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南信州・伊那谷で果樹農家になる。出勤時間の縛りなし・キャリアパスあり!自由を愛する農業法人が正社員募集中

南信州・伊那谷で果樹農家になる。出勤時間の縛りなし・キャリアパスあり!自由を愛する農業法人が正社員募集中

長野県南部の伊那谷は、2つのアルプスに挟まれ、天竜川に沿って伸びる肥沃な盆地。あらゆる作物がおいしく育つ恵まれた土地で、特産品の市田柿をはじめモモ、ナシ、リンゴの果樹栽培・販売をする農業法人がピアブランカです。創業萬延元年から続く農家の7代目が、紆余曲折ありながら家族農業の限界を超えようと会社を起こし、働き方改革や大卒採用に取り組んできました。次なる挑戦は地域農業の担い手育成。時代の波に乗る幹部候補生を募集します。

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この地でしかつくれない市田柿。その最高峰を目指して

天竜川の河岸段丘である伊那谷は、南アルプスと中央アルプスに挟まれた風光明媚な盆地です。肥沃な土壌、昼夜の寒暖差、春夏秋冬と移り変わる気候が、果樹、野菜、米を豊かに実らせます。

「私たちがつくる作物には絶対の自信があります」と話すのは、ピアブランカ株式会社の代表取締役の正木利幸さん。伊那谷の南部にあたる下伊那の飯田市で栽培面積5ha、東京ドーム1個分の土地で、モモ、ナシ、リンゴ、特産品の市田柿を生産する農業経営者です。

代表取締役の正木利幸さん

「特に市田柿は日本一を自負しています」と言葉に力を込めます。その根拠は、土地の利と生産技術です。市田柿は、長野県飯田市と下伊那郡および上伊那郡のうち飯島町および中川村のみで生産される干し柿の最高級ブランド。長野県初の地理的表示(GI)に登録(第13号)され、地域の共有財産として保護されています。

市田柿は、下伊那郡市田村(現・高森町)で500年以上前から栽培されている渋柿の品種であり、その干し柿の名称。ピアブランカでは発祥地と同じ標高での原料柿の栽培から加工・販売までを自社で一貫して行っています。有機の土づくり、剪定、加工技術を確立するために苦しい日々を乗り越えてきた正木さんが、「どんな技術を持ってもこの地でしかつくれない」という市田柿。この恵まれた土地で果樹栽培を極める仲間を募集しています。

自慢の市田柿

家族経営から法人化へ。農業の負と向き合った経営者の思い

ピアブランカ代表取締役の正木利幸さんは、創業萬延元年の農家の7代目。しかし、若い頃は農家の跡取りになることなど考えもしなければ、家業であることさえ言いたくありませんでした。「農業は遅れた産業で恥とさえ思っていました」と振り返ります。

一橋大学商学部卒業後、満員電車に乗ることが苦で、逃げ帰るように地方で就職した正木さん。しかし、会社員生活の中で苦手なことは増える一方。「自分が好きなように生きれば、苦しまないだろう」と宿泊観光業で独立しようとしましたが、、収入は少なく生活は厳しいものでした。

そんなある日、実家に帰ると親が「家でつくる市田柿はすごくおいしいぞ」と言うので、ホームページを自作して販売したことが事業の原点。Windows95 が発売されたばかりでコンピュータ時代の幕開けでした。しかしその直後、母の急死により実家に戻ることに。料理人経験を活かして家族の食事づくりはしても農業はやりたくなかった正木さんは、当時はまだ珍しかった農家民泊を始め、1997年に観光・宿泊・通販ビジネスのピアブランカを設立しました。

まだオンライン販売が珍しかったころから通販に取り組んでいます

転機は再び訪れました。市田柿の生産は父と妻が行っていましたが、離婚によって人手が減り、その翌年には父が急死。家族農業の限界を身をもって悟りました。「農業を存続させるためには家族と切り離して会社組織にすることが道」と考え、パート雇用をしたものの生産性は上がりません。次の手は大卒正社員の採用です。10年前から農の雇用事業を活用して正社員を8人に増やし、社会保険制度などの福利厚生を整え、農業ハウスを新たに建て、休憩室と専用トイレを完備。農業法人として歩み始めました。

自由な働き方に評価制度をプラス。農業を担う人材を育てていく

正木さんが24歳で会社勤めをしたときの一番の疑問は、仕事がなくても5時まで会社にいなければいけないことでした。法人化したからと言って、農業を9時5時の勤務形態に当てはめる必要はないと考え、1年のうち繁忙期以外の半年は、与えられた仕事と期限を自己管理。いつ出勤しても、いつ休んでもいい、働き方を導入しています。

市田柿の袋詰めの様子。新築の倉庫は明るく、快適に作業できます

「常に疲れていては最大限の力を発揮できません。心と体が楽になれば人はよく働けます。時間管理ではなくメンタルヘルス管理です」と正木さん。これで生産性も上がります。自由を愛する人たちがピアブランカに集まってきました。

働きやすく定着率のよい農業法人でしたが、会社として何かが足りないと思い始めた正木さん。就農フェアに出展した際、農業法人から別の農業法人への転職を希望する求職者と話して気づきました。

「ピアブランカに足りないものは、評価制度とキャリアパスでした。ピアブランカに7年勤めて辞めてしまった社員を引き留めることができなかったのも、それが理由だったのかもしれません」と正木さん。作業の楽しさだけでなく、裁量を与えて成長のチャンスをつくり、将来は組織全体を考えられる人材を育てたいと改めて思ったそうです。

令和4年度から評価制度が導入されます。在籍する7年目と6年目の社員に後輩の指導と、作業計画に基づく指示出しが任され、責任が分散されることになります。

「地域密着の農業法人に大規模化は適しません。規模を拡大するならピアブランカから独立して農業をする仲間を増やしたいです」と今の思いを語る正木さん。「自主性と創造性」をテーマに自由かつ評価され、やりがいのある会社を目指します。

来作に向け柿の木を剪定します

ピアブランカで一緒に果樹栽培に取り組む大卒8期生を募集中

2022年、新たな一歩を踏み出すピアブランカを尋ねてみると、昨年新築した2階建ての作業場で、新たに導入した機械で市田柿の選別と計量が行われていました。市田柿は10月~11月に収穫して、直射日光が当たらない室内で柿の様子を見て湿度を調整しながら3〜4週間干し、最後は天日干しで乾燥させると内部から出た糖分で表面が粉雪をまぶしたかのように白くなります。3分の1がネット販売、残りの2/3を農協へ出荷しています。

ピアブランカの働き方「1年の半分は自由」は変わりません。繁忙期の収穫や出荷はみんなで一緒にやります。収穫と出荷の時期は、6月〜8月モモ、7月〜9月にナシ、9〜10月リンゴ、10月〜2月の市田柿と続きます。

桃の収穫風景。若いスタッフが多数働いています

「みなさんには栽培に従事していただきます。ピアブランカの仕事は1年の間でやることがどんどん変わっていくのでメリハリがあって面白いです。1年目は仕事を覚えて、2年目は自分でやってみて、3年目からは前年の振り返りでスキルアップしていけます」。

農業のイメージを変えたいと常に思い、農業法人全般の課題に取り組んできた正木さん。風土に詳しく、栽培・生産技術に自信を持ち、従業員と共に農業を楽しんでいる姿が印象的でした。

ピアブランカでは、一緒に農業を盛り上げていく大切な仲間を募集しています。

お問い合わせ

ピアブランカ株式会社
〒395-0001 長野県飯田市座光寺4654
TEL:0265-24-5766 FAX:0265-24-5744
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