鹿児島ブランドのさつまいもを世界へ。海外からの需要が絶えない、Japapoの美味しさと安定供給の企業秘密に迫る|マイナビ農業

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鹿児島ブランドのさつまいもを世界へ。海外からの需要が絶えない、Japapoの美味しさと安定供給の企業秘密に迫る

鹿児島ブランドのさつまいもを世界へ。海外からの需要が絶えない、Japapoの美味しさと安定供給の企業秘密に迫る

鹿児島を代表する農作物といえば、サツマイモ。全国一位の生産量を誇ります。ここ十数年は品種改良が目覚ましく、甘くしっとりとした「安納芋」「紅はるか」などの誕生によって、焼き芋やスイーツ用としてサツマイモはさらなる注目を浴びました。一大生産地・鹿児島にあるJapan Poteto有限会社(以下、Japapo)は、年間約9,200トンものサツマイモを取り扱う農業法人です。契約農家からの買い付けだけでなく自社農園も所有し、土壌分析に基づく徹底した生産管理や無農薬による安心安全なサツマイモづくりに取り組んでいます。選別・加工・袋詰めといった配送処理を行う大きな工場を有し、日本のみならず海外までサツマイモを配送。そんな美味しいサツマイモの安定供給を支えるJapapoの舞台裏をご紹介します。

海外出荷量は国内トップクラス!
遠い海外にも鮮度を保ったまま、美味しさを届けるコツとは

海外出荷の際は専用の鮮度保持袋を使い、輸送中の腐敗やカビを防いでいます

大隅半島の中央部に位置する鹿屋市は、人口約10万人。鹿児島市、霧島市に次ぐ鹿児島で3番目の人口規模の都市で、病院や生活に必要な施設や多種多様な飲食店などが揃いつつも、少し郊外へ車を走らせば、田畑や雄大な自然が見られる生活のしやすいエリアです。
そんな鹿屋市串良町に工場を構えるJapapo。周辺には広大なサツマイモ畑が広がっています。Japapoでは「育てる人、食べる人、サツマイモでみんなを笑顔に」をコンセプトに、自社農園での生産のほか契約農家からの買い付けを行い、1年間で約9,200トンのサツマイモを日本各地や海外へと届けています。

2019年に新設された工場は、サツマイモの品質を守りながら迅速な発送処理ができる体制です

工場には専用の設備や出荷体制を備えており、年間を通して大量のサツマイモを安定供給する体制ができています。自社農園や契約農家から届いたサツマイモは、まずは表面の傷を塞いで雑菌から守る「キュアリング処理」を施してから、最適な温度・湿度に保たれた定温貯蔵庫で熟成。意外と知られていないかもしれませんが、サツマイモは掘りたてそのままでは甘くなく、管理の行き届いたところで熟成させることで初めてしっかり甘みが引き出されるのです。
年間を通して安定供給するため、低温貯蔵庫は西日本最大規模のスケール。サツマイモを約4000トン保管できる体制です。低温貯蔵庫に隣接した選別・袋詰め・箱詰めといった配送処理を行う工場は、差効率よく快適に働けるように考えて設計されました。特に暑くなる夏に備えてスポットクーラーを取り付けるなど、働く人の環境にも配慮されています。

「紅霧島」「紅桜島」オリジナルのブランドを展開

しっとりとした食感と、強い甘さが特徴的な紅霧島の焼き芋

Japapo で取り扱う品種は紅霧島・紅桜島・さつま金時・富士紫・安納芋・黄金千貫など。そのまま出荷するほか、加工品を展開。どの商品もサツマイモの素材本来の甘みを生かした味付けで、砂糖の量が少なくてヘルシー。子どもから年配の方まで広く親しまれています。

