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【インターンシップ募集】”企業養豚”は機械化・几帳面・規模がスゴイの「新3K」だった!@鹿児島

【インターンシップ募集】”企業養豚”は機械化・几帳面・規模がスゴイの「新3K」だった!@鹿児島

太平洋と錦江湾に囲まれる鹿児島県大隅半島。悠久の森を内包する豊かな自然に恵まれ、穏やかな時間が流れています。そんなエリアに4つの農場が点在する株式会社 鹿児島農場。母豚規模は合わせて3,850頭。妊娠・交配から分娩、肥育までを一貫して行い、丁寧に育てられた豚(年間出荷頭数90,000頭)は大手食品加工メーカーへ出荷しています。高い品質と安定供給をかなえる企業養豚では、機械化や省力化、衛生・環境への配慮で働く人材に対する間口がグッと広がりました。「仕事がきつそう」「生き物相手は休日が取れないのでは」なんて考えはもう古いかもしれませんよ?

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徹底した管理で信頼される食と環境をつくる

交配を担当する福元さん。母豚にやさしく話しかけながら状態をチェックしていきます

毎月7,000頭以上の安定した出荷をかなえているのは、常に良いものをつくろうとする同社の姿勢にあります。“農場HACCP認証”を3つの農場で取得。現在は“JGAP(農産物)認証”の取得に向け、従業員の選抜メンバーが猛勉強中です。これらの認証制度は、食品事業者や消費者にとって食の安心・安全につながるものであり、会社にとっては労働安全や環境保全などの強化のメリットがあります。また、グループ農場である“環境ファーム”は販売先で問題があった際に情報を後追いできる“JGAP(農産物)認証”は全農場で取得済み。信頼度とブランド力の向上で差別化を図りながら、労働環境の整備も進めているところです。最先端の設備や取り組みで大規模な運営を実践している同社は、機械化を徹底し、手やり作業などはごくわずか。いかがでしょうか?イメージしている畜産業での働き方と大きく異なり、ポジティブな印象を持ったのではないでしょうか。

自動制御で温湿度を整えるウインドレス豚舎。育成環境などの管理がよりスムーズに

豚舎の新築が進行しているのもその一つです。すでに、温度や換気をコンピューターで自動制御できるウインドレス豚舎を導入している農場もあります。

常務取締役 兼 農場長の篠崎勉さん

「豚はストレスを感じやすい生き物なので、豚舎内の温度管理には気を配らなくてはいけません。しかし、ウインドレス豚舎ならあらかじめ設定をしておけば、あとは自動で管理が可能。その分、豚の様子をしっかりと観察でき、より充実した健康管理を行えるわけです」と話してくれたのは、錦江本場をまとめる常務取締役兼農場長の篠崎勉さん。さらに、農場には業務の前後で使える広々とした大きな湯舟付きのシャワー室が設置されていました。業務前は病気を持ち込まないため、業務を終えたら汗を流してさっぱり。ちなみに篠崎さんは、自宅の浴室に入ったことはほとんど無いとか。いつもリフレッシュして帰宅できるのはいいですね♪

愛情を注いで育てれば豚が応えてくれる

左から福元康剛さん、農場長の篠崎勉さん、石窪満さん

では、実際の現場で活躍する人の声を聞いてみましょう。錦江農場で交配を担当する福元康剛さん(入社6年目)と、分娩を担当する石窪満さん(入社7年目)です。お二人とも中途入社ですが、前職も畜産業とのこと。福元さんは実家が養豚をしていたため、この業界で働くのは自然な流れだったと言います。

「生産者としての冷静な視点を持ちつつ、動物に対する愛情も忘れない。そんな鹿児島農場のスタッフとして働けることに誇りを持っています」と福元さん

「農場の近くにある自社のAI(人工授精)センターから持ち込まれた種を使い、母豚に種付けを行なうのが交配の主な業務。入社して驚いたのは、成績の高さ。家業を手伝っているときは分娩率90%あれば良い結果でした。でも当社の目標は分娩率95%! 月によっては目標以上をクリアしてしまうのです。それだけ技術や管理が行き届いている証だと思います」。

