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簡単でコンパクト!農業向けの移設可能な車両消毒装置や環境配慮型の排水処理システム

簡単でコンパクト!農業向けの移設可能な車両消毒装置や環境配慮型の排水処理システム

建設工事の現場で使われている設備や機械には、農業向けに応用できる技術がたくさんあります。そこに目をつけた日本仮設株式会社(本社/札幌)では、新事業推進部が「アグリ関連事業」を立ち上げ、農業分野に役に立つ商材を提案しています。なかでも特に注目を集めるアイテムについて、詳しく聞いてきました。

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家畜の防疫対策や集出荷場での消毒に、移設可能な車両消毒装置「アグリウォッシュ」

豚熱(豚コレラ)、鳥インフルエンザ、口蹄疫など、いったん発生すると甚大な被害を及ぼす家畜の伝染病。畜産農家にとって防疫対策は怠ることのできない最重要課題のひとつです。
そこで日本仮設株式会社が提案するのは、農場に出入りする車両を消毒する「アグリウォッシュ」。畜舎を含む衛生管理区域にウイルスや病原菌を持ち込まないための防疫装置です。

アグリウォッシュのウリはココ!
  1. 【確実な消毒効果】
    サイド4×2箇所、底面8箇所、合計16箇所のスプレーノズルから車両の下回りを確実に消毒!
  2. 【自動無人化】
    超音波センサが車両の進入と退出を検知して噴霧制御を行います。
  3. 【移設も簡単】
    コンパクトになりリフトでらくらく転地可能!
  4. 【さまざまな車両に対応】
    汎用性が高く、乗用車やトラクターはもちろん、ローリーやトラック等の大型車など車両タイプを選びません。

「車両消毒の装置は一度設置してしまうと動かすことができない常設型のものが一般的ですが、アグリウォッシュは可搬式。設置に大がかりな工事も不要ですし、解体して必要な場所に移設できるのが魅力です」
こう話すのは、同社新事業推進部の吉澤俊正さん。アグリ関連商材の開発や販売を担当しています。

日本仮設株式会社 新事業推進部でアグリ関連事業を担当する吉澤俊正さん

畜産・酪農の牧場や食肉加工場で相次ぐ導入

アグリウォッシュは同社がイギリスから輸入し、日本での総代理店として昨年秋から販売を始めた新製品です。
「去年10月、幕張メッセで行われた国際農業資材EXPOで初めて紹介したところ、とても大きな反響がありました」と話すのは、広報を担当する伊藤絵美さん。
リリースからまだ1年ですが、長野県の養豚場、千葉県の食肉加工場、北海道の種芋やニンニクの集出荷場などで次々と導入されました。現在も道東の牧場や養豚場から引き合いが相次いでいます。

センサが車両を検知し、16箇所のスプレーノズルで薬剤を噴霧します

アグリウォッシュは、車両が装置の上を通る前にセンサが検知して自動的に薬剤の噴霧を始め、通り過ぎると自動で噴霧をストップする仕組みです。牛、豚、鶏など用途に合わせた薬剤が使用可能で、自動希釈しながら噴霧します。
これまでは消石灰をまいたり、ポータブルの噴霧器で車両を消毒したりしていた方も、アグリウォッシュを導入後は「全自動で人手がかからずとても便利」と大変好評だそうです。

「クレーンのついたトラックがあれば移設も容易なので、緊急事態の場合は規制線を設けて動線を絞り、ピンポイントで消毒することもできます。雪が多い地域ではオプションで凍結防止ヒーターを装着できますが、除雪の邪魔になるようなら冬期間は外して保管しておくことも可能。もしくはカーポートのような上屋を建てて雪を避ける方法もあります」と吉澤さん。
建設資材会社だけに、設置についてもさまざまな方法からベストを考えて対応してもらえます。

建設現場の排水処理装置「ゼロシステム」が農業で有効活用されています!

