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65歳未満まで就農サポート対応!移住者ぞくぞく増加中◎リアルな就農レビューを大公開!

65歳未満まで就農サポート対応!移住者ぞくぞく増加中◎リアルな就農レビューを大公開!

熊本県の南西部に位置し、周りを美しい藍色の海に囲まれた島々で構成する天草市。山海の豊かな自然を生かしたレジャースポーツのメッカであり、南蛮文化やキリシタンの歴史に浸れる観光地としても有名ですが、今、「スローな天草ライフ」を求めて移住する人が増えているんです。その秘密を探ってみると、天草市が独自に打ち出している手厚い就農支援や、短期から長期まで選べる研修制度、さらには農地や空き家探しのお手伝いまで、一人ひとりのニーズにしっかり向き合った手厚いサポートが見えてきました。実際に移住&就農を叶えた3人のインタビューを通してその魅力に迫ります。

65歳未満まで独自の制度で就農を応援!
年齢を理由に諦めなくていいんです

JAの厳しい品質管理をクリアしたものだけが名乗れる「デコポン」の称号。全国的に高値がつくブランド果実です

就農にはある程度まとまった資金が必要となり、そのことがネックで1歩を踏み出せない方も多いと思います。農林水産省が実施する『農業次世代人材投資事業』は研修期間から最大7年間・総額1000万円以上の給付を受け取ることができる魅力的な制度ですが、「就農時の年齢が50歳未満」という年齢制限があります。そこで天草市では、「年齢を理由に夢への挑戦を諦めて欲しくない」と、独自の就農支援制度を制定。年齢制限を15歳も引き伸ばし、65歳未満の次世代担い手の育成に力を入れています。
この制度が後押しとなり、51歳で就農を決意したのが、デコポン農家の白石隆則さんです。元々は大阪で就労支援の仕事をしていたそうですが、超がつくほど多忙な日々に疲れ「ゆっくりと田舎暮らしをしたい」と決意。全国を訪ね歩き、「景色の美しさ」と、車で少し走れば大病院もショッピングセンターも揃っている「生活利便性の高さ」に惹かれ、新天地に天草市を選んだそうです。

「知識を積んで木の声が聞こえる農家になりたい」と白石さん

「移住当初は前職の経験を生かし、障がい者が果樹畑の管理をお手伝いする就労支援施設に勤めました。でも1年3ヶ月経ったところで閉鎖が決定してしまいました。『これからどうやって生きていこう?』と悩む中で、『いっそのこと、自分で就農してやってみよう』と思い立ちました。でもその時、すでに51歳だったので、国の助成金は受けられない年齢でした。天草市独自の就農支援がなかったらどうなっていたか……。想像すると怖いですね(笑)」と振り返ります。

一人ひとりとトコトン向き合い
ベストな支援を模索

白石さんにデコポン畑を任せている柴田一喜さん(85)。「山を拓いて木を1本1本植えてここまでの園地にしましたから思い出もひとしお。白石さんは救世主ですよ」と語ります

これまでの流れを伺うと、2018年8月からデコポン農家で研修を重ね、2020年1月に離農する方の畑を引継ぎ、同年の冬、独立して初めての収穫を迎えるというトントン拍子。スムーズに行った理由を尋ねると、「一人ひとりの性格や、やりたいこととしっかり向き合い、市がベストなサポートをしてくれるんです」という答えが返ってきました。例えば、研修先の師匠は「移住者の白石さんでも言葉の壁で悩まないように」と、同世代のデコポン農家を選定。さらに園地を使って実戦形式で研修を行うことで効率よく必要な知識と技術を習得することができるというメリットも。また、離農したい方と新規就農者のマッチングもサポートしてくれるので、白石さんが真面目に研修に取り組む姿を見て次々と管理依頼が舞い込んでいるそう。

「現在3カ所の園地を引き継がせてもらっていますが、研修時の師匠をはじめ各園地の持ち主の方々が細かくサポートしてくださっています。何人も師匠がいて心強いですね」と話す笑顔には、日々の充実感と手応えがにじんでいました。果樹は植えてから収穫まで数年かかりますが、離農する方の農地を引き継ぐと初期投資がグッと抑えられるうえ、1年目から収入の目処が立つのが大きなメリットです。「今のところ不安は一切ない」と断言する白石さん。初収穫が楽しみです。

