木町は四季を通じて、温暖な気候に恵まれ、さまざまな果物をはじめ、ミニトマトの栽培が盛んです。特にサクランボや生食用ブドウは北海道で1位、2位を争うほどの生産量を誇り、毎年春から秋にかけては果物狩りやお土産用の果物を目当てに、多くの観光客が町を訪れます。ワイン用ブドウの栽培適地としても注目を集め、ここ10年ほどは新しいワイナリーが続々と誕生しています。

北海道有数の果物の町で誕生したのが『シャインマスカット』。みずみずしい大きな粒と皮ごと食べることができる種なしの実が特徴。樹上で完熟させ、糖度17度以上という厳しいルールのもとで出荷されるため、食べ応えがあり、コクのある甘さが口いっぱいに広がります。

冷涼な気候で雨も多くないため病害虫が少なく、本州に比べて防除の回数が圧倒的に少ないのも魅力の一つ。安心して食べることができます。

貯蔵性が高く、日持ちするのもこの品種ならでは。昨年には3~4カ月の間、収穫したてのみずみずしさを保ったまま貯蔵できる、専用の冷蔵庫を導入。温度1~2度、湿度90%以上で貯蔵できるので、普通はすぐ茶色くなるブドウの軸が青いまま。秋からお正月時期まで長く販売できます。この年末には、家族が集まる食卓で仁木町産シャインマスカット”ラ・ラ・シャイン”を味わい、楽しむことができそうです。

専用の冷蔵庫には収穫した『シャインマスカット』を入れる箱が並びます

1粒15g、40粒で600g以上もある房は高級ギフトにもおすすめです。小さめで少しリーズナブルな500~600gの房と、試食にぴったりな200gパックもあり、予算や用途に合わせて購入することができます。

不断の努力で誕生したシャインマスカット”ラ・ラ・シャイン”。町の新しい特産品として期待を集める

ではなぜ『シャインマスカット』を作ることになったのでしょうか。仁木町では、何十年も前からキャンベル、ナイアガラ、ポートランドなどの昔ながらのブドウの品種を栽培していたため、価格が低迷。既存の施設を利用して生産性の高いミニトマトに転向する人が増えてきたそうです。
「この現状を打破したいと最初に声を上げてくれたのが、2代前の組合長の森さんです。高品質で収益性の高いブドウを作って、ブドウ農家が将来に希望を持てるようにしたいと、高級な大粒品種の栽培を提案してくれました」。こう話してくれたのは、仁木ハウスぶどう生産組合・組合長の山田徹さん。仁木町で果樹栽培一筋36年になります。

仁木ハウスぶどう生産組合・組合長の山田徹さん

約10年前から試験栽培がスタート。大型品種を10種類程育てる中で、最も成功したのが『シャインマスカット』。実はこの試験栽培以前にも、さまざまな品種の栽培に挑戦してきたそうですが、大型品種はもともと暖かい地方が栽培適地のため、うまく育たなかったそうです。その中で、2006年に登録された新品種『シャインマスカット』は、大型ブドウの中では耐寒性があり、凍害に遭わずにそのまま冬を越すことができます。寒冷地のため、ハウス栽培ではありますが、北海道で高級ブドウが栽培できるという、大きな一歩となりました。

初めて取り組む品種のため、最初は山梨県へ勉強のために視察に行くなど、技術の習得は手探り。生産組合のメンバーで頻繁に講習会を開き、みんなで勉強して努力を続けてきました。

手応えをつかんだのは、試験栽培を始めて3年目のこと。苗木を植えてから初めてつけた『シャインマスカット』の実はまだ小さかったものの、農家みんなで試食。「おいしい」と評価は上々。本州各地で作られている人気品種でもあることから「これならいける!」と本格的に導入を決めたそうです。

栽培開始当初はわずか3~4軒の農家での栽培でしたが、生産組合に『シャインマスカット部会』が設けられた3年前の2018年にはメンバーの数もぐんと増え、本格的に生産・販売をスタート。現在(2020年9月)は、16軒の農家が栽培しています。

数年かけて独自に蓄積してきた『シャインマスカット』作りのノウハウをまとめた仁木ハウスぶどう生産組合シャインマスカット部会オリジナルの栽培マニュアルが年内には完成する予定。組合員の誰もが同じ品質の『シャインマスカット』を作ることができるように、今でも頻繁に講習会を開き、栽培に関する疑問や問題点を解消しているそうです。

一房の粒数が40粒前後になるように間引く「粒抜き」を行い、種なしにするための処理も一房ごとに手作業になります。在来種に比べ、何倍もの手間がかかりますが、そうしないと大きな粒にならないそうです。

「毎年ブドウの木は2倍、3倍と大きくなる。粒抜き作業は大変ですが、粒もまた大きくなる。若い人たちが高品質のブドウ栽培の良さを実感し、積極的に取り組んでくれていることがうれしい。私自身も新しいことに挑戦するのが楽しいですよ」を山田さんは言います。

ふるさと納税の返礼品に採用。通信販売や一部スーパーで購入可能

資金面や販路拡大で『シャインマスカット』を育てる農家さんをサポートしてきた、新おたる農業協同組合の川端正人さんにも話を伺いました。
「札幌での試食イベントでは『北海道でもこんなブドウが作れるの?』と関心を集め、昨年はニセコのリゾート客向けに出荷したところ大好評。少しずつ出荷利用も増えてきているので、これからさらに知名度を高めていきたい」と、町の新しい特産品に大きな期待を寄せています。

新おたる農業協同組合の川端正人さん

3年ほど前からは仁木町のふるさと納税の返礼品となっているほか、JA全農が運営する『JAタウン』(JA新おたる)のサイトでの通信販売や一部スーパーにも並ぶなど、消費者に仁木町産シャインマスカット”ラ・ラ・シャイン”が届く場所が、徐々に広がっています。
※仁木町ふるさと納税の返礼品につきましては、2020年度の受付を終了しております。

「この秋、新ブランド『ラ・ラ・シャイン』としてデビューした仁木町産シャインマスカットを、まずは道内で認知度を高めていきたい」と川端さん。町と農協、生産農家が一体となって仁木町産シャインマスカット”ラ・ラ・シャイン”の魅力をさらに発信していく意気込みです。「今後は、いろいろな果物と組み合わせたフルーツサンドやパフェなどのスイーツでの活用を通して、仁木町産の『シャインマスカット』をPRするのも面白いかなと思っています」。

ブドウ棚の下、鈴なりに実る大粒の房

甘くジューシーな果肉、種なしのため皮ごとそのまま食べることができるのが魅力の仁木町産シャインマスカット”ラ・ラ・シャイン”。一粒一粒大切に育てられた“宝石のようなブドウ”を、ぜひ味わってみてください。


【お問い合わせ窓口】
新おたる農業協同組合
営農部販売第一課
北海道余市郡仁木町東町8丁目1番3号
TEL:0135-32-3264

なお、今年(2020年)12月にはグルメアプリ『KitchHike(キッチハイク)』とコラボした食体験イベントをオンライン開催します。当日までに、新ブランド化されたシャインマスカット”ラ・ラ・シャイン”や仁木町産のワインが自宅に届きます。『シャインマスカット』をいただきながら、生産者の秘話などバックヤードのお話を直接聞くことで、さらなる魅力にふれることができます。
気になった方はぜひイベントにご参加ください。

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