南アルプス市でイチゴ狩り? 年間2万5000人が訪れる農園の魅力とは

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南アルプス市でイチゴ狩り? 年間2万5000人が訪れる農園の魅力とは

南アルプス市でイチゴ狩り? 年間2万5000人が訪れる農園の魅力とは
最終更新日:2021年03月15日

フルーツ王国として全国に知られる山梨県。特産品としてモモやブドウが思い浮かびますが、実はイチゴも作っていることを知っていましたか? 南アルプスのきれいな水で大切に育てた大粒完熟イチゴは、果物狩りはもちろん、南アルプス市のふるさと納税の返礼品としても注目を集めています。「山梨の魅力をたくさん知ってほしい」と農業体験や移住就農支援にも取り組むフルーツパーク斎庵。その思いやこだわりを聞いてきました。

15品種のイチゴを食べ比べ!「ICHIGOZANMAI(イチゴザンマイ)」

山梨県のほぼ真ん中に位置する南アルプス市は、標高3000m級の山々に囲まれた肥沃な盆地。きれいな水、豊富な日照量、昼夜の寒暖差など、果樹栽培の好条件が揃っています。

「果物は昼夜の寒暖差で甘くなって、水はけのよさで実が締まるんですよ」。
そう話してくれたのは、フルーツパーク斎庵(以下、斎庵)の農園リーダー、深澤沙也佳さんです。

南アルプス

山梨県内で観光農園を展開する同社が、南アルプス市に観光イチゴ農園「ICHIGOZANMAI(イチゴザンマイ)」をオープンしたのは4年前。深澤さんは、開園当初から栽培と接客を担当しています。
フルーツ王国・山梨県でもイチゴは生産量が少ない果物です。夏秋のモモとブドウで終わらずに、一年を通して多くの人に山梨を訪れて地域の魅力を知ってほしいと、斎庵は敢えて山梨県でイチゴの高設栽培に取り組みました。

「観光が生業なので、お客様の楽しませ方は常に考えていますね」と深澤さん。多くの観光農園が採用する食べ比べも、品種が多ければ多いほど楽しくなると考えて、最大15品種のイチゴを栽培しています。

南アルプス

15品種をランダムに配置しているのも工夫のひとつ。色・味・形の違いを確かめながら楽しめます

ふるさと納税の返礼品に大粒完熟イチゴ

お客様を喜ばせたいという思いから、斎庵では赤く大きな実をつけることに力を注いでいます。実を大きく育てるために、芽かきは欠かせません。主に深澤さんら二人のスタッフが、毎日イチゴを観察しながら手作業で芽かきを行っています。
実が赤くなるために重要なのは温度管理です。ハウス内の温度設定が1℃低いだけで色づきが一週間も遅れてしまいます。

「どんなにハウスを温めても太陽が出なければイチゴは赤くなりません」と深澤さん。

南アルプス

観光に特化したフルーツパーク斎庵の訪客は9割が県外から。イチゴ狩りで年間2万5000人が南アルプス市を訪れるようになりました。しかし、軌道に乗った矢先のコロナ禍で客数は減少。観光農園を生業とする同社には、出荷ルートもありません。

「果物狩りに来られない県外のお客様へ届けたら喜ばれるかも」。そう考えた深澤さんらは、南アルプス市のふるさと納税の返礼品にイチゴを提案。食べ比べをコンセプトに2品種セットを登録しました。組み合わせは注文時期や収穫状況によって異なり、どの2品種が届くかはお楽しみ。ワクワクしながら蓋を開けると大粒の完熟イチゴ!

