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ひと目で牧場の様子がわかる!コスパも汎用性も高い牛群管理システム

ひと目で牧場の様子がわかる!コスパも汎用性も高い牛群管理システム

生乳は本来、母牛が仔牛を育てるために分泌しているもの。そのため酪農において繁殖は生乳生産量の維持や増大のキーとなる、重要な仕事のひとつです。効率の良い繁殖が経営の安定に直結するのはもちろん、経営の規模拡大にもつながります。
しかし近年は牧場の大規模化や多頭化によって、牛の発情を観察することも難しくなってきました。そんな酪農家をサポートするため開発されたのが「明治飼糧」の牛群管理システム「まきばの彼女」です。その使い勝手など、実際に導入された浜中町の「(株)A-RANCH(エーランチ)」でお話を伺いました。

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牧場内をひと目で見える化する管理ソフト『まきばの彼女』

『まきばの彼女』は明治飼糧が開発した、牧場内の牛をひと目で見える化した管理システムです。どの牛舎に、どのグループの、どの牛が、どんな状態でいるか、ソフトを開くだけで牧場全体を確認できる仕組みになっています。2006年に開発され、2018年には、スマートフォンなどを使ってオンラインでもリアルタイムの状況を把握できるようになりました。誰が見ても牧場の状況がわかりやすく、情報の共有がしやすいのも特徴です。

フリーストール牛舎・つなぎ牛舎と2種類の管理画面を選択出来るだけでなく、グループの分け方は制限なく設定可能。特に、『まきばの彼女』は1頭ごとに発情や授精・分娩などの繁殖管理情報を入力できる他、各種証明書の出力やデータ分析を行うことも可能です。必要な対応・警告は色分けされて画面に表示されるため、注意すべき牛は全体の何割なのか感覚的に把握することができるのです。月ごとの分娩予定数がひと目で確認できるため、分娩の偏りに気付いた牧場も。さらに入力情報を元に疾病・治療分析、乳量予測、ホルモンプログラムの登録などの選択も可能です。
結果として経営ロスを防ぎ、スタッフもモチベーション高く働くことができます。

管理体制強化のために導入を決意!
浜中町内初の育成牧場

『まきばの彼女』を導入している『(株)A-RANCH』は2017年にスタートした育成牧場。町内では初となる民間の育成牧場です。道内を中心として遠くは福井県からも依頼があり、全国から預けられた約700頭の育成牛を管理しています。最大1200頭を目指して、離乳後から分娩前までの牛を預かっています。穴吹卓也社長は『(株)A-RANCH』の他、250頭規模の酪農牧場『穴吹牧場』も経営。異なる分野を持つ複合型経営牧場として規模拡大を続けています。

穴吹牧場・(株)A-RANCH社長の穴吹卓也さん

穴吹社長は『まきばの彼女』を『穴吹牧場』のみで運営していた頃から導入していました。自社の資産ではない牛を扱う上で管理体制の強化が重要と考え、『まきばの彼女』を設立当初から活用しています。「以前は別のソフトも使用していましたが、今では従業員皆で“まきばの彼女”を使用しています」と話す穴吹社長。

仕事を進める上でスタッフ内の情報共有は欠かせません

「入力は共通のIDを使用して、私と専属の事務員のみで行います。目標規模である1200頭は、良い牧草を与えて乳量の出る高品質な牛に育てられる最大頭数です。牧場としての付加価値戦略を行う上でも、常に管理状況を把握できる体制は欠かせません。ひと目で状態が把握できる『まきばの彼女』は当社で欠かせないツールのひとつです」。

注意すべき牛は全体の何頭か?
感覚的な管理を助けるシステム

入力作業など、『まきばの彼女』をメインで活用している栗栖智美さん

主に『まきばの彼女』を活用しているのは事務の栗栖智美さん。『(株)A-RANCH』設立以前も『穴吹牧場』で牛の管理に携わっていました。
「人工授精などの作業が終わると携帯に連絡が届くので、こちらでデータを反映しています。画面に牧場内全ての牛が表示されるので、入力時も該当の牛を探しやすいですね。発情や授精のタイミングが個体ごとに色で表示されているので、ひと目で牛の状態がわかるのも助かっています。約700頭を管理するわけですから、わかりやすさが本当に大切だと実感しています」と栗栖さん。『(株)A-RANCH』では月齢や預かり先の牧場など6つのグループに牛を分けて管理しています。

「色分けされているので、牛の状態を視覚的に管理できるんです」

「他のソフトでは牛の番号を選択しなければ詳しい情報が見られません。ですから管理をする中で様子がおかしいと感じた、人工授精等の作業をする日が近いなど、注意すべき牛の番号を特定しておかなければならないんです。『まきばの彼女』は逆に、全体のうち注意するべき牛の番号を色分けで報せてくれる仕組みになっています。覚えるといっても限界がありますから、導入していなければ見落とす牛が必ず出てきていたはずです」と教えてくれました。

機械だけに頼りすぎない、
人と人が関わりやすいシステムづくり

明治飼糧株式会社の営業推進グループ『まきばの彼女』担当の星野祐子さんにも話を伺いました。星野さんは茨城県にある明治飼糧の事務所で、『まきばの彼女』のサービスや案内窓口として業務を行っています。もともと関東圏で現場営業も行っていたそう。2021年4月から『まきばの彼女』を担当しています。
星野さんは「2018年のリニューアルではさまざまな牧場からの意見を取り入れました。大きく変化したのは、クラウド化により外部の関係者でもオンラインで牧場を確認できるようになったことです。これにより牧場、関連スタッフ、明治飼糧などさまざまな連携が可能になりました。道東エリアは特に導入例が多く、20頭規模の牧場から1000頭規模の牧場まで幅広くお使いいただいています」。

「人と人が関わりやすいシステムづくりを心がけています」と話す星野祐子さん

『まきばの彼女』が喜ばれているのは、ひと目で全体を確認できるメイン画面。色分けで個々の牛の状況を知らせ、どの牛がどの場所にいるのかを把握できるのは、他社にはない魅力です。また、完全な全自動にしないことも大きな特徴のひとつです。「デジタル技術の発展により、牧場内でも機械化できる分野がどんどん増えています。繁殖においても牛にセンサーを付けて自動で発情を見分ける機器も登場しました。当社は初期投資もなく、どなたにでもお気軽にご利用いただけます。そのため、人と人が関わりやすいシステム、データを活かしたくなるシステムづくりを心がけているんです。飼料メーカー開発のソフトだからこそできる、そんなサポートをしながら酪農家さんにとってより良い牧場経営につなげていただきたいですね」と、星野さんは笑顔を見せてくれました。

【取材協力】
(株)A-RANCH
〒088-1369
北海道厚岸郡浜中町茶内西10線124番地

【お問い合わせ】
明治飼糧株式会社
〒136-0075
東京都江東区新砂一丁目2番10号
明治東陽町ビル10階

まきばの彼女専用HP
まきばの彼女専用窓口
TEL:029-240-8128
Email:sc@meijifeed.co.jp

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