加工品は干し芋、グラッセ、芋けんぴ、チップスなど。芋けんぴの「芋千本」は細目に作ってあるので、子どもから年配の方まで食べやすいと評判です

紅霧島と紅桜島の品種名はJapapoオリジナルのネーミング(商標登録済)。紅霧島は紅はるか、紅桜島はシルクスイートです。天孫降臨の地と雄大な自然で知られる霧島や、鹿児島のシンボル的存在である桜島を名前に入れて、鹿児島ブランドとしてわかりやすく訴求して独自のブランド化を図っています。富士紫も現在商標出願中で、富士山のイメージを鮮やかな紫の芋に重ねてジャパンブランドとして展開する予定です。

Japapoのサツマイモは安定した品質の高さが評判。工場の一つひとつの工程がその品質を支えています

昨今、海外では日本産のサツマイモの需要が高まっており、輸出量も年々増えています。Japapoのサツマイモは甘みが強く美味しいのはもちろん、長期間の輸送においても腐りにくく品質が安定しているという魅力があります。長期輸送でもクレームがほとんど出ないのがJapapoの自慢です。

感覚だけに頼らない土壌診断・データ分析で安定供給を図る

休憩前や終業前に清掃時間をしっかり確保しており、工場は清潔な環境が保たれています

年間約9,200トンのサツマイモを扱うJapapoが大事にしているのは、常に安定供給をすること。使命と言ってもいいかもしれません。いつどこでも望む人のもとに届くようにするには、先ほどご紹介した工場での管理体制に加えて、しっかりとした生産体制が重要です。
そこで取り組んでいるのが土壌検査。サツマイモの品質は畑の地質で8割程度決まると言われています。鹿児島のシラス台地は水捌けや肥料切れが良く、元来サツマイモの栽培に適していると言われます。しかし、土の中の環境は日に日に変化していくもの。特に2021年は今までにない基腐(もとぐされ)病が流行し、大きな被害が出ました。だからこそ感覚や経験だけに頼らず、土壌診断を行い、それを元に科学的な分析や考察を行いながら管理して安定供給へ繋げています。

初夏の頃からサツマイモの蔓がぐんぐん成長し、青々とした畑が一面に広がる風景が見られます

また、自社農園での完全無農薬栽培面積も拡大中。農薬に頼る農業には限界があり、土壌を休ませたり改善させたりする取り組みがこれから必要とされるため、自社で真っ先に取り組み研究をしています。サツマイモを収穫し終えた土で植物を育てて、そのまま土と共に耕して肥料にする「緑肥」など、手間と時間をかけて土壌を整えてサツマイモの生育環境を守っています。このように自分たちでも実感を持って生産技術を研究することで、提携する契約農家の方々にも質の高いサツマイモを作る手法を共有することができるのです。

体を動かして健康的に働く仕事
一緒に美味しいサツマイモを届ける仲間を募集中!

スタッフは20代から70代まで男女問わず、また海外からの農業研修生も元気に働いています

徹底した生産・管理体制を築いて、鹿児島を代表する農産物・サツマイモを日本のみならず世界へ届けるJapapo。サツマイモの生産から貯蔵、選別・袋詰め・箱詰めといった配送体制まで一連の流れを知ることができ、食の根幹を支える仕事です。

休憩時間にリフレッシュしつつ、スタッフみんな集中して働きます

現在、Japapoでは工場での選別・袋詰め・箱詰めといったラインで新しい仲間を募集中。希望があれば、農作業も担当できるとのこと。体を使う仕事なので大変なことは多いですが、休憩や仕事後に食べる差し入れのサツマイモのおいしさは格別だそう。
Japapoでは現場で使うフォークリフトの資格補助もサポート。また、忙しい時期には希望すれば残業をしてより稼ぐこともできますので、なんでも気軽に相談できる環境です。
応募資格は「農業に興味がある」「サツマイモが好き」。
今回ご紹介しきれないJapapo情報も多数ありますので、ぜひホームページもチェックしてみてください。

鹿児島のおいしいサツマイモを、日本各地のみならず海外まで広く伝える仕事です


【▶YouTube】動画も必見!

★Japan potatoの紹介動画★

【問い合わせ先】
Japan potato有限会社
〒893-1602
鹿児島県鹿屋市串良町有里7980番地1
TEL:0994-35-1600

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