見つけよう、自分に合った営農スタイル。野菜・果樹・酪農まで、那須塩原市が新規就農を全面サポート

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見つけよう、自分に合った営農スタイル。野菜・果樹・酪農まで、那須塩原市が新規就農を全面サポート

見つけよう、自分に合った営農スタイル。野菜・果樹・酪農まで、那須塩原市が新規就農を全面サポート
最終更新日:2021年04月13日

豊かな自然と温泉に恵まれ、観光・リゾート地として人気の栃木県・那須塩原市。那須連山を背景に冷涼な気候や山からの水を利用した米、野菜、果樹等の栽培が盛んであり、生乳生産額が本州第1位(農林水産省平成30年市町村別農業産出額(推計)より)の酪農地帯でもあります。更なる地域農業の活性化を目指して、市では農業研修等を行う「チャレンジファーマー」事業で新規就農者を全面サポート。短期インターンシップから長期研修まで幅広いプログラムを敷いており、経験豊富な先輩農家とともに、後継者の育成に尽力しています。

恵まれた気候風土と、幅広い農業の選択肢

栃木県の北部に位置する那須塩原市は、冷涼な気候条件を生かした水稲、園芸作物が盛ん。那須連山を背景に複合扇状地が広がり、明治時代に建設された那須疏水が田畑を潤し、昼夜の寒暖差によって風味豊かな作物が育まれています。

こうした気候風土は畜産・酪農にも適しています。那須山麓には、北海道以南最大級の酪農地帯が形成され、観光農場や特産加工などの6次産業化も進んでいます。

酪農をはじめ、ネギやナスなどの露地野菜、イチゴ、アスパラガスなどの施設園芸を中心に、栽培品目の選択肢が多い那須塩原市。後述する農業研修の受入先でもある先輩農家2人に、それぞれの作物の魅力や同市ならではの農業のやりがいを聞いてみましょう。

何を作るか、どう作るか。那須塩原だからできる理想の農業

反収の高い露地野菜を周年生産、効率を追求した稼げる農業

農業歴36年の遅澤喜則さん(61歳)は、露地野菜を手掛ける地元農家の師匠的存在。就農当初は水稲、麦、大豆の土地利用型の農業を営んでいましたが、10年ほど前に価格の高い園芸作物をメインに転換。夏秋ナス1.8ha、ネギ1.3ha、トウガラシ24aを通年で栽培し、裏作で米6haのほか、耕畜連携でWCS(飼料用米)6.5haを栽培しています。

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就農の経緯を語る遅澤さん

「ナスは作物として面白く、ネギは土地に合っています」と遅澤さん。まず、ナスは反収の高さが魅力。栽培期間も長いため、シーズン中に新しい方法を試行錯誤して結果を見ることができます。収穫期は早朝4時からのハードワークですが、やればやっただけ収入になることが魅力だと語ります。

一方のネギは、比較的労力のかからない作物。先祖代々受け継ぐ土地は水はけがよく、作物に泥が付かないという特徴も相まって、出荷調整がしやすいのだそう。白くきめ細かい「那須の白美人ねぎ」のブランドで流通しています。

露地野菜は初期投資が少ないため新規参入しやすく、定植の1カ月後には収入を得られるのもメリットの一つ。遅澤さんは当初、適正規模の倍の面積で栽培を手掛け、翌年はさらに倍へ。作物を無駄にしたくない一心で効率的なやり方を追求し、現在は1,000万円以上の収益を上げています。

夏イチゴの生産者としてノウハウ蓄積、理系の強みを経営に生かす

イチゴ農家である菊池太輔さんの前職は自動車関連のエンジニア。サラリーマンの生涯賃金を超えて稼ぐには経営者になるしかないと、27歳の時に親元就農しました。生まれ故郷である同市でイチゴ農家を継ぐ決意をした裏には、その年に品種登録された「なつおとめ」の存在がありました。

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赤々とした実が特徴の「なつおとめ」

「マイナーな品種ですが、産地が限定され、生産者が少ないことが強みです」と菊池さん。尖がった品種をいち早く導入し、夏イチゴの生産者として知られる存在になりました。

「なつおとめ」の主な販売先は洋菓子店。ショートケーキに使われることを想定した小ぶりできれいな円錐形と甘酸っぱさが特徴です。収穫の半量は市内の洋菓子店へ自ら配達。残り半分は東京方面に直送しています。那須塩原市は交通の便がよく、東京・大宮方面をはじめ、郡山・仙台方面へもセールスできる利点があると語ります。

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自身の農業スタイルにつて語る菊池さん(左)

「『なつおとめ』は売り方も含めてやりがいがありますし、技術で稼ぐなら『とちおとめ』もおススメです。いちご王国・栃木県の中でも、夏イチゴの産地である那須塩原市なら、色々なことに挑戦できますよ」(菊池さん)。

就農を目指す方へのアドバイスを問うと、「就農で重要なのは情報収集です。たぶん最初の作物選定が一番難しい。まず自分が何をしたいのか考え、理由も明確にして、その場所へ行って農業を体験して自分に合うか確かめてほしいですね」と語ってくれました。

インターンシップで、那須塩原市の農業を体験

ここまで現場から農業の魅力を語ってもらいましたが、やはり百聞は一見に如かず。同市では現地での農業体験の機会創出、担い手の育成を目的とした「チャレンジファーマー事業」を設け、農業初心者から農業スキルの向上を目指す方まで、技術習得を支援するプログラムを用意しています。

「チャレンジファーマー事業」の詳細はこちら

新たに同市で農業を始めたいと考えている方へ向けては、「インターンシップコース」の体験型研修がおススメ。21年4月~22年3月までの期間、1泊2日で市内の農家でイチゴ又はナス・ネギの農業体験が可能です。経験豊富な先輩農家に学ぶことで、目指す農業の道が開けるかもしれません。詳しい情報は、インターンシップ情報サイトAGRiiNにて掲載中!那須塩原市での暮らしや農業に興味を持った方、農業インターンシップを通じて、同市の魅力を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
※募集人数数名。市内宿泊の場合、飲食代、交通費は実費負担
(電車を利用の場合は駅からの送迎あり)


インターンシップコースの詳しい情報やご応募はこちら

【問い合わせ先】
那須塩原市役所
産業観光部 農務畜産課 担い手支援係
http://www.city.nasushiobara.lg.jp/shigoto/d01/k01/9240.html

〒325-8501 栃木県那須塩原市共墾社108−2
TEL 0287-62-7032
FAX 0287-62-7223

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