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「農業を仕事にしたい!」関心があるなら迷わず北海道へ!

「農業を仕事にしたい!」関心があるなら迷わず北海道へ!

「農業への転職って自分にもできるのだろうか?」
漠然とそんな思いを持っている人におすすめなのが、北海道への移住を兼ねた転職です。北の大地は言わずと知れた農業大国。耕地面積では全国の26.3%(令和3年次)を占め、米や各種野菜、生乳など、多くの分野で生産量トップクラスのシェア(令和2年次)を誇っています。農業の各分野で新規参入者を広く求めていますし、転職先探しや研修のための仕組みも整っているので、未経験者でも安心して転職へと踏み出せるのです。
そんな北海道農業の現状、そして転職への道筋を紹介していきましょう。

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日本有数の農業王国、北海道
その未来を担う農家になろう

農業と一口に言ってもその分野は多岐に及びます。代表的なもので言えば、米を作る稲作、野菜などを育てる畑作、飼育する牛から搾乳する酪農、食肉用の牛豚鶏などを育てる畜産などがあり、北海道はそのいずれも盛ん。小麦、大豆、馬鈴しょ、そば、たまねぎ、生乳、牛肉をはじめ、多くの品目で生産量全国トップ(令和2年次)となっています。
日本の国土の22.1.%を占めるのが北海道。広いが故に地域によって気候も大きく異なります。道央は稲作を中心に野菜や肉用牛など。道南は稲作や施設園芸、畑作や果樹も盛んです。道北や釧路・根室周辺の道東は酪農の大産地。十勝・オホーツクは麦類、豆類、てん菜、馬鈴しょなどの畑作や酪農が中心。各地域、自然条件を踏まえて選び抜いた品目で発展を遂げています。1経営体あたりの耕地面積が30.8haというのも北海道農業の特徴(令和2年)。これは他都府県の平均値に比べて約13倍。経営規模が大きいため農家を主業とする割合も都府県の3.6倍。農業で生活が成り立つということは転職希望者にとって恵まれた環境と入れるでしょう。
そんな北海道ですが、他の都府県と同様に法人化や大規模経営化が進む一方、農業従事者の減少や高齢化の問題を抱えていることも事実。多様な担い手と人材が輝く力強い農業・農村を目指し、農業体験実習のための施設整備・滞在経費の助成など、新規就農者獲得のための様々な独自の取り組みを行っている市町村も北海道には多くあります。次は農業以外から新たに農業を始めた「新規参入者」の経営形態に多い、野菜と酪農分野の現状について紹介しましょう。

農業

初期投資を抑えて
安定経営が可能な野菜農家への道

野菜分野で言えば、たまねぎ、ニンジン、かぼちゃ、大根など多くの品目で生産量全国トップ(令和2年)の北海道。令和2年までの直近7年間、北海道での新規参入者を経営形態別で見ると、実に4割がこれらの野菜です。
それだけではなく、
■小さな面積に労働を集約し、ハウスなどで高収益作物を栽培できる
■単位面積当たりの収益性が高い作物を栽培することで、小さな面積でも農業所得を確保できる
■農地や施設機械の投資が小さいため、都市近郊で始めることも可能
■農地を既存農家からの分譲で確保することも可能なため、計画的な就農が可能
といった点も野菜農家を始める人が多い要因と言えるでしょう。

就農者の募集は自治体ごとに行われるケースが多くあるため「野菜農家を目指そう!」と考えている方はその選定をする必要があります。目指す仕事のパターンとそのメリット、デメリットを整理しておきましょう。

(1) 特定作物の就農に重点を置いている地域で就農する場合

作物や生産方法の面での自由度は少ないが研修の仕組みが整っている場合が多く、作ることに専念できるので経営を安定させやすいのですが、自由に作りたいものを作れません。出荷のための規格も統一されています

(2) 自分の好きな作物を栽培。販路も自分で開拓しようとする場合

品目選びや栽培方法など、様々なチャレンジができます。一方で、生産が安定するまで年数がかかるほか、市場の開拓が難しく想定価格で作物が販売できなかったり、不作の場合の収入減少などの可能性は高まります

(3) 後継者のいない農家から農地やノウハウを継承し就農する場合

経営実績がある、設備機器などをそのまま継承できるのは大きなメリットです。しかし、経営継承のタイミングがいつになるかは予測できず、希望時期に就農できるとは限りません。 
それぞれの方法でメリットとデメリットはあります。相談する際に、どんな形で農業を行いたいかイメージしておくと良いでしょう。

