流氷の訪れる街 オホーツク・紋別の牧場で「6次化」を。牧場作業から乳肉加工、販売までを体験してみませんか?

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流氷の訪れる街 オホーツク・紋別の牧場で「6次化」を。牧場作業から乳肉加工、販売までを体験してみませんか?
最終更新日:2021年05月27日

牛乳はもちろん、みんなが大好きなソフトクリームやチーズ、ハンバーグにソーセージ…。
これらはすべて牧場で原材料が生まれます。それを利用して、自社で製造加工、そして販売までを行う「6次産業化」に取り組み、成功を収めている会社があります。北海道のオホーツクエリア、紋別市にある「株式会社オホーツクファーム喜多牧場」です。『今でこそ6次化などといわれますが、うちの場合、そんな大げさなものではないんですよ』と話す喜多俊晴社長。牧場が運営する直販ショップ「みるとんはうす」では、ランチやソフトクリームを提供したり、ふるさと納税の返礼品としても人気の製品を販売しています。
そんな喜多牧場が酪農の規模拡大と共に、ここに至った道のりとこれからを紹介していきましょう。

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牛も人も快適に幸せに
~開拓の意思を受け継いで~

喜多牧場は現在、総頭数1300頭の乳牛を飼育し、総面積300ha以上の農地を有する牧場です。現在、牧場では25名、直販ショップで6名が働いています。
牧場では、牛たちが健康で快適に過ごせるように、従業員一人一人がいつも考えながら仕事をしています。また、従業員同士のコミュニケーションを特に大切にしており、毎朝のミーティングや担当チーム会議、月一回の従業員全員での昼食会が開かれています。
『せっかく縁あってこの牧場に来たのだから、楽しくやりがいを持って、仕事をしてもらいたいですね』とは喜多社長の言葉です。
大規模牧場だからこそ牛一頭一頭に気を配り、従業員一人一人が生き生きと働ける場所となることを「喜多牧場」は目指しています。
明治40年代に先代が徳島から北海道に渡り、開拓の鍬を入れ、以来農業に精を出し、昭和30年代には乳牛導入、一頭の牛から少しずつ数を増やし、60年の年月を重ね今に至ります。

清潔に保たれたフリーストール牛舎。飼料は牛の胃のむしにも優しい特別な配合に

子どもと一緒に飼った豚が6次化のきっかけに

『我が家には子どもが4人いるのですが、牧場が大きくなり従業員を雇うようになってお手伝いをさせることがなくなったんです。そこでウサギや豚を飼って、一緒に育てることにしました。子牛が飲みきれない初乳と飼料用トウモロコシを食べさせて、子どもたちと一緒に育てた豚はすくすくと成長。いよいよ命をいただくことになりますが、5頭もいましたから自分たちではとても食べ切れない量でした。そこで地域のみなさんにおすそ分けしたところ、喜多さんの豚は美味しいと喜んでいただき、評判になったため、ちゃんと販売しようと考えたんですよ(笑)』
これが喜多牧場が「牧場直販ショップみるとんはうす」を開くきっかけです。

搾乳室だった建物を改装した「みるとんはうす」。観光客もたくさん訪れる人気の店

地域の声に応えたくて

最初は豚肉販売から始まった「みるとんはうす」。『どうして牛肉は売らないの?』『喜多さんの牛乳を飲んだことないんだよね』といった声に後押しされ、牛肉と牛乳の販売を始めました。それをきっかけに『牛乳を売るならソフトクリームやプリンもやりたい』と考えたり、どうしても売りにくい部位の肉を残してしまうのは命の無駄になると思い、ハンバーグやソーセージに加工したりと、少しずつ商品が増えていったそう。さらには『ここでハンバーグを食べられたらいいのに』という声からランチ営業も始まりました。
次第に評判が広がり、ソフトクリームが高速の道東自動車道にある占冠サービスエリアで販売(別法人)されたり、紋別市の街中には「みるとんはうす」の2号店(ガリンコ店)が誕生。紋別市のふるさと納税返礼品に選ばれるなど、「喜多牧場」の味は着実に広がっています。

63℃30分殺菌の牛乳をふんだんに使うスイーツ、牛、豚それぞれの味が際立つ肉製品

牧場作業・乳肉加工・販売
すべてが体験できるインターンシップ

酪農と加工、販売の両方を自社で行っている「喜多牧場」。インターンシップでは牧場での牛のお世話や、農業機械の試乗、直販ショップでのソフトクリームやチーズ、ハンバーグなどの製品製造、実際に消費者に届けるまでを体験できます。酪農分野、乳肉製品加工分野でそれぞれ3日程度のプログラムが用意されていますが、期間を延長して希望の体験をすることもできるそうです。『一般の牧場さんにはない「6次化」に関することまで学ぶ事ができるのは、当牧場ならではかもしれません。宿泊は我が家の空き部屋を利用してもらえるので、色々な話が出来たら嬉しいですね』。
生産・加工・販売すべてが牧場内で行っている環境を『おもしろそう!』と感じる人なら、年齢や経験、経歴を問わず歓迎してくれるそうです。

酪農の仕事から、製造や販売まで体験できるのが「喜多牧場」のインターンシップ

次世代に受け継がれる「喜多牧場」

『酪農の規模が大きくなるにつれて、地域とのコミュニケーションが薄れてしまっていないかといつも考えるんですよ。牧場に地域の人々が集い、人々がつながり、そこで牧場の美味しさに出会ってくれたらと思っています』。そう話してくれたのは、従業員や地域の人々と牧場の繋がりを大切にしてきた喜多社長。
「喜多牧場」の次の時代を担うのは、息子の遼太朗さん。この春、大学を卒業して地元に戻ってきたばかりなんだそうです。『牧場は、今後ますます作業の自動化や省力化、IoTの活用などが進んでいくと思います。また、地球温暖化も世界的に問題になっているので、働く人にも環境にも優しい牧場を目指し頑張っていきます。お店の方は、紋別という水産資源に恵まれた場所なので、海の幸と山の幸でコラボをして、新しい特産品を作ることができたらいいなと考えています。これからもっと多くの人に喜多牧場の味を楽しんでもらえるような活動を考えたいですね』。
喜多牧場の長い歴史が、さらに次の世代に受け継がれていくことでしょう。

牧場のあるべき姿と未来像を楽しげに語りあう喜多俊晴社長と遼太朗さん親子

【インターンシップで体験できる☆彡】喜多牧場のチーズづくりの様子

※音声がでます


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【お問い合わせ先】
株式会社オホーツクファーム喜多牧場
北海道紋別市上渚滑町上東198
電話:0158-25-2900
FAX:0158-25-2900
メールアドレス:moomoomoochan@sweet.ocn.ne.jp
株式会社オホーツクファーム喜多牧場のHPはこちら

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