【インターンシップ募集】酪農家の休日確保や後継者不足に欠かせないチカラ!就農希望者の選択肢のひとつ「酪農ヘルパー」

マイナビ農業TOP > 酪農・畜産 > 【インターンシップ募集】酪農家の休日確保や後継者不足に欠かせないチカラ!就農希望者の選択肢のひとつ「酪農ヘルパー」

【インターンシップ募集】酪農家の休日確保や後継者不足に欠かせないチカラ!就農希望者の選択肢のひとつ「酪農ヘルパー」

【インターンシップ募集】酪農家の休日確保や後継者不足に欠かせないチカラ!就農希望者の選択肢のひとつ「酪農ヘルパー」
最終更新日:2020年11月02日

「酪農をやってみたい!」と思っていても、いきなり乳牛を飼い始めるのはハードルが高いもの。ですが実は、酪農ヘルパーを経験してから酪農家になるという道があることをご存知でしょうか。酪農家のサポートをすることで酪農の技術も学べる酪農ヘルパーなら、酪農未経験でも費用負担なく始めることができます。長崎県内で働く現役若手酪農ヘルパーと、ヘルパーを利用している酪農家に話を聞きました。

酪農ヘルパーってどんな存在!?

畜産の中でも、休みが取りづらいイメージのある酪農のお仕事。1年365日、朝夕2回の搾乳が欠かせないため、酪農家は1年中休みが取れないというのが従来の常識でした。仔牛を産んだ母牛は搾乳しなければ乳房の中に溜まった乳が細菌におかされたり、乳房炎になり、病気になってしまいます。病気になれば薬の投与が必要なため、しばらくは牛乳の出荷ができなくなります。従業員がいたり、誰かが代わってくれない限り、家族旅行はもちろん身内の冠婚葬祭にも出席できませんでした。
しかし、これまで酪農家を悩ませていた事情をサポートすべく、酪農ヘルパーという存在が組織化されたのです。酪農家が休みを取る日や人手が足りない時に、乳搾りやエサやり、牛舎の清掃などの仕事をサポートします。現在、長崎県酪農業協同組合連合会には、ながさき県酪農ヘルパー利用組合、佐世保地区酪農ヘルパー利用組合、島原南高酪農ヘルパー利用組合の3つの組織があり、所属する10人のヘルパーが連携しながら72名の組合員の酪農の仕事をサポートしています。
 

酪農ヘルパーの仕事ややりがいとは?

金田恵太さん(26歳)は、ながさき県酪農ヘルパー利用組合で働く酪農ヘルパーの1人。長崎県立島原農業高等学校を卒業し、ヘルパー歴は4年目になります。酪農後継者の金田さんは、「将来酪農をするならヘルパーになっていろいろなところの酪農を学んだらいい」という父親の勧めで、ヘルパーになったそうです。基本的には2人1組になって組合員の牧場をまわり、朝夕の搾乳やエサやり、牛舎の清掃などを行っています。酪農家さんの牛舎の規模もさまざまで、1頭1頭繋いでいる『つなぎ牛舎』か自由に動き回れる『フリーストール・フリーバーン』によっても作業の内容ややり方が違うそうです。

酪農家の父から進められて酪農ヘルパーに挑戦中の金田恵太さん

「今では、それぞれの酪農家さんのやり方を見ることも勉強になっています。将来的には実家の牛も増やしていきたいので、それぞれの酪農家さんのいいところを学べるのが、ヘルパーの仕事の魅力ですね」と話します。

島原南高酪農ヘルパー利用組合の酪農ヘルパーとして働く池田豊繁さん(35歳)。実家は和牛農家ですが、酪農の仕事も学んでみたいとヘルパーになりました。ヘルパーになってすぐの頃は、エサやりや搾乳など一から先輩ヘルパーについて学びました。牧場や季節によってもエサの配合が違うので、毎日ノートにメモをしながら覚えたとのこと。

2人のお子さんを子育て中のイクメン池田豊繁さん

「今では酪農家さんに任せてもらうようになったので、それがやりがいになっています。何か問題があればその都度連絡をするようにしていますが、ケガをせずミスがないよう責任感を持って仕事に取り組んでいます」。
ちなみにお2人とも子育て中のパパで、ヘルパーの仕事がある朝夕以外は自宅に戻って家事をしたり子どもたちと遊ぶなど、ワークとライフとの両立もできているようです。

現役酪農家が語る、酪農ヘルパーへの厚い信頼

酪農家 宮本貞臣さん

雲仙市で酪農を営む宮本牧場は、約120頭の乳牛を飼育する規模の大きな酪農家です。同牧場では、ヘルパー制度ができた30年前から酪農ヘルパーの利用を始めました。それまで1年365日休みはなかったそうですが、ヘルパーを利用するようになってからは、家族旅行や冠婚葬祭への参加が可能になったといいます。今では、従業員が休みで人手が足りない時や、家族で出かける時に利用。「酪農の仕事は誰にでも任せられる仕事ではないので、専門的な知識のある専属のヘルパーの存在はありがたい。安心してお願いしています」と話す宮本貞臣さん(30歳)。

「牛は生き物なので、時には病気も事故もありますが、それは自分たちが管理していても起こってしまうこと。何かあれば速やかに報告するなど、信頼関係があってこそ、このシステムが成り立っています」。今後は農家の理解をさらに深めて、ヘルパーの教育・研修はもちろん、待遇や福利厚生なども上げていくことも必要ではないかと話します。
ヘルパーの存在があるからこそ後継者になる決心がついたという貞臣さん。「ヘルパーのいない酪農は考えられません。未経験の人でも事前研修があるので、安心して入ってきてもらいたいです。日本の酪農を支えるのは酪農ヘルパーの力です。自信と誇りを持って挑戦してもらいたいです!」と話してくれました。

長崎県で酪農ヘルパーになるには?

現在、同組合では酪農ヘルパーを募集中です。牛が好きな人、酪農に興味がある人、将来酪農家になりたいと考えている人なら、研修や仕事を通して酪農の仕事や経営を学べるだけでなく、人のつながりを通してネットワークも得ることができます。
長崎で農業をしたいと考えている人で、動物が好きな人、酪農に興味がある人なら、男女経験は問いません。2020年11月からはインターンシップの募集も始まりますので、まずは気軽に応募して酪農ヘルパーの仕事を経験してみませんか?長崎は海も近く温暖な気候で、生活や子育てをするにもオススメ。まずはお気軽にお問い合わせください。


【お問い合わせ】
長崎県酪農業協同組合連合会

〒859-1215
長崎県雲仙市瑞穂町古部甲2087−1
TEL:0957-61-8811

★AGRiiN(アグリイン)掲載中★
インターンシップに関するお問合せはこちら

関連記事

タイアップ企画

カテゴリー一覧