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畜産業界で【広報】の仕事が叶う!AIを駆使した先端農場・高品質の和牛を生産する森ファームの新時代戦略

畜産業界で【広報】の仕事が叶う!AIを駆使した先端農場・高品質の和牛を生産する森ファームの新時代戦略

私たちの食生活を支えている畜産業界。今後は世界の人口増加により需要が増えると予想され、さらなる生産が必要となります。一方で、地球温暖化や環境問題に対する課題もあり、畜産業界は今までのやり方を見直すターニングポイントに来ています。
そんな中、鹿児島県にある森ファームは畜産業界では珍しい広報職の求人募集をスタートしました。広報担当として情報発信を担う人材を募集しています。畜産をとりまく情勢が大きく変化していく現状に、「情報発信の必要性」を強く感じたことから広報職を設けることになりました。株式会社森ファーム 代表取締役の森義之さんに今回の求人募集に至った背景や仕事内容、求める人物像、そして畜産のこれからについてお話を伺いました。

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畜産・建設・観光・スポーツ事業…
さまざまな分野でプロフェッショナルを極める
森産業グループが見据えるこれからの畜産

株式会社森ファーム 代表取締役・森義之さん

森ファームは繁殖から肥育、生産まで一貫体制で取り組む和牛のプロフェッショナル集団です。IoT導入や設備投資でスタッフの働きやすい環境を整えつつ、ISO22000を取得するなど海外輸出にも積極的です。

森ファームの母体である森産業グループは九州をはじめ海外にも拠点があり、合計29のグループ企業体を形成。観光、飲食、建設などグループそれぞれの個性と強みを生かした連携を図っています。さらに、ソフトボールチーム「MORI ALL WAVE KANOYA」の運営も担い、選手で活躍する傍ら、社員として奮闘しているスタッフもいます。

森ファームは現在、将来を見据えて完全放牧牛や飼料の自給率を高める道を模索しています。

今年は完全放牧牛の肥育を始めます。放牧地で牛が草を食べて、糞をして、それが堆肥になってまた草が生えてくる。そういった循環型の肥育方法です。完全放牧と一部放牧ではどちらが効果的なのか、さまざまな方法で試験予定です。

森社長

森ファームはA4、A5等級が9割以上と高品質な和牛生産を手掛けてきました。サシを入れた霜降り肉を主流に生産してきましたが、これからは赤味の旨味にも注力していきたいとのこと。

今、牛肉の旨味が見直される時期に来ています。オレイン酸やイノシン酸などの旨味成分をストレスフリーな放牧環境で引き出していく努力をしていきます。

森社長

さらに、旨味たっぷりの赤味肉ができた後の「食べ方」にも注目しています。鹿児島県内にある大手ホテルのシェフと連携する話を進めており、消費者に美味しいと思ってもらえる食べ方を追求するとのこと。

放牧にすることで、環境にもアニマルウェルフェアにも良い循環型の肥育ができます。ただし、取り組みとして良いだけではなく、最終的に消費者に美味しいと言ってもらえる形にしないと企業側のエゴで終わってしまいます。だからこそ、シェフの力を借りて食べてもらうところまで着実に取り組もうと考えています。

森社長

飼料の自給率を高める努力としては、国産米と藁をより活用していきます。

藁に関しては、同社では30年位前から堆肥と藁を循環してきました。今でこそSDGsの循環型サイクルへの注目が集まっていますが、先代の時から実施しています。今はさらに良質な堆肥づくりにも力を入れており、堆肥はJAS認定を取得しました。

森社長

畜産企業で広報として働ける!?
超レア求人を決めた理由は?
社長直々に紹介

森ファームでは現在、広報担当を募集しています。畜産業界では珍しいこの求人。募集の背景には情報発信の必要性を痛感したことにあると森社長は話します。

畜産の話題は去年の和牛オリンピックが開催されたときから注目されていましたが、そこからなかなか広まってません。ですので、調べてもらうのを待つのではなく、こちらから積極的に情報発信していきたいと思ったのがきっかけです。

