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北海道の新参者が目指す「八百屋界のユニクロ」 売りは「楽しさと温かさ」

窪田 新之助

ライター:

北海道の新参者が目指す「八百屋界のユニクロ」 売りは「楽しさと温かさ」

北海道札幌市でこの半年ほど、ある八百屋の出店が相次いでいる。「価格と鮮度」に加えて「楽しさと温かさ」を売りにする「ヤオハチ」だ。2022年には東京に進出する予定。なぜ実店舗で青果物を売り始めたのか。流通の短縮化によって「八百屋界のユニクロ」を目指す「株式会社やお八」の藤川欽三(ふじかわ・きんぞう)さん(41)に話を聞いた。

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「ヤオハチ」札幌麻生店の店内

全国の農家500戸から仕入れ販売

取材したのは9月1日に開店した「ヤオハチ」札幌麻生(あさぶ)店。札幌市営地下鉄さっぽろ駅から電車で10分、麻生駅を地上に出てすぐの大通りに面している。訪ねたのは17時ごろ。レジに客が長蛇の列をなしていることから人気ぶりがうかがえる。

その理由の一つは価格にある。野菜の価格が高騰している中にあって明らかに他店より安い。「うちの商品は鮮度もいいんですよ」。前掛けを羽織った藤川さんが付け加えた。いずれも全国で500戸の農家から直接仕入れているからこそ実現できていることなのだろう。

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