インターンシップについて&参加申込はコチラ
「前向きに取り組みたい人を応援します」
多くの牧場がインターンシップに協力
「酪農」と一口で言っても、各牧場によってスタイルは様々にあります。頭数の多少、搾乳方法、放牧やフリーストールなどの育成スタイル、さらにどこからどこまでを自社牧場で作業しているかなど、各法人、各牧場によって方針は異なるものです。「酪農の仕事がしたいけれど、何から始めれば良いか…」と悩んでいるなら枝幸町に注目してください。
「枝幸町農業法人会では、本気で酪農に取り組みたい!と考えている人を応援します」と話すのは法人会会長の吉田明彦さん。町内の牧場での搾乳作業見学や体験を中心に、家畜の観察方法や各種専門機器についての学びも得ることができます。
農業体験希望者に人気の高い同町ではJAが「担い手宿泊研修センター」を用意。インターンシップの参加者は無料で宿泊できるのも嬉しいポイント。そして法人会ならではの取組として挙げられるのが、複数の牧場を体験先として用意していることです。
先輩農家たちが夢を応援してくれる
体験先の候補となる牧場を紹介
今回、法人会で募集しているインターンシップには、町内にある経営方針も様々な牧場が協力してくれています。その中から2軒の牧場の方に代表して話を伺いました。
500頭を管理する大規模牧場で
「機械化の先端を見ることができます」
「ファームAYNI」は農協出資型法人である(株)アグリサポート枝幸の搾乳部門を担う牧場です。搾乳牛が400頭、育成牛も100頭を管理しており、枝幸町の中でも大規模で最先端の技術が導入されています。
「うちでは牛の分娩介助から哺育・育成、もちろん搾乳も行っています。そして機械化も進んでいるので、ロボット搾乳や一頭ごとのデータ管理についても学べますよ。枝幸は多種多様な牧場が見られるのが良いと思います。一生の仕事にすべきかをじっくり考えてほしいですね」(常務取締役 若山栄さん)。
色んな酪農スタイルを見られる枝幸町
「興味があれば一度、お越しください」
親から引き継いだ牧場を兄弟で運営している「大塚牧場」。「うちはパーラーでの搾乳を行っています。約200頭を管理しているので機械化も進めています」(大塚悟さん)。
「自分たちの働きぶりが、得られるものに直結する。大変ですがやりがいのある仕事です」(大塚一三さん)。枝幸の酪農家はそれぞれが自分なりの経営スタイルを構築しながら、牧場同士で協力し合って利益を確保しているそうです。「牧場経営はもちろん、従業員として、またヘルパーとしてなど、色々な形で酪農に関われる町です。将来のためにも一度インターンシップに参加してほしいですね」(悟さん)。
「地域一体で酪農をより強い産業に」
就職や新規就農をバックアップ
役場や農協が主導して、町の農業を盛り上げようと取り組むケースは各地で見られますが、「法人会」というスタイルはそれほど多くありません。その立ち上げに声を上げたのが現在農業協同組合長を務めている向井地信之さんです。
「枝幸全体が農業に限らずですが、基幹産業を守らなければ!という空気になっていました。『厳しい、大変』などと言うのは誰でもできますが、嘆いているのではなく『乗り越えよう!』という前向きな気運を高めたかったのです」。地域の農家が一体となり厳しい環境を乗り越えて、酪農を町の産業としてより強いものにしたいという考えに賛同して現在10の法人が参加しています。「そのためにも枝幸の町と酪農を見に来てほしい。学べる体制は整えていますからね」。
インターンシップに参加した後に、各法人の従業員を目指すのはもちろん、町や農協と上手く連携して新規就農をする人も応援してくれるそうです。「家族経営の小規模牧場では離農される方がいるのも現実です。そこを引き継いでほしいものですね。酪農の件だけでなく、町に暮らしての思いなど、新しい人の声を得られるのは、枝幸のベテラン(笑)の私たちにとっても財産になるのです」。
法人会が希望に応じてマッチング
ポジティブな酪農初心者を歓迎!
枝幸の町と酪農に関心があるなら、まずはインターンシップについて問い合わせを。現在は10軒の牧場が体験先として名乗りを上げています。担当者がどんな体験をしたいかのヒアリングを行った上で、牧場とマッチングを行ってくれるので気軽に相談してみましょう。
「枝幸は小さな町ですが、光るものがある場所だと思います。粗削りな方でも全然OKです。がむしゃらに前を向いて頑張りたい!という人なら大歓迎ですよ」(向井地さん)。
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【企業情報】
枝幸町農業法人会
北海道枝幸郡枝幸町幸町8121番地3
電話:0163-62-1711
FAX:0163-62-2228
E-mail:jakeinou@eagle.ocn.ne.jp