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環境にも動物にも優しい生産方法を学ぼう!2/4オンライン開催『放牧を中心とした持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー』

環境にも動物にも優しい生産方法を学ぼう!2/4オンライン開催『放牧を中心とした持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー』

輸入飼料への過度な依存から脱却し、環境への負荷を低減する放牧を中心とした持続可能な畜産物生産の普及・推進を図るため、「放牧を中心とした持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー~放牧型有機畜産の推進に向けて~」を開催します。当日は有機畜産の位置付けや方向性、関連施策、有機JAS認証制度、取組事例紹介など盛りだくさんな内容でお届けします。
参加費無料・オンラインでの開催ですので、ぜひご自宅から気軽にご参加ください。

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【お申込みいただいた方へ】
zoomのURLは「放牧を中心とした持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー(オンライン開催)へのご予約ありがとうございます。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方は、お申込みが完了していない可能性がございますので、再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。

放牧を中心とした持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー ~放牧型有機畜産の推進に向けて~とは

・放牧型有機畜産にチャレンジしてみたい!
・放牧型有機畜産に興味はあるが、実践している方の事例を聞いてみたい
・今後の経営や生産方式に悩んでいる

1つでも当てはまる方はぜひ「放牧を中心とした持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー」に参加してみませんか?

「みどりの食料システム戦略」等の公表など、SDGsや自然環境を重視する動きが今後ますます加速することが予想されます。
本セミナーではこうした動きの中で求められる輸入飼料への過度な依存から脱却や、環境への負荷を低減する放牧を中心とした持続可能な畜産物生産の普及・推進するための学びや気づきを視聴者の皆様にお届けします。
昨年度と同様、今回もZoomを使用したオンライン開催。
ご自宅からのご参加も可能です!

セミナーは完全予約制となっておりますので、この機会にぜひお申し込みください。
※お申し込みは終了しました

2月4日(金)のプログラム

■ 開会 13:30~

■ 基調講演 

13:35~14:25 みどりの食料システム戦略と有機畜産の展開について
立教大学経済学部経済政策学科
准教授 大山 利男 氏

食の安全志向が高まる中で、有機農産物の市場は国内外ともに拡大傾向にある一方で、有機畜産物については有機飼料の安定的な確保の困難性等から取組が進みません。
基調講演では「みどりの食料システム戦略」等における有機畜産の位置付け、放牧型有機畜産を推進するメリットや今後の方向性について解説します。

■ 情勢報告

14:25~14:45 令和4年度の飼料生産関係予算について
農林水産省 畜産局 飼料課 飼料生産計画班
課長補佐 藤岡 康恵 氏

先般公表された「みどりの食料システム戦略」等を背景とした、国産飼料の生産・利用及び飼料の適切な調達の推進、有機畜産の取組みに関する令和4年度の飼料増産対策関連概算決定予算の概要について報告します。

■ 情報提供

14:45~15:15 ➀有機JAS認証事業者認証制度について
公益財団法人北農会 有機農産物検査・認証センター 
次長 丸山 健次 氏

「有機」や「オーガニック」と表示した畜産物の出荷・販売に必要な有機JAS 認証事業者(生産行程管理者等(JAS マーク添付事業者))の認証を取得するための技術的基準及び手続きについて紹介します。

15:15~15:45 ➁養老牛山本牧場の取組 -みどり時代の関係性の構築-
株式会社養老牛山本牧場
代表取締役 山本 照二 氏

放牧畜産実践牧場(※)の認証を取得し、有機畜産に親和性の高い放牧型畜産(酪農)を実践している有機JAS 認証事業者(有機飼料)の取組事例について紹介します。
※ 放牧畜産実践牧場:一般社団法人日本草地畜産種子協会が実施している放牧畜産基準認証制度において放牧畜産基準の認証を取得している牧場。

15:45~16:15 ➂グラスフェッド型有機肉用牛生産の理想と現実
北里大学獣医学部付属フィールドサイエンスセンター(北海道オーガニックビーフ振興協議会会長)
講師 小笠原 英毅 氏
有機飼料を安定的に確保する上での困難性を克服するため、有機JAS 認証事業者(有機畜産物)となって、放牧によるオーガニックビーフの普及拡大に取り組んでいる事例について紹介します。

■ 閉会 16:15

講演資料は2月3日(木)9:00~2月4日(金)18:00までの期間限定で、ダウンロードボタンよりダウンロードいただけます。
※ダウンロードボタンは上記時間帯のみの表示となります。

