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【農業体験レポート】就農の第一歩は農業体験から!福島県伊達市で見つける自分にぴったりな農業のかたち。

【農業体験レポート】就農の第一歩は農業体験から!福島県伊達市で見つける自分にぴったりな農業のかたち。

農業に興味はあるけれど、何をどこで作るのか、具体的な作業内容は?農業で食べていけるのか不安……。そんな就農希望者の心配事の解消には農業体験がおすすめです。農業に関することはもちろん、その土地の気候・風土も肌で感じることができ、移住就農の具体的な検討に役立てることができます。福島県伊達市の新規就農者支援制度のひとつ、農業体験は伊達市ならではの多彩なプログラムが魅力。地域農業の発展に尽力する生産者の姿とともに、体験の様子を紹介します。

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さまざまな秀品作物が育つ
福島県伊達市ってこんなところ

福島県の北部に位置する伊達市は、東に阿武隈山系の霊山、西には吾妻連峰、北方には宮城県境の山々が遠望できる福島盆地の中にあります。歴史は古く独眼竜(どくがんりゅう)で知られる伊達政宗のルーツがここにあります。伊達氏の祖である初代 朝宗(ともむね)が平安時代末期の源頼朝による奥州征伐の戦功により伊達郡を賜り、姓を伊達と称しこの地方を支配することとなりました。「伊達氏発祥の地」です。

   

   

市の西部を阿武隈川が流れ、中心部周辺は平坦地となっており、福島盆地の寒暖の差を生かすことで豊富な農産物を育んでいるのも伊達市の特長です。特産品のモモやカキ、リンゴ、ブドウなどの果樹をはじめ、野菜ではキュウリにトマト、水稲と多彩な秀品作物が生産者の情熱やたゆみない努力によって栽培されています。

その伊達市が今、力を注いでいるのが担い手育成です。高齢化による担い手不足を解消するため、個人農家や農業法人が新規就農希望者の農業体験や研修を受け入れ、営農のノウハウを伝授。未来の地域農業のために尽力するその姿は、農業を志す人たちのお手本であり、師となる存在です。
伊達市で農業を営む2つの農業法人に農業体験を受け入れるに至った思いや体験で学べることをお聞きしました。

伊達の農業を絶やさぬために。
受け入れ農家の思い

『伊達あぐり株式会社』代表取締役 佐藤喜宣(さとう・よしのぶ)さん

実り豊かな大地を守り、伝えていくことを目的に2019年に法人化した『伊達あぐり株式会社』は、特産品のモモやリンゴ、洋ナシなどの果樹をはじめ、トウモロコシ、キュウリなどの野菜を安心・安全に育んでいます。法人化のきっかけは、高齢化や後継者不足による耕作放棄地や遊休農地が増え、地域の風景が失われていくことに危機感を抱いたことにあると代表の佐藤喜宣(さとう・よしのぶ)さんは話します。

「高齢から自分で耕作するには限界があるため農地を貸し、耕作委託する農家が増えています。最初は個人で請け負っていたのですがそこにも限界が生じ、仲間とともに会社を立ち上げました」。

『伊達あぐり株式会社』のみなさん

法人化によって個人農家では難しかったことにもチャレンジできるようになったと話す佐藤さんは“永続する農業と健康づくりに貢献”をテーマに、低農薬や有機農法も視野に入れた営農を実践。大手スーパーとの取り引きにも動き出すなど、そのアグレッシブな営農にはどのような思いがあるのでしょう。

100人いたら100通りのやり方があるのが農業の楽しさです。ベテラン生産者の知識や技術に、若い人たちの感性やアイデアを加えることで農業をブラッシュアップしていくことがこれからの農業には必要です。持っているものすべてをお教えしますので、そこから先は自分に合った農業を見つけてほしいと思っています」。

   

そう笑顔で話す佐藤さんは、スタイリッシュな作業着を若い人が身につけるなど、今までの農業のイメージを払拭してほしいと期待を寄せます。『伊達あぐり株式会社』では希望作物や時期、体験日数によってニーズに合わせた体験プログラムを実施。栽培技術のみならず、ファーマーとしての生き方やこれからの地域農業を学べることでしょう。

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2つ目に紹介する受け入れ農家は、モモ、サクランボ、リンゴ、ブドウ、カキなどの果樹を手がける『有限会社 伊達水蜜園』です。果樹農家2代目となる佐藤祐樹(さとう・ゆうき)さんが家業を継いだのは、2011年3月に発生した東日本大震災がきっかけと話します。

