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いちご自動収穫ロボット『ロボつみ』のアイナックシステムが「関西農業Week@インテックス大阪」に登場。ロボット収穫の未来を体感できるブースは大盛況!

いちご自動収穫ロボット『ロボつみ』のアイナックシステムが「関西農業Week@インテックス大阪」に登場。ロボット収穫の未来を体感できるブースは大盛況!

福岡県久留米市に本社を置く株式会社アイナックシステムは、工場のF A(ファクトリーオートメーション)に関するハードウェア・ソフトウェアの企画・設計を行っています。この度、2022年3月に開催された関西農業Weekにて、自社開発の自動いちご収穫ロボット『ロボつみ』を初実演しました。いちごの茎とトレーの間を器用に行き来するロボットの収穫動作に、前を通る人々は興味津々。期待を上回る大きな反響を得たイベントでの様子をご紹介します。

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イベント情報
    第5回 関西農業Week
    【期間】2022年3月8日(火)~10日(木)10:00~17:00
    【会場】インテックス大阪 2号館
    イベントのホームページはこちら

いちごの収穫ロボットのトップランナーとして
想像以上の手応え

農業Weekとは、農業生産に関するあらゆる資材、技術、サービスが一堂に会し、全国から来場する農業法人や農協、新規参入を目指す企業と出展社との間でさまざまな商談が行われる展示会イベントです。株式会社アイナックシステムは、AIを搭載した世界初の自動いちご収穫ロボット『ロボつみ』の初実演のため、2022年3月8日からインテックス大阪で行われた『第5回関西農業Week』に出展しました。コロナ禍のまん延防止等重点措置が取られていた中でのイベントでしたが、会場内は大きな賑わいを見せており、最新の技術や資材の説明に来場者は皆、興味深く耳を傾けていました。

株式会社アイナックシステムの稲員社長

自らもブースに足を運び、『ロボつみ』のPRを行った稲員社長は、想像していた以上に”いちごの収穫ロボット”に対する市場の期待感を感じることができた、とイベントの手応えを語ります。
「就農者の方はもちろん、新たに農業法人を立ち上げていちご栽培を検討されている方、植物工場事業を考えている企業の担当者、大手企業の技術者の方など、本当に多方面の方から声をかけていただきました。いちごの収穫ロボットのトップランナーとして評価いただけていることを嬉しく思いますね」。
実際に取材中もブースの前で立ち止まる来場者が後を立たず、収穫ロボットに対する強い関心が伺えました。

早朝や夜間の収穫をロボットに任せ、
人手不足や長時間労働の負担を軽減

いちごは季節のイベントや行事などでよく使われ、人気で儲けも出やすいといったプラスイメージのある作物ですが、福岡県のいちご農家を実家に持つ稲員社長は、その華やかなイメージに隠れたマイナス面を指摘します。
「次から次に出てくる芽や葉の手入れ、収穫や選別の作業など、とにかく手間のかかる作業が多いのです。収穫は短時間で行わなければならないうえ、就農者の高齢化や人手不足もあって長時間労働が避けられない現状があります」。

この課題を解決すべく同社が自社開発したのが、高設栽培のいちごに対応した収穫ロボット『ロボつみ』です。アーム部分に独自設計されたカーボンファイバー製のハサミが2つ備わっており、いちごの色づきからAIが判断した最適な状態の実を、傷つけずに収穫することが可能です。自走式なのでレールやワイヤーを敷くなどの特別な工事は必要ありません。一般的な通路幅900ミリで設置されたハウスを前提にしており、大きめのタイヤに改良された最新モデルは、ローラーにて圧設され、防草シートが張られた地面のちょっとした段差も問題なく走行します。照明付きで有人監視も不要なので、まだ暗い早朝や夜中の収穫を『ロボつみ』に任せれば、収穫にかかる労働負担を軽減することができるのです。

進化する『ロボつみ』の技術は、
ロボット収穫の未来を切り開く

最新モデルの『ロボつみ』は、アームを真横からだけでなく、斜め上から収穫できるように改良されました。これにより、実の垂れ下がりを保護する玉受けネットが設置されているあまおうのような品種も、スムーズに収穫できるようになりました。
「ロボット収穫の中でいちごは非常に難易度が高いので、いちごで成功すれば他の作物にも転用していけると思います。人手が足りず、猫ならぬロボットの手でも借りたいと思っている就農者の方にとって、ロボット収穫は夢の未来でした。そんな夢の時代が近づいてきています。期待して待っていてください!」と、稲員社長は熱いメッセージを送ります。

こだわったのは導入コストが現実的かどうか。
『ロボつみ』ブランドいちごを全国へ

どんなにその製品が良くても、農家の方が購入するのに何千万もするロボットでは意味がないとの考えから、『ロボつみ』は価格帯にもこだわって製作されており、過剰な機能は搭載せず、価格と機能のバランスを意識した設計になっています。
将来的には、各都道府県が指定している規格に合わせてカスタマイズできるよう、状況に応じた改良を重ねていきたいとのこと。その他、自社農場のさまざまないちごのサンプルをAIの学習データとして集め、クラウドサービス拡充や新機能の開発に取り組んでいく予定です。
人の手に触れず、機械によって短く茎をカットされた『ロボつみ』のいちごは、痛みにくいのも魅力の一つ。ロボットと共存して育てていく農業の未来はもうそこまで来ています。『ロボつみ』ブランドいちごが店頭に並ぶ未来は、そう遠くないのではないでしょうか。

尚、今回のイベントに参加できなかった方は自社農場での見学も可能なので(要事前予約)、ご興味ある方はぜひ実物を見に足を運んでみてください!

※『ロボつみ』は株式会社アイナックシステムの登録商標です
※「事業再構築補助金第1回公募採択事業」を実施しています

【問い合わせ先】
株式会社アイナックシステム
〒839-0809
福岡県久留米市東合川4丁目1-1-101号
TEL:0942-48-0451
FAX:0942-48-0452
担当:稲員(いなかず)

【株式会社アイナックシステム】紹介記事★掲載中

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