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地域の飼料増産はおまかせ!1/21オンライン開催『全国コントラクター等情報連絡会議』

地域の飼料増産はおまかせ!1/21オンライン開催『全国コントラクター等情報連絡会議』

1月21日(木)13時30分から、『全国コントラクター等情報連絡会議』を開催します(参加費無料)。
飼料作物の収穫作業等を受託するコントラクターやTMR(※)の調製・供給を行うTMRセンターは、畜産農家の自給飼料生産や飼料調製に係る負担の軽減につながる重要な組織として、良質な国産粗飼料の生産・利用拡大に大きく貢献しています。
同連絡会議では、コントラクター及びTMRセンターの育成・発展のために必要な情報を学ぶことができます。Zoomで配信しますので、職場やご自宅からお気軽にご参加ください。
※TMR(Total Mixed Ration):牛が必要とするすべての栄養素をバランスよく含んだ飼料

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全国コントラクター等情報連絡会議とは

・コントラクター職員の皆様
・TMRセンター職員の皆様
・行政、試験研究機関、畜産関係団体等の皆様

「令和2年度 全国コントラクター等情報連絡会議(オンライン形式)」は、上記の皆様を対象に開催する連絡会議です。

近年、畜産農家の高齢化や後継者不足等が進む一方、法人化などによる大規模経営が展開される中、飼料生産作業の効率化や飼料調製にかかる労働力の軽減が求められています。
このようなことから、現在、コントラクターやTMRセンターによる国産飼料の増産の取り組みがなされており、畜産農家の経営安定を図るための重要な支援組織となっています。

同研修会は、コントラクター及びTMRセンターの育成・発展のために必要な、「地域の飼料資源の効率的な利用」、「組織の経営安定化」、「最近の人手不足への対応」などに関する情報連絡会議です。

今回はzoomを使用したオンライン開催のため、ご自宅からでも気軽に参加いただけます。
※研修会は完全予約制

この機会にぜひお申し込みください。

1月21日(木)のプログラム

■ 開会 13:30~

■ 基調講演 
TMR材料サイレージ品質向上のポイント
~ バンカーサイロの補修と踏圧技術を中心に ~

農研機構 中央農業研究センター 飼養管理技術研究領域 作業技術グループ
主任研究員 松尾 守展 氏

TMRの原料となるサイレージの調製作業における技術的なポイントについて、バンカーサイロの補修や踏圧技術の導入事例やこれら事例におけるサイレージ品質の改善効果等を中心にご紹介します。

■ 情勢報告
自給飼料生産をめぐる情勢
農林水産省生産局畜産部飼料課 飼料生産振興班
課長補佐 吉尾 綾子 氏

本年3月、新たな「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本指針」が策定され、飼料生産組織についても、課題や推進方向が示されました。
また、農林水産省においては、AI・データ等の活用の進展を進めると同時に、農作業情報の保護、農作業安全事故の低減や飼養衛生管理基準の遵守といった基本的な取組について、改めてその重要性が議論されています。
今回は、このような、最近の飼料生産に関連する各種の施策の動向について御報告します。

■ 事例発表  
① コントラクターによるICT技術を活用した事例
有限会社 上札内機械センター
主任 中田 正登 氏

GPSガイダンス・自動操舵についてやドローンの利用について、また作業管理システムについてご紹介します。

② 農業機械メーカーのスマート農業の取り組み
株式会社クボタ アグリソリュ-ション推進部
営農技術グループ長
廣兼 以斉 氏

スマート農業への取り組みの背景や、データ活用による精密農業への取り組み状況、自動・無人化農機の状況など、農業機械メーカーのスマート農業の取り組みをご紹介します。


                        
■ 閉会

講演者プロフィール

■ 農研機構 中央農業研究センター 飼養管理技術研究領域
作業技術グループ 主任研究員 松尾 守展 氏

帯広畜産大学畜産学部を卒業後、畜産草地研究所、農業技術革新工学研究センターなどを経て2019年より現職。
主に飼料生産・サイレージ調製における農業機械・作業技術の研究開発を担当。
これまで、ロールベールラップサイロの荷役技術や非破壊計測技術、不耕起対応トウモロコシ高速播種機、イネWCS等の流通利用に向けた生産履歴管理システム、飼料用米のサイレージ調製技術等の研究開発に従事している。

■ 農林水産省生産局畜産部飼料課 飼料生産振興班 課長補佐 吉尾 綾子 氏

東北大学大学院農学研究科修士課程を卒業後、2002年に農林水産省に入省。
消費・安全局で遺伝子組換え生物等の環境規制行政等に従事した後、2019年4月から現職。

■ 有限会社 上札内機械センター 主任 中田 正登 氏

1965年生まれ。北海道芽室高等学校卒業。

1998年に(有)上札内機械センター入社、2018年より十勝地区農作業受委託事業協議会副会長。
現在は、十勝管内コントラクター事業所に先駆けてGPSガイダンス・自動操舵を導入する、以後ICT・スマート農業のコントラでの利用について模索中。

■ 株式会社クボタ アグリソリュ-ション推進部 営農技術グループ長 廣兼 以斉 氏

株式会社クボタ アグリソリューション推進部 営農技術グループ長。
1997年に株式会社クボタに入社し、2012年から現職。

イベント詳細

詳細 内容
日程 2021年1月21日(木) 13:30~15:00
会場 zoom開催
※予約締切後、マイナビ農業から視聴方法をご案内します。
※視聴方法はZoomにて実施いたしますので、Zoomに接続できる環境をご準備下さい。
定員 50名
参加費 無料 ※要予約
お問い合わせ先 (1)情報連絡会議の内容に関すること
一般社団法人 日本草地畜産種子協会 草地畜産部 担当:藤原、武田
(TEL:03-3251-6501 E-mail:fujiwara@souti-fsa.or.jp takeda@souti-fsa.or.jp)
(2)Web研修会への参加方法及びWebサポートに関すること
 株式会社マイナビ 農業活性事業部 イベント運営チーム 
 担当:谷藤、堀越
(TEL:03-6667-1181 E-mail:agri-webcast@mynavi.jp)

※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます

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