人々の温かさが心に沁みる、将来性抜群の農業大国!
どれだけ離島での田舎暮らしに興味があっても、やはり「小さな島に仕事なんてあるの?」と不安に感じられる方は多いかもしれません。でも、じつは壱岐島は知る人ぞ知る農業の島。かねてから畜産では全国有数の子牛の産地として、また近年は、アスパラガスの産地としても関東エリアをはじめとした各方面からの評価を高めています。さらに、イチゴや花きでも産地化と農家の育成に地域をあげて取り組んでいます。そんな中、『めざそう!100億円で離島農業日本一へ』をスローガンに、2030年に向けた10年計画を推し進めているのがJA壱岐市。売上高60億円の現在地から、毎年10%の成長を指針に、100億円で離島日本一をめざすという目標のもとに、島をあげて取り組んでいます。この成長性と将来性、そして原動力の強さも、壱岐農業の魅力です。
さらに、農業を営む若手たちが口を揃えて語る島の魅力は、人間味あふれる温かい人々が、世代に関係なくたくさんいるということ。決して大きな島ではないからこそ、ここには何でもお互いに協力し合う風土が根づいているのだとか。何かをしようと思えば、すぐに誰かが手伝ってくれる。困ったことがあれば、嫌な顔ひとつせず助けに来てくれる仲間がいる。そんな安心感は、人と人との関係が希薄な都会ではなかなか得難いもの。それが当たり前のようにあるというところも、UIJターンをお考えの方にとっては大きな魅力として感じられるはずです。
壱岐島で活躍する3名の若手農家をインタビュー!
プロフィール紹介
山口信治さん(アスパラ農家 H30年度技術研修修了) 家業を継ごうと農業高校に進学したものの、卒業後は関西の美容学校へと進学。美容師として、大阪・京都で20年のキャリアを積みましたが、結婚して子どもが生まれたことを機にUターンを決意し、就農しました。 |
山川大助さん(イチゴ農家 R2年度技術研修修了) 大学を卒業後、地元に戻ってJA壱岐市に就職。そこで16年間、営農指導員を担当していたものの、農家の方々と触れ合ううちに「自分でもやってみたい!」と考えるように。収入UPを目指して独立を決意しました。 |
柴崎泰三さん(畜産農家 H20年度技術研修修了) 高校を卒業後、一般企業で働き始めたものの退職。牛飼いをしている長野県の農家でアルバイトしたことをきっかけに、畜産の面白さに目覚めます。程よい規模感が気に入り、壱岐島へのIターン就農を実現しました。 |
就農してやりがいを感じているところは?
山口さん
山川さん
柴崎さん
JA壱岐市のサポートはどうですか?
山口さん
山川さん
柴崎さん
壱岐島で暮らす魅力を教えてください
山口さん
山川さん
柴崎さん
就農希望者に朗報!
『就農トレーニングハウス』で研修生募集中!
新規就農を実現するには申し分のない環境が整った壱岐島ではありますが、最後にご紹介したいのはJA壱岐市が就農希望者のために用意している『就農トレーニングハウス』。JAの就農支援としてはこれまで1年間の技術研修だけだったものを、令和4年から拡充し、1年間の技術研修のあとに、就農に向けた事前準備の一環として、すでに設備の整ったハウスで模擬経営ができるというものです。まずは、この『就農トレーニングハウス』を利用して農業を始められるので、いきなり農地確保や設備投資などのリスクを取る必要はありません。「これならやっていける!」という手応えを掴んでから、独立することができます。
また、「もう少し経験を積んでから独立を考えたい」という方に対して、JA壱岐市では就職先の斡旋もおこなっています。このように、余計な不安をすべて解消した上で農業を始めることができるというところが、壱岐島ならではの特徴。『就農トレーニングハウス』の募集人数は、アスパラとイチゴで各2名ずつと決して多くはありません。離島での就農に興味がある方は、すぐにでも相談してみてはいかがでしょうか?
【問い合わせ先】
JA壱岐市
〒811-5132
長崎県壱岐市郷ノ浦町東触560
TEL:0920-47-1331(代表)
<就農相談連絡先>
担い手支援課 TEL:0920-45-0301(直通)