- 光・水・空気を通すので、ネットの下で草が根を張り、畦畔・法面を崩しません
- 雑草抑制効果で面倒な除草作業から解放。難防除雑草や害虫のほ場侵入も抑制
- 設置作業は簡単。耐候年数も約8年と経済的で傷んだら重ね張りもOK
『雑草抑制おまかせネット』で面倒な除草作業から解放!
小佐治環境保全部会では、もち米の「滋賀羽二重糯」などを栽培する生産者や地域住民が一体となって環境活動に取り組んでいます。
「滋賀県環境こだわり農業推進条例」に則った農業を推進し、農薬や化学肥料を従来の5割以下にした「環境こだわり農産物」を生産し、県の認証も取得しています。
「認証を受けるには、守らねばならない取り組みがあり、その一つが除草剤を使わない畦畔の管理です。鎌や刈払機、自走式の草刈機など、いろいろと試しましたが一向に楽にはならず、むしろ温暖化で除草の負担は増すばかり…。そんな時に隣町の生産者から紹介されたのが『雑草抑制おまかせネット』です」と、振り返るのは部会の代表・橋本さん。
『雑草抑制おまかせネット』は、その名のとおりポリエチレン製のネットで、防草シートと異なり、光や水を通すため、雑草を生かして畦畔や法面を管理できるのが特徴。草が根を張るので、地面がゆるんだり、崩れたりすることはありません。更にネットは風も通すので、強風でめくれる心配もない上、耐候年数は約8年と経済的。
「ネットなので設置しやすいのもポイント。経年劣化で傷んでも古いネットに重ねて張れるので、メンテナンスも簡単です。近年は導入に『多面的機能支払交付金』や『中山間地域等直接支払交付金』などを活用するところが増えています」と教えてくれたのは、大一工業の営業担当・奥林さん。
橋本さんもこれに頷き、「これまでは農道を中心に設置しましたが、今後は広域農道の法面や個々の田んぼの畦畔にも展開します。景観になじむ色合いなので、里山の雰囲気を壊さないのもいいですね」と更なる導入に前向きです。
『雑草抑制おまかせネット』はJA経由で購入が可能なので、畦畔や法面の除草管理にお悩みの方や、自治体などの担当者は、最寄りのJAに相談してみてはいかがでしょうか。
[問い合わせ先]
大一工業株式会社
https://www.nara-daiichikogyo.co.jp/
〒636-0103 奈良県生駒郡斑鳩町幸前2-8-24
TEL:0745-75-2645