今こそ知ってほしい!『育苗』という就農の選択肢。日本トップクラスの企業が目指す”農業の働き方改革”@九州/熊本|マイナビ農業

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今こそ知ってほしい!『育苗』という就農の選択肢。日本トップクラスの企業が目指す”農業の働き方改革”@九州/熊本

今こそ知ってほしい!『育苗』という就農の選択肢。日本トップクラスの企業が目指す”農業の働き方改革”@九州/熊本

「『育苗』=農家の仕事のひとつ」というのはちょっと前の常識。現在は、農家から『育苗』を請け負う専門の会社があるのをご存知ですか?しかも、そのスケールや設備は想像以上。最先端の機械設備やデータを駆使しながら安定した品質の苗を提供することで、需要は年々高まっています。普段はなかなか見ることができない、全国トップレベルの規模と設備を持つ株式会社九州野菜育苗センターに取材しました。

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最先端ハウスで受注生産率ほぼ100%!
日本最大級の育苗メーカーだから実現できる、
日本の農業の未来を支える仕事

熊本県菊池市。農業が盛んで、おいしい米どころとしても知られるこの地域に、2019年に完成したのが、株式会社九州野菜育苗センターです。東京ドームの1.3倍という広大な敷地面積に建てられた巨大ハウスは、東西168m、南北316m、面積4万㎡と日本最大級。中に入ってまず目に飛び込むのは、近代的な工場のような機械設備です。

一次育苗部門の若手リーダーとして後進の育成も担当する矢羽田さん

出迎えてくれたのは、栽培担当係長の矢羽田達朗さん。大学農学部の修士課程を修了後、生命科学分野で植物の研究にも携わってきたという矢羽田さんにまず、『育苗』について聞いてみました。「穀物や野菜などを育てるのに、『苗』の存在は欠かせません。昔から、苗七分作や苗半作という言葉もあるほど、苗の出来不出来は定植後の作柄に影響を与えるといわれています。かつては農家で作られることが多かったのですが、世代交代や高齢化などにより、最近は当社のような苗専門のメーカーに委託されるケースが増えているんです」。
ちなみに、現在日本国内で流通している野菜苗の需要は、年間約5億本だそう。そのうち九州野菜育苗センターで約250万本、グループ会社全体では5000万本近く生産しているということなので、その規模がうかがい知れます。
現在、九州野菜育苗センターではトマトの苗を中心に生産し、熊本県を含む九州各地に販売をしています。夏場は農家向けのトマトの苗がほとんどですが、春にはナスやピーマン、キュウリなどホームセンター向けに多品種の苗も作っているそう。

細かな水やりや温度、光の微調整など、人にしかできない仕事もあるため、機械化する作業をうまく分担している

「ミニトマトから大玉まで数多くのトマトの品種がありますが、当社の場合、ほぼ100%受注生産です。いつ、どういう品種の苗をどれくらい欲しいという注文を2〜3カ月前までにもらって、そこから生産計画を立てて準備していきます。社内のシステムに入力すれば、逆算してすべてのスケジュールが立てる仕組みになっているので、データに沿って作業を進めていきます。熊本のトマト農家のレベルは全国的にも高いので、値段が高い時期に、いいものを出したいという思いが強く、日々、その要求に応えられるよう頑張っています」。

1つ1つの苗を『接木』でオーダーメイドに注力。
すべての工程に機械化を導入、省力化や効率化にも積極的

農家が求める苗をオーダーメードで作っている同社が現在力を入れているのが、『接木(つぎき)苗』と呼ばれる苗づくりです。接木とは、特徴の違う2つの苗を接ぎ合わせて、両者の特徴を兼ね備えた植物を作り出す園芸技術のこと。基本的には、下の台木には病気に強い苗、上の穂木にはおいしい実が収穫できる苗を組み合わせることが多いそうです。
育苗の流れは次の通りです。