農業

雇用される、自営する、ヘルパーなど
様々な始め方がある酪農業

野菜と同様に新規参入者の多い経営形態が酪農です。その比率は約19%(平成26~令和2年)です。北海道の生乳生産量は全国の約56%を占めていて、酪農家1戸あたりの乳用牛飼育頭数は他都府県のおよそ2.3倍(令和2年)。こういった数字からも酪農がどれだけ盛んな地域かわかります。新規の就農者が集まってくる理由としては
■各地域が受け入れ態勢を整えている(研修施設・制度の確立)
■初期投資は大きいが、国や自治体の支援制度が充実している
■地域により、飼料調製の作業を代行し、良質な資料を安定的に供給するTMRセンターやコントラクターなど営農支援組織があり、搾乳に特化できるように労働負担を軽減している
といった数々の公的な取り組みが挙げられるでしょう。未経験の人でもスムーズに酪農の世界へ入れるようになっているのです。
 酪農家への第一歩をどこから始めるか、ここでは働き方のパターンを紹介します。

(1)【雇用就農】

いわゆる会社員になる方法です。安定した給与、休日を得られるのが魅力です。その会社の方針に応じて仕事の担当領域が固定される場合があります。また、メガファームと呼ばれる1000頭以上を飼養する牧場と小規模牧場では施設機械の違いや、作業内容に違いがあるため、働き方も多様です

(2)【独立就農】

土地の取得や搾乳牛、機器の購入費用などが高額となるため、継者のいない牧場を受け継ぐのが現実的な方法です。未経験では難しいため研修などが必須であることと、自分の好きなタイミングで就農できるとは限らないのが現状です

(3)【酪農ヘルパー】

農協などが運営するヘルパー組合に所属して要請に応じて地域の牧場の搾乳作業を代行します。様々な牧場の仕事を体験できるのがメリットです。雇用やヘルパーを経て、離農者が現れるタイミングで独立就農する人も数多くいます。
いずれの方法を選択するとしても、将来的なビジョンをもって市町村等の窓口に相談するのがおすすめです。

農業

会社員から酪農家へ転向した
牧之瀬さんの場合

東京で会社員をしていた牧之瀬 佳貴さんは、家族ができたことをきっかけに新たなライフステージを探った結果、農家という選択肢を選んだ一人。道東の弟子屈町で酪農研修を経て第三者継承(施設や飼養ノウハウを含め前オーナーから受け継ぐ形式)で新規就農をしました。弟子屈町を選んだ理由や、実際に新規就農をするまでの流れを動画で紹介しています。農家になった後の生活が具体的にイメージできる内容となっていますので、ぜひご視聴ください。

未経験からでも農家になれる
相談窓口と学ぶ道を紹介します

今までと違う土地に暮らし、違う土地で働くことには当然不安があるでしょう。まして接したことのない農業の世界ならば、その不安も大きくなるかもしれません。「どこか相談できる場所はないだろうか?」「農業についてまずしっかり学んでから仕事をしたい」という人に北海道が運営している機関を紹介しましょう。

農業

■すぐに転職したいなら【北海道農業担い手育成センター】

公益財団法人 北海道農業公社が運営しています。道内各地域の担い手育成センターと連携をしながら、希望に沿った就農に向け、研修や体験の受け入れ先、求人情報も紹介してくれます。また、農地取得や資金面に関しても就農コーディネーターにアドバイスをもらえます。全国どこからでもオンライン相談ができるので、気軽に相談してみましょう

〇北海道農業担い手センター
住所:北海道札幌市中央区北5条西6丁目1-23 北海道通信ビル6階
電話:011-271-2255
(北海道で農業をはじめるサイト|北海道農業担い手育成センター)

■まず農業について学びたいなら【北海道立農業大学校】

十勝の本別町にある、2年制の専修学校。養成課程には畜産経営学科、畑作園芸経営学科があり、授業で知識を習得しつつ、牛舎や農場で実践する力を養うことができます。仕事に必要な資格取得を目指すこともでき、同校を経て就農する人が数多くいます。もちろん、社会人経験者の入学も可能です。毎年秋に入学試験が行われます。

〇北海道立農業大学校
住所:北海道中川郡本別町西仙美里25-1
電話:0156-24-2122(教務部)

■北海道の担い手になるための情報収集

「北海道の一次産業に就く」では、北海道の農林漁業の担い手になりたい人に、就業体験の機会を得られるイベント情報などを発信しています。先輩就農者との交流会や就業体験など、その時々に募集している様々なイベントが掲載されていますので、気軽に訪問してみてはいかがでしょうか。そして、興味のあるイベントがあれば、ぜひ、参加してみましょう。
北海道の一次産業に就く


北海道農政部生産振興局技術普及課

〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目
TEL:011-231-4111(内線27-818)
FAX:011-232-1091

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