もうひとつ、同社が販売に力を入れているのが、自社開発の「排水処理装置ゼロシステム」です。
「建設工事の基礎掘削では地下から汚れた水が湧いてきますが、そのまま河川や海には放流できません。工事現場では水をキレイにしてから流す排水処理装置が使われており、これが農業にも役に立つのではと考えました」
吉澤さんが農協などにリサーチすると、選果場や牧場のパーラーから出る排水などにニーズがあることが判明。用途に合うよう小型の装置も開発しました。

日本仮設株式会社のオリジナル商品「ゼロシステム」。建設現場ではメジャーな存在です。

濁水をポンプアップして装置へ送り、凝集剤を加えて攪拌し、汚れを吸着した固形分と透明な水に分離させてから、濁りや匂いがとれた水を川などに放流する仕組み。沈殿分離した汚泥は本体の下部から排出します。

また、ゼロシステムで利用する凝集剤「ピュアウォーター」は化学薬品ではなく、貝殻や珊瑚の化石など天然鉱物を原料としているため自然環境に優しく、しかも凝集の速度が速いので小型の装置で水処理が可能です。

ゼロシステムのウリはココ!
  1. 【コンパクト設計】
    軽量かつコンパクト設計により、4t車での運搬可能。設置・撤去・移設が簡単!
  2. 【高い処理効果】
    30~90t/hの濁水を処理。炭酸ガスや希硫酸など中和剤を用いることで高アルカリ排水にも対応可能!(オプション)
  3. 【環境負荷低減】
    電気容量が小さく、Co2を大幅に削減!
  4. 【簡単操作】
    操作スイッチが少なく、フロートスイッチによる自動制御も可能!

凝集剤が一瞬で汚れ成分を吸着し、水があっという間にキレイになります

すでに北海道内の長芋の選果場や酪農の牧場などでゼロシステムが採用され、実際に使われています。
「選果場だと根菜類を洗ったあとの泥水、牧場だと搾乳機の洗浄に使った水や、ふん尿を含んだ水などを即座にキレイにして河川や海に流すことができるので汚水発生と同時にリアルタイムな処理が可能です。」と吉澤さん。

ゼロシステムとセットで使える脱水機「クライムプレス」

自然由来の凝集剤なので、残った汚泥も堆肥に混ぜてすき込むことができるほか、「クライムプレス」という脱水機で絞って減容化することもできます。
クライムプレスも同社のオリジナル製品で、排水処理後に発生する汚泥を2層のベルトコンベアで圧搾して水分を絞り、減容化する装置。

凝集剤で水と離した汚泥を絞って減容する脱水機「クライムプレス」

リーズナブルに高い濁水浄化効果を実現。

酪農業の汚水処理では、敷地内に浄化槽を設置するケースが多いですが、ゼロシステムは浄化槽に比べ初期費用が3分の1以下とリーズナブル。
※凝集剤「ピュアウォーター」が必要なので、ランニングコストは多少かかります。 
「ゼロシステムは大きなものから小さなものまでそれぞれの規模に合わせて最適なサイズを提案できます」と吉澤さん。
広報の伊藤さんも「当社には開発部門も工場もあり、設計や強度計算もできます。どのようなご要望にも対応できるのが強み」と説明します。
建設業と農業、お互いに情報を共有すれば、もしかしたら農業で便利に使える資材や技術がまだまだあるのかもしれません。

新事業推進部で広報を担当する伊藤絵美さん(左)

日本仮設株式会社ではほかにもハウス関連、補修・補強材、防災関連など農業に役立つさまざまな商品を揃えています。
本社は札幌ですが、東京と東北(宮城県)に支店があるほか、北海道内に7カ所の拠点があります。ウェブサイトをぜひ一度、ご覧になり、気になる商品があればお気軽にお問い合わせください。

同社HPでの商品紹介はこちら


お問い合わせ先/
日本仮設株式会社 新事業推進部 吉澤俊正 伊藤絵美
住所: 札幌市西区発寒16条14丁目6番50号
TEL: 011-662-6250
mail: info@zerosystem-nk.jp

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