①まず種まきして発芽させ一次育苗を行います。
②2〜3週間後に接木の作業をして養生した後、ハウスで外の環境に慣らすために順化。
③その後ポットに植え替えたのち、二次育苗で大きくして、それぞれの農家が求めるクオリティーに育てていきます。


大量の注文に対し、こうした作業を効率良く行うため、広大なハウス内は作業ごとにエリアが分けられ、部門別にスタッフが作業を行っています。
「農家が求める苗のサイズもバラバラなので、それぞれの農家が求める品質になるよう、水やりや温度、光のコントロールには細心の注意を払います。安定した品質のものを提供することで、お客さまも喜んでくれます」と矢羽田さん。
そんな作業を強力にサポートしてくれているのが、ハウス内の充実した機械設備です。重い苗の運搬や水やり、光を調節するカーテンなど、体に負担のかかる作業はほとんど機械化されています。その分、人は観察や管理などに集中でき、仕事の省力化や効率化につながっているといいます。

大規模な機械設備は、生産性や効率アップにつながっている

「これだけの規模のハウスで、機械化で栽培に注力できるからこそ、農家に満足していただける高品質の苗を提供しています。まだまだ設備を使いこなしていない部分もあるので、今後はさらに工夫を重ねながら作業を効率化して、より品質の高い苗を作っていきたいですね」と意欲を語ります。
 
 

見分けのつきにくい種や機材もQRコードで徹底管理!
未経験者でも安心して働ける環境。働き方改革にも全力

平均年齢20歳代後半。若いスタッフもたくさん働いている九州野菜育苗センター。昨年春入社した日吉凜花さんに話を聞きました。農業高校園芸科を卒業後、グループ会社で働く姉の勧めで入社したという日吉さん。入社以来、種まきの仕事を担当しています。

「体を動かす仕事が自分に向いている」と話す入社2年目の日吉凜花さん

年間を通じてあるという種まきの仕事。とはいっても、畑で1つ1つポットに植える作業ではなく、あらかじめ立てられたスケジュールに沿って、専用の種まきの機械を使って行います。「気を遣うのは、最初に土を作る段階での灌水の量と、種が混ざらないようにすることですね。一度種が混ざってしまうと見分けがつかないので、間違わないよう気を付けています。毎回作業の前後には、社員証や商品のQRコードを読み取るなどのシステムが整備されているので、不安なく仕事ができます」と笑顔を見せます。

苗の管理・作業はすべてQRコード読み取り式。人為的ミス防止や作業効率化に力を入れている

そんな同社の特徴のひとつに、繁忙期と閑散期がはっきり分かれていることが挙げられます。3~5月と7~10月中旬で、年間生産量の約85%を占めるため、繁忙期にはパート従業員の人手も借りながらフル回転。その分、閑散期には7〜9日など連続して休みも取得しやすいといいます。農業では年間休日が少ないなか、90日以上の休みがあるのは珍しいとのこと。育児休暇などの社内制度も利用しながら、メリハリをつけて働けるのも魅力です。

会社の立ち上げから携わっている統括農場長の山本功治さんも異業種出身だ

高まる育苗のニーズに応えるため、同社では現在スタッフを募集中です。「育苗の専門会社のニーズは今後も高まることが予想されます。販路拡大をしつつ、栽培管理のできる人材も育てたい」と話すのは統括農場長の山本功治さん。未経験者でも異業種からでも不安は無用。全国トップレベルの充実した設備機械や環境がサポートしてくれるので、安心して働くことができます。「農業に興味はあるけど、いきなり就農は不安」「農業の仕事で安定的な収入を得たい」という人にも活躍の場があります。まずは、会社見学からトライしてみませんか?

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株式会社九州野菜育苗センター
※ホームページは株式会社熊本野菜育苗センターになります
〒861-1313
熊本県菊池市出田西面の上1030番地
TEL:0968-24-7777
FAX:0968-24-7778

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