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観光農園の成功の秘訣は仮設トイレ? 悩みの臭い、コスト、手間を解消した『アグリレット』

観光農園の成功の秘訣は仮設トイレ? 悩みの臭い、コスト、手間を解消した『アグリレット』

上下水道も電気もない農地のトイレは切実な問題です。観光農園や女性スタッフの多い職場であればなおさらのこと。仮設トイレを設置しても、臭いや衛生面が気になって快適に使ってもらえず、メンテナンスにも手がかかります。旅やレジャーの思い出においしいイチゴを食べてほしいと願ってオープンした観光農園では、悩みの種だったトイレ問題を『アグリレット』で解決。それまでの循環式トイレから切り替えて導入した決め手と使用感を聞いてみました。

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伏流水で育てたおいしいイチゴ。人気の観光農園もトイレが悩み

神奈川県小田原市の「ベリーの郷 小田原」は、2018年に開園したイチゴ・ブルーベリー狩り園。「この地域は富水(とみず)と呼ばれ、水がとてもきれいです。酒匂川の伏流水をくみ上げた井戸水で育てたおいしいイチゴを食べてもらいたくて、ここに観光農園をオープンしました」と話すのは、農園の立ち上げから運営・栽培に携わる宗吉大貴さんです。

アグリレット

約1000坪(3310㎡)のイチゴ園では、1月から5月末まで「紅ほっぺ」「おいCベリー」「かおり野」「よつぼし」をメインとする多品種の食べ比べが人気です。白イチゴの「エンジェルエイト」を求めて来るお客様も多くいます。

アグリレット

箱根・伊豆・湯河原への動線上にあり、観光やレジャーに立ち寄りやすい立地も魅力。この数年は感染症対策で人数制限を設けているため予約が取りにくい状態ですが、そのぶんいつも豊富な実の量と安心感があります。

アグリレット

お客様がイチゴ狩りを快適に楽しめるように、開園にあたり「女性が安心して入れる広くてきれいなトイレ」を検討。循環式の水洗トイレをレンタルで設置しましたが、実際に運用してみると見逃せない課題が表面化してきました。

臭い、コスト、メンテナンスを見直して、仮設と思えない『アグリレット』

循環式水洗トイレの課題は、まず月々のレンタル料。通年利用でコストが膨らんでいました。次にメンテナンス。汲み取り回数が多く、繁忙期は月2~3回の処理を依頼しなければならず、その費用もかかります。循環に使う水は自分たちで汲んでタンクに補充する手間もかかっていました。一番の懸念は、便槽がいっぱいになり汲み取り時期が近づくと、臭いが強くなり、お客様に不快感を与えてしまうことでした。
「常にトイレの状態を気にしながら営業していました」と、宗吉さんは振り返ります。

2020年に少し離れた場所にイチゴのハウスを増設が決まったことを機に、従来は園地の裏手にあった設置場所の動線を改善する目的もあり、社内でトイレの見直しが行われました。コスト、臭い、メンテナンスの課題を解決するトイレを模索する中で、代表がマイナビ農業の記事で見つけたのが、ロンシール機器の農地用トイレ『アグリレット』でした。

アグリレット

実際はどんなものなのか。宗吉さんらは、販売代理店のリンフォース(神奈川県鎌倉市)に問い合わせて、実際に導入した観光農園で『アグリレット』を見学させてもらうと、想像以上のきれいさでした。

「仮設トイレという感じがしませんでした。デザインがよく、自然光が入って明るく、循環水洗式に引けを取りません。導入コストはかかりますが、従来のレンタル費用を考えるとランニングコストは格段に安いです」と、宗吉さんは話します。循環水洗式から切り替えて試しに1基、翌年にはもう一カ所にも設置して、現在は2基の『アグリレット』を導入しています。

自園で運用した感想を聞くと、「臭いを感じさせません」と即答。汲み取りの頻度も以前の数分の1に減り、大幅な改善になりました。室内はシンプルな構造で陶器製の便器を設置しているため、汚れが落ちやすく、メンテナンスも断然ラクになったそうです。

アグリレット

快適なトイレであがる満足度。人と地域への思いを実現へ

「トイレが臭わなくてきれいですね、とお客様に言っていただけるほど、『アグリレット』は臭いがほとんどしません」と話すのは、農園スタッフの平渡達哉さん(テクニカルオフィサー)です。お客様も観光農園のトイレ事情に理解はあるものの、せっかくのイチゴをおいしく食べてもらうのに、トイレには臭ってほしくないという農園の思いも叶いました。

農園の近くには住宅があるので、なおさら臭ってほしくありません。以前の水洗循環式トイレは、電気を利用するため装置の機械音がしていましたが、それもなくなりました。電気のいらない『アグリレット』は、室内は天窓からの採光で曇りや雨の日も明るく、子どもに付き添って入るにも十分な広さ。便槽を地下に埋め込む構造なので、建屋と地面の段差が小さく、幼児や高齢者にも使いやすいことも特徴です。
ネットのクチコミでもトイレが評価され、集客につながっています。農園スタッフ8人のうち4人が女性。トイレの快適さは働きやすい環境にも反映されています。

アグリレット

「より多くのお客様に喜んでいただき、アグリレットをもう数台増やせる農園を目指していきたいです」と宗吉さんが、抱負を語ってくれました。「ベリーの郷 小田原」を運営するくらしデザインラボ株式会社(東京都中央区)は、”日本の未来を農業から考える”をテーマに、小田原と岩手、2拠点の「ベリーの郷」のほか、各地で地域創生につながる農業・観光事業を準備しています。

アグリレット

環境にもやさしい『アグリレット』のメカニズム

農地用トイレ『アグリレット』は、電気も上下水道もいりません。長期間汲み取りが不要で、臭いがほとんどないのは、酵素と微生物の働きによるもの。便槽に酵素材を入れてし尿の液体化を促進させ、土中の特殊多孔管(トレンチ)を通して土壌から蒸発される際に微生物によって分解される仕組みです。

アグリレット

便槽内にためられた汚物は、微生物の働きによって可溶化。植物に液肥として吸収されていきます

簡易水洗機能があり、一回の使用につきコップ1杯の水(250cc)を足踏みポンプで流します。水のない場所でもポリタンクから供給でき、20リットルで70回水を流すことができます。便器の排便口は便皿開封式で水封構造なので、便槽の臭いが外へ漏れにくくなっています。組み立て式で自身で施工することで、さらに導入コストを削減できます。

近年の環境意識の高まりもあって、観光農園のほか、農業高校などの実習農場、シェア畑などのコミュニティ農園、農業体験型のキャンプサイトなど、さまざまな農地で導入実績が増えています。きれいで快適なトイレは、人材確保や集客にも貢献します。人が集まるところに『アグリレット』あり。農地のトイレ問題の解決に導入を検討してみませんか。

<取材協力>
ベリーの郷 小田原
〒250-0852 神奈川県小田原市栢山1170
ホームページ・予約はこちら

<お問い合わせ>
ロンシール機器株式会社
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-6 東邦センタービル2階
TEL:03-3862-9825 FAX:03-3862-9810
※お問い合わせの際は、「マイナビ農業の記事を見た」とお伝えください。
ホームページはこちら
カタログ/施工・取扱説明書はこちら
施工要領(動画)

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