『有限会社 伊達水蜜園』代表取締役 佐藤祐樹(さとう・ゆうき)さん

「それまで農業を継ぐつもりはなかったのですが震災を経験したことで意識が変わりました。風評被害で営農そのものができなくなる危機に陥り、地域のためになんとかしたいと思いました」。

果樹は樹を植えたその年に収穫できるわけでなく、モモの場合は定植から約7年後にやっと収穫ができます。そこに“ものづくり”の楽しさを感じると話す佐藤さんは、時間をかけて独自の栽培方法を確立。現在、約3ヘクタールのほ場を基本的にはひとり、繁忙期はパートさんを雇いながら切り盛りしています。

   

「震災による風評被害を受け、長野に移住し果樹園を始めた両親は、今はそちらをメインに栽培をしています。地域をなんとかしたいという思いから始めた農業なので、わたし自身はこの地に根を張り、頑張っていきたいと考えています。農業体験者の受け入れもその一環です。農業を生業(なりわい)とする以上、担い手を育てることも務め。農業に少しでも興味がある人は実際に畑に出ることで働く環境を肌で感じることができると思います。食に興味がある、くだものが好き。そんな気軽な気持ちで参加してみてくださいね」。

初心者でも参加しやすいのが伊達水蜜園の農業体験です。そこで、農業ビギナーのマイナビ農業制作部Dが実際に体験!その模様をお届けします。

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マイナビ農業制作部が体験!伊達水蜜園農業体験レポート

体験に参加した8月中旬は福島を代表する特産品であり、夏の風物詩でもあるモモの収穫時期。収穫や選果を体験しながら、美味しいモモの見分け方なども教えていただきました!

   

農業体験の服装は?

炎天下の作業になることもあるため、帽子は必須。長袖、長ズボン、手袋(軍手)で虫刺されや日焼けを予防しましょう。足元は長靴があると安心です。

〜収穫体験〜

   

マイナビ制作部D

モモはひとつ一つ手で収穫するんですね。もぎ取るコツを教えてください。
まず、枝を折らないこと、傷付けないことが大前提です。モモを優しく持ち、実を斜め下に引っ張るように収穫します。

佐藤さん

マイナビ制作部D

力を入れなくても簡単に取れるんですね!楽しい〜♪
果樹は収穫時期にあたれば収穫体験ができますが、それ以外のシーズンでも摘蕾(てきらい)や摘果(てきか)、剪定作業、土壌づくりなどを体験いただくことができます。農業の楽しさも厳しさもまずは畑に出てみることから始まります。実際に畑に立って、感覚だけでも体験してもらえたら嬉しいですね。

佐藤さん

〜選果体験〜

   

収穫したモモはサイズ別に選果をします。この時、傷があるものは省いていきます。

佐藤さん

マイナビ制作部D

ずっしり重みがあって、モモの良い香りがたまりません!ところで、美味しいモモの見分け方ってあるんですか?
表面に斑点があって色が濃いこと、かたちが横に広いことが美味しいモモの目安になります。ただし、モモは日焼けするほど赤くなるので、濃いピンク色がベストです。

佐藤さん

〜農業体験に参加してみて〜

マイナビ制作部D

農業や食に興味があるなど、気軽な気持ちで農業体験ができることに魅力を感じます。「まずは畑に出てみることから始まる」という佐藤さんの言葉のように、畑いっぱいに広がるモモの香り、手触り、心地よい風などを感じることができました。これは現地に行かないとわからない感覚。農業体験は初めてでしたが、佐藤さんの丁寧で優しい指導のおかげで楽しく学ぶことができました!

農業始めるなら伊達市へ!農業体験・インターシップ募集

伊達市で秀品作物が育まれる理由は、恵まれた自然環境のみならず、生産者の情熱、そして行政の支援などさまざまな要因があります。そのひとつが「担い手育成」。地域の農業を支える新規就農者へのサポートを惜しまない福島県伊達市なら、自分らしい農業、生き方がきっと見つかることでしょう。
まずは農業体験に参加し、伊達市の“心意気”を体感してみませんか?

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【お問い合わせ】
伊達市役所 産業部農政課
〒960-0692
福島県伊達市保原町字舟橋180番地
TEL:024-573-5635
FAX:024-573-5865

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