森社長

今、和牛界は大きなターニングポイントに来ています。世界的には人口が増えており、遠くない将来に「タンパク質危機」の時代が来ると言われています。一方で、世界情勢の影響を受けた資材や飼料の高騰、環境や持続可能な社会に配慮した取り組みなど、今までの畜産のやり方が通用しなくなりつつあります。

そうした中で、森ファームでは完全放牧牛や飼料の自給率向上など、多くの課題に対応しながらこれからの畜産のあり方を模索しているところです。

牛を育てることは、たんぱく源として世界の食卓を担う責任がある仕事だと伝えていきたいです。畜産をとりまく状況や、食を担う仕事の理解を広めてもらうことが会社、そして社会のためにもなっていくと考えています。

森社長

広報職は業界未経験者も大歓迎です。家畜や畜産について全く知らなかった人でも問題ないとのこと。むしろ、現場の人間とは違った角度から新たな風を入れてくれる人を求めています。

畜産関係者から見たら、当たり前の作業や仕事に対して『なんで?』と質問されることによって、自分たちの気付きにもなりますし、従業員たちの教育にもつながります。牛が一頭育って肉として消費者のテーブルに乗るまでに、多くの人たちが携わっているので、その牛の一生の物語を勉強しながら業界外からの視点で発信してもらいたいです。

森社長

そういった情報発信を求人や取引につなげていく狙いもあります。情報発信に加えて、食育にもより力を入れていきたいとのこと。

最近では、徳之島の天城町で出張授業を行い、地域で育てられた子牛を森ファームが肥育して肉にしています。島の子どもたちに仕事や牛、食について伝えることで、自分たちの親や親戚、近所の人がしている仕事に対する理解を深めてもらう。基幹産業として島を支えていることを知ってもらいたいという思いで実施しています。

森社長

広報職に求める人物像は、好奇心旺盛で探求心を持って仕事に取り組める人、疑問を持ったことは自分で確認していく積極性のある人物とのこと。

気になったことは初歩的なことでも何でもどんどん聞いてもらいたいですね。私たちのように畜産にどっぷり浸かっている人間からすると、業界を知らない人からの質問が気付きにもなるので、気軽に声をかけてほしいです!

森社長

森ファームは2023年もインターンシップを開催

森ファームでは、広報職に加えて2023年度のインターンシップも募集中です。畜産課の学生はもちろん、全く畜産を知らなかった人も、経験を問わず大歓迎です。

去年のインターンシップにはアナウンサー志望の学生や畜産に理解のある学生に来てもらいました。和牛オリンピックの年だったので、予選会の様子や大会に向けた準備など、さまざまなシーンを見てもらう機会に恵まれました。

森社長

さらに、インターンシップ終了後も本選の応援に来てくれるなど縁が続いたそう。

インターンシップでは、子牛のミルクやり、牛のエサやり、手入れ、分娩、寝床づくりなどを体験できます。牛が生まれる瞬間から関われるのは一貫体制の森ファームだからこそです。

去年のインターンシップ生は分娩にずっと見守ってくれたり、牛が生まれてくる姿にすごく興味を持ってもらえました。何かしら興味があれば、ぜひ一緒に体を動かして体験してみて欲しいです。体験することが知ることへの近道なので、ぜひお越しください!

森社長

森ファームは未経験スタートの20代スタッフも多く、牛舎の設備や機械が整っていて仕事がしやすい環境です。また、今年は完全放牧牛や広報への注力など新しいことに取り組んでいく年。和牛界がターニングポイントを迎えている今、現場には多くの学びや気付きがあるはずです。

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【問い合わせ先】
株式会社 森ファーム
〒899-8511
鹿児島県鹿屋市輝北町市成3378番地1
TEL:099-481-1515
FAX:099-481-1500
※HPは森産業グループのページになります

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