分娩舎でのひとコマ。生まれた子豚は24〜25日間、母豚とともに過ごします。その間にワクチン注射などを行い、次の育成に備えます

高いレベルで好成績を出す要因には、豚に対する愛情の深さも欠かせないという福元さん。「もう退職されましたが、当初指導を受けた大先輩が特にやさしくて。常に豚に話しかけているんですよ。この農場では、交配・分娩・育成(90日間)まで約4ヵ月間世話をします。その間、みんな精一杯の気持ちを込めて豚と接するのが当たり前。豚も大事にされているのが分かるのか、呼んだら近くに来てくれたりします。作業が合理化された企業養豚で、品質の良い豚をコンスタントに出荷できるのは愛情豊かに育てているからこそ。これは当社の魅力的な特徴だと思います」。

「スヤスヤ眠っている子豚を眺めていると疲れも吹っ飛びますよ」と、ついついわが子を語るような口調になる石窪さん

石窪さんも、同社の豚に対する扱いに心を打たれた一人。「前の職場では餌やりと掃除が業務の中心で、豚そのものに手間ひまをかける概念がありませんでした。今は自分の子どもと同じくらい豚の面倒を見ているかも(笑)。特に私が担当する分娩は緊張感があるし、母豚や赤ちゃん豚の管理にも配慮が必要。基本的には自然分娩ですが、難産に立ち合ったときは状況やタイミングを見計らって介助もします。生まれた子豚のキバを切ったり、ワクチンを打ったり、母豚のお乳にありつけない子がいたら他の母豚のところに移動させたり。

母豚の発情を促すよう、豚舎内に雄豚を引き入れて臭いなどの刺激を与えます

分娩後25日間を母子で過ごさせた後、母豚は交配舎へ戻し、子豚は育成舎へ送ります。母豚も子豚も健やかな状態で送り出すのも分娩舎の大事な役割。私たちは消費者の声をダイレクトに聞けないけれど、交配舎・育成舎のスタッフから「良い状態で送ってくれてありがとう」と言われるのが何よりのモチベーションになっています」。

現場のモットーは「楽しく働く」!

スタッフ同士が気軽に声をかけ合うアットホームな職場。福元さんは鹿児島農場に転職して、働く楽しさを実感できたそうです

健康な母豚が戻れば次の交配が順調に進んで分娩率の高さに貢献し、健康な子豚を育成舎に送れば餌をよく食べてしっかり育つ。互いのセクションが思いやりを持って連携している様子が、二人の話と笑顔からビシビシと伝わってきました。とはいえ生き物を扱う仕事は専門知識が必要。間口が広がっても未経験者にはハードルが高いのでは?

「動物が好きであれば問題ありません!」と口を揃える篠崎さん、福元さん、石窪さん。機械化が進み、これまでのような体力仕事が少なくなったため、男女問わず個々の能力を発揮できると言います。錦江農場では5年前から外国人技能実習生の受け入れをスタート。畜産どころか日本語も未経験だったという実習生が笑顔でのびのびと働いている姿を見ると、OJTできちんと業務や知識を身に付けられる環境が整っていると確信しました。休日は希望日を選択することもでき、ライフワークバランスの実現をサポート。家族との時間を大切にするもよし、趣味に打ち込むもよし。福元さんと石窪さんは共通の趣味である釣りをきっかけに、プライベートでも休みが合えば一緒に海へ出かける仲になったそうですよ。

培ってきたノウハウを基盤に、企業畜産の未来を見据えた挑戦にも前向き。専門知識がある人材はもちろん、未経験者ならではの視点にも注目しています

現在、鹿児島農場全体のスタッフは約80名。ベテランから30代までが家庭的な雰囲気の中で働いています。新規採用を通じて、「若手の柔軟な発想や異なる視点といった刺激を楽しみにしたい」という篠崎さん。福元さんと石窪さんも「新しい仲間と一緒に、未来に向けてチャレンジできたらいいな」と、さらなる成長に意欲を燃やしています。同社はインターンシップにも対応し、豚の世話をはじめ、おおらかな環境や職場の雰囲気を味わうことが可能。部門によって仕事内容が異なるので、経験や知識を増やして活躍の場を広げられるのも大規模農場の持ち味です。豚と過ごす職場に興味を持ったら、扉を開けて一歩踏み出してみませんか?

【問い合わせ先】
株式会社 鹿児島農場
(錦江本場)
〒893-2300
鹿児島県肝属郡錦江町神川9444-34
TEL:0994-23-0150
FAX:0994-23-0201

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