実践型ハウスを完備。
独立前に試行錯誤できるのが天草ならでは◎

(左)萩原成柾さん(右)原田孝平さん

次に向かったのは、JAあまくさが運営する仮独立ハウスです。2020年4月、天草市と管内2JA、そして県が連携し「天草市新規就農サポートセンター」を設置。これまで関係機関が個別に行ってきた支援を一本化し、相談から営農定着まで総合的な支援が可能になりました。その一環として設立されたのが、仮独立ハウスです。現在、研修2年目の原田孝平さん(31)と、農業経験があり独立1年目の萩原成柾さん(29)が20アールのハウスを半分ずつ使い、それぞれ試行錯誤しながらミニトマトを育てています。

「研修の指導員は長年プロと向き合ってきたJA職員ですから知識が豊富。すごく勉強になります」と原田さん

原田さんは天草で代々農家を営む家に生まれ育ちましたが、高校卒業後に広島の異業種に就職。「11年間故郷と離れることで、天草と農業の良さが身に染みてわかりました!(笑)」と、戻ってきたUターン組です。実家がお茶や米、果樹、さらに畜産を営んでいるため、「新たな品目にチャレンジすることで経営強化を図りたい」とJA職員に相談。これまで取り組んでいないハウス栽培に挑戦することになり、安定した収穫が見込めるミニトマトに決めたそうです。
「ミニトマトと一口に言っても、水耕と土耕があってそれぞれにメリット・デメリットがあります。仮独立ハウスを使った実践型研修で両方の栽培を体験し比較検討できるのはありがたいですね。また、月に1度JA職員による研修があり、今の時期に必要な肥料や消毒などを教えてもらえますし、行き詰まった時のアドバイスも経験値に基づいて的確にしてくださるので心強いです」。
今は研修の合間に実家の両親の手伝いをしているそうですが、2021年4月の研修終了後は、逆に両親からサポートを受けられるようになります。「人手も増えるので違う品種にもチャレンジし、若い人たちに「農業って面白い!」って思ってもらえるように頑張りたいですね」と、夢は広がります。

農家のアルバイト経験を経て天草で就農。
人生も豊かに実らせる―

「天草でのトマトづくりにも慣れてきたので、趣味の釣りを楽しみながら人生も豊かに実らせたい」と萩原さん

熊本のトマトの産地として有名な玉名市で、農家のアルバイト経験がある萩原さん。「そろそろ独立したい」と考える中で天草市の就農・移住支援の手厚さを知り、挑戦の場として選んだそうです。「移住準備金として10万円支給されましたし、市の職員が探してくれたアパートは当時キャンペーン中で4ヶ月家賃無料でした。地元の方の人柄の温かさに助けられています!」と振り返ります。
実は移住後に、これまでの経歴が「農業経験者」にあたるため研修支援制度の対象外であることが判明。いきなり独立経営しないといけなくなり不安を覚えたそうですが、仮独立ハウスを貸りて収穫することで生計の目処が立ち一安心。来年以降の農地探しもサポートしてもらい、希望していた地域でいい場所が見つかったそうです。
「玉名と天草では土が違うので、今までの経験が通用しない部分もあります。仮独立ハウスを借りている間に実験的な試みを色々試して、来年以降につなげたいですね。そして、まだ独身なので人生の階段もこの地で上がっていきたいです」と夢を語ってくれました。

3者3様の挑戦を知り、天草での就農に興味を持った方は気軽に問い合わせてみてください。天草市では、「この場所と農業が自分に合っているか?」を見極めながらまずはお試し研修3ヶ月からスタートできるのも魅力のひとつ。「本格的に研修したい!」という方は最長2年間の長期研修を受けることができます。また、「専業農家はハードルが高い」という方には、施設の資材費を支援する「セカンドライフチャレンジ事業」を活用するという選択肢もあります。気候も人も温かい天草で、第二の人生を始めてみませんか?


【お問い合わせ】
天草市新規就農サポートセンター
(事務局)
天草市 農業振興課

〒863-8631
熊本県天草市東浜町8番1号
Tel:0969-32-6792
Fax:0969-24-2524
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