講演者紹介

■ 立教大学経済学部経済政策学科
准教授 大山 利男 氏

立教大学経済学部 准教授。
東京大学大学院農学系研究科博士課程、博士(農学)。
1990年(財)農政調査委員会、2006年 FiBL(スイス)、2007年(社)日本草地畜産種子協会、2008年農林水産省農林水産政策研究所を経て2010年より現職。
日本にくわえてスイス、ドイツ、米国等の有機農場調査を多数行う。現在、欧州諸国の有機農業政策、有機食品市場に関する調査研究に取り組む。

■ 農林水産省 畜産局 飼料課 飼料生産計画班
課長補佐 藤岡 康恵 氏

東北大学農学部畜産学科卒業。
1993年農林水産省入省、畜産局牛乳乳製品課を振り出しに、家畜改良センター茨城牧場も含め、畜産関連部署で畜産行政に従事。
最近は、2019年4月から独立行政法人農畜産業振興機構畜産振興部審査役、2021年4月から関東農政局生産部畜産課長、2022年5月より現職。
放牧だけでなく、粗飼料生産や子実とうもろこし等の濃厚飼料の国内生産に関する企画、補助事業を担当し、国産飼料の生産拡大を目指す。

■ 公益財団法人北農会 有機農産物検査・認証センター 
次長 丸山 健次 氏

1949年生まれ。大阪府出身。北里大学獣医畜産学部畜産学科卒業。
1972年 財団法人 北海道農業開発公社にて、草地造成・整備等基盤整備の施工工法の計画・開発に従事する。
2010年 酪農学園大学 特任教授として農地基盤における精密農業の研究に従事。
2015年から公益財団法人 北農会 有機農産物検査・認証センター次長とし、有機食品の検査員および認証業務に従事し、現在に至る。

■ 株式会社養老牛山本牧場
代表取締役 山本 照二 氏

養老牛山本牧場W.E.C代表取締役、道東SDGs推進協議会事務局長。
一貫して地球環境に寄り添い、“自然のままの在る牛乳”の生産をめざす。

1962 東京都新宿区出身
1999 家族4人で北海道に移住
2002 北海道中標津で牧場開業
2009 養老牛放牧牛乳製造販売開始
2011 北海道庁主催『第一回北のハイグレード食品』に選定
   第8回コープさっぽろ農業賞大賞受賞
2015 牧場直営店『ミルクレーム』牧場内にオープン
2016 法人化。ファームフェス『Harvest Stock』開催
2019 東京調布市に放牧牛乳の宅配店『山本牛乳店』開業
2021 養老牛放牧牛乳が有機JAS認証を受ける

■ 北里大学獣医学部付属フィールドサイエンスセンター
(北海道オーガニックビーフ振興協議会会長)
講師 小笠原 英毅 氏

八雲牧場の中心的推進役で、370haの広大な面積を利用し、化学肥料と農薬に一切依存しない飼料生産を行い、肉牛を放牧することによって「北里八雲牛」(登録商標)を生産している。
放牧肉牛生産を八雲町内、町外にも広め、北里八雲牛を八雲町のブランド牛にと地方活性化に取り組んでいる。肉用牛では先駆的に有機JAS認証を取得し、資源循環型畜産の典型を実践している。

イベント詳細

詳細 内容
日程 2022年2月4日(金)13:30~16:15
会場 Zoom開催
※ご予約完了メールにURLを記載しております。
※ご予約者の皆さまに向けてイベント前日を目処に、参加方法についての案内メールを送付予定です。
※予約完了メールを受信したことを必ずご確認ください。
申込期間 2021年12月17日(金)~2月2日(水)
※申込状況によって早まる場合がございますので、予めご了承ください。
定員 150名程度
参加費 無料(要予約)
※お申し込みは終了しました
お問い合わせ先 (1)Web研修会の実施内容に関すること
一般社団法人 日本草地畜産種子協会 草地畜産部 担当:伊藤
(TEL:03-3251-6501 E-mail:itoh@souti-fsa.or.jp)
(2)Web研修会への参加方法及びWebサポートに関すること
 株式会社マイナビ 農業活性事業部 イベント運営チーム 担当:谷藤、堀越
(TEL:03-6667-1181 E-mail:agri-webcast@mynavi.jp)

※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます

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