苗から大切に育て、お客様の喜ぶ顔を思い浮かべながら一粒一粒手摘みしたイチゴは、フルーツ王国・南アルプス市でも人気の返礼品のひとつになりました。

南アルプス

イチゴの収穫期は12月の終わりから5月末まで。約半年間楽しむことができます

ふるさと納税ページはこちら

人と自然の調和が魅力!南アルプスの麓で就農を

山梨県を訪れる人に農業の楽しさも知ってほしいと、斎庵では就農支援にも取り組んでいます。就農支援を担当するのは、就農4年目の佐々木美恵子さんです。フルーツパーク斎庵が経営するモモ観光農園に短期アルバイトの求人を見て入り、2年前から社員としてイチゴ農園に合流し、深澤さんと共に栽培と接客を担当しています。

「最初から農業に興味があったわけではないんです。携わっていくうちに植物を育てることが楽しくなって、育てた果物をお客様に食べて喜んでもらえることにやりがいを感じるようになりました」と話す佐々木さん。自身の経験も生かして就農希望者をサポートします。

南アルプス

定期的にオンラインセミナーを開催し、興味を持ったら無料の農業体験でイチゴの栽培を指導。将来の移住就農を希望して、勤務先の休暇制度を利用して長期インターンシップで暮らしながら農業を学ぶ研修生もいます。

「県外から来ていきなり農業を始めるのはハードルが高いと思います。斎庵を通して地域や農家さんとのつながりをつくってもらえたら」と佐々木さん。

グループ会社には、不動産会社や人材派遣会社があり、住居探しのサポートや農閑期の短期就労の紹介もできます。斎庵は農業で地域貢献を目指しています。

「果物が好きで、山も好きです。山があるから果物もおいしくなります。山梨に住みたい人が増えるように魅力を発信していきたいです」と佐々木さん。

「子どもたちに農業体験を提供して未来の就農者を増やしたい」と自身の夢を語ってくれた深澤さんも未経験からの就農。子育て中の主婦でもあります。農業を楽しんでいる姿が素敵な二人でした。

南アルプス

いつも旬がある、果物の郷・山梨県南アルプス市

日本で2番目に高い北岳(標高3193m)を主峰とする南アルプス連山の麓に広がり、遠くは八ケ岳まで見渡し、振り返ると富士山が頂をのぞかせる。山梨県南アルプス市は山々に抱かれた広大な盆地。四季がはっきりしているため、旬の果物がおいしく実ります。

初夏のサクランボは県下No.1の収穫量。全国に先立ち5月から収穫できます。6月にシーズンが始まるスモモは、南アルプス市が収穫全国1位。同市で誕生した高級品種の「貴陽」は、世界一重いプラム(スモモ)として県内外に多くのファンがいます。
7月からはモモとブドウの収穫が始まります。味のよさはもちろん、品種の多さも産地ならではの楽しみです。10月からは柿のシーズン。渋柿を天日干しした「枯露柿」や「あんぽ柿」は贈答品にも喜ばれる逸品です。

南アルプス

甘みと酸味のバランスがよく上品な味わいの高級プラム「貴陽」

そして12月から5月まで楽しめるイチゴへとリレーします。このように、南アルプス市のふるさと納税の返礼品にも、旬の果物がたくさん用意されています。

「返礼品でもイチゴをもっと楽しんでもらえるように4品種の食べ比べセットも企画中です。南アルプス市の果樹農家と協力して季節便をお届けするなど、総力戦で山梨県を、南アルプス市を盛り上げていきたいですね」と深澤さん。

自然との距離が近く、観光、アウトドア、温泉、季節の果物、そして農業ライフなど、たくさんの魅力が詰まった南アルプス市へ足を運んでみませんか。きっと山梨のよさが肌で感じられるはずです。南アルプス市の特産品を集めたふるさと納税からも目が離せません。

【取材協力】
「ICHIGOZANMAI(イチゴザンマイ)」
〒400-0411 山梨県南アルプス市西南湖1240
055-231-5353
イチゴ狩りの予約はこちらから

【お問い合わせ先】
山梨県南アルプス市総合政策部政策推進課
電話番号:055-282-6073(直)
FAX:055-282-1112
メールアドレス:seisaku@city.minami-alps.lg.jp

【関連リンク】
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