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『養豚』の生産現場に密着。“ずっと続けたくなる”企業型畜産の魅力!

『養豚』の生産現場に密着。“ずっと続けたくなる”企業型畜産の魅力!

今回ご紹介する株式会社ナンチクファームの親会社は、500億円規模の売り上げを誇る株式会社ナンチク。国内販売にとどまらずアメリカやEU、アジアをはじめとした国外へも販路を広げ、日本の良質な『食』を全世界へ届け続ける親会社の豚肉生産部門を担うのが、株式会社ナンチクファームです。同社は畜産が盛んな南九州エリアで多くの農場を展開しており、常に消費者にとって安心・安全で高品質な豚肉の生産と、その安定供給を使命として事業を展開しています。そんな企業型畜産現場で生の声をお聞きしました。        

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企業型畜産農場のこだわりと、生きものを育てるやりがい

昭和46年に設立。現在は約130名程の従業員を抱える企業に成長した株式会社ナンチクファームは、県内外の四つのエリアに16の農場を有し、「かごしま黒豚」などの生産に日々取り組んでいます。また、「SPF豚」や、地元産ゆずなどを配合したオリジナル飼料で育てた「ゆずポーク」などのブランド豚の生産も行っています。

繁殖・肥育一貫の財部農場風景

同社は、グループとしてグローバル事業も展開しているため、高い衛生基準を設け、その基準に沿った生産を遵守しています。子豚が肉豚として出荷されるまでは、衛生管理の基本として5S活動「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」を実践し、常に清潔な環境で豚が生活できるよう、徹底した「飼養管理」に日々取り組んでいます。施設面においては、自社内に完備された糞や尿の終末処理施設にも細心の注意を払いながら、周辺地域へも十二分に配慮した管理体制を築いています。

日々の5S活動により衛生管理が徹底されている畜舎内。取材当日も清潔そのもの

千歳代表取締役は、「人の命の根源となる『食』のうちの肉の生産において、母豚に無事に子豚を産んでもらい、それを大事に育て上げるために働く。その過程で動物の命そのものとも関わっていく、とてもやりがいのある仕事です。豚という生きものが相手なので、その豚にとって快適な環境をいかに与えられるか、自分なりに考えながら作業できる醍醐味もあります」と、この仕事のやりがいを語ってくれました。

生きものへの思いがあふれる職場雰囲気とチームワークが持ち味!

曽於エリアの総括管理者で財部農場長でもある宮原直也さん(45歳)と、財部農場に勤務する入社2年目の渡邊怜士さん(19歳)に、この会社の特長を伺ってみました。

とにかく農場で豚に触れ合うことが楽しいという怜士さん。将来を嘱望される逸材!

入社2年目で、すでに将来の幹部候補生として期待される渡邊怜士さん。元々動物好きで、その中でも特に豚に興味があり農業系の高校へ進学。一時期は畜産以外の方向への進路も模索しましたが、就職活動で見学した地元のナンチクファームで、従業員が仲良く仕事に取り組んでいる雰囲気や優しさに触れ、この会社で豚と過ごしたいという気持ちが募り同社への入社を決意しました。

地元産のゆず等を添加したオリジナルの配合飼料で育つ豚は肉質も高品質!

渡邊さん

現在はAI(人工交配)による繁殖を学んでいます。また農場内の衛生管理も重要な仕事で、毎日の畜舎の清掃から餌の準備、親豚へのワクチン接種などを行っていますが、まだまだうまくいきません!

勤務時間は朝8時から17時。勤務する財部農場では母豚750頭、子豚4,000頭、その他哺乳子豚や肥育豚なども管理しています。今は、「豚のためにできることは何か」を第一に考えているそう。ひいては、それが会社のためになると思って仕事に取り組んでいるといいます。

渡邊さん

いつも出勤前からやる気満々で仕事に向かっています。大好きな豚と一緒に過ごせる仕事ができることに感謝しています。ただ、どうしても多くの命を預かるため、畜舎内で命を落とす豚もいます。そんな時は、原因などを考え悩むこともあります。

取材日も同世代のベトナムからの特定技能外国人と、楽しく豚の世話をしていました

まったくの未経験者として入社した渡邊さん。先輩方の丁寧な指導があるため、迷うことなく仕事を覚えることができているといいます。今は仕事をしっかりマスターすることが当面の目標ですが、将来は係長や農場長になれるよう、一歩一歩努力を重ねています。

幅広い世代の従業員にしっかりと向き合う現場主義の農場長

勤続17年目を迎える宮原農場長は、現在曽於エリアにある8農場の統括と財部農場長を兼務する生産部門のキーマン。父親がナンチクグループ出身で母方の実家では牛を飼っていたこともあり、畜産という仕事に引かれ中途入社。入社後は肥育農場、繁殖農場での勤務を経験後、約7年前に現職へ。

エリア長という立場上、業績の面でも常に他エリアとも力を合わせながら、会社全体の目標に向かってより高みを目指す意識で日々の業務に取り組んでいます。

宮原農場長

そんな宮原農場長は、13名の従業員が勤務する財部農場の朝礼で、常に命を扱う仕事を行う上でのチームワークの大切さを伝えています。お昼になると事務所内で和気あいあいとみんな集まっての昼食。アットホームな環境づくりも心掛けているそうです。

従業員が風通しの良い環境で仕事に取り組めている

幅広い世代の社員に、毎日やりがいをもって仕事に励んでもらえるよう、従業員1人ひとりへの向き合い方を1番大切にしています。また、毎日のコミュニケーションの中から個々の力を見抜き、各担当者の役割などを設定するようにしています。

宮原農場長

同社では新入社員への教育面でも十分な配慮を行っており、入社後すぐに業務に就かせるのではなく、学ばせることから始めるようにしています。その後、先輩従業員から正確な技術指導を受け、命を扱う仕事の大切さを学ぶなど、未経験者でも安心して農場業務が習得できる環境を実現しています。

大切に育てられている哺乳子豚たち

渡邊さん

入社当時は、先輩たちの仕事ぶりを『見る』ことから始めました。そこでやるべきことをしっかり学ぶことができたので、今では豚に愛情をもって仕事に向き合うことができています。わからないことはすぐに先輩方が指導してくれますので、豚にとって何ができるかを自分なりに考えながら、毎日仕事に取り組んでいます。
これからの若者には、自ら考え行動できるような人材になってもらい、ぜひ上を目指し頑張ってほしいと思います。そして命の大切さ、尊さをお互い共有しあい、健康で丈夫な豚づくりを一緒に行っていきたいです。

宮原農場長

これからの若者にとって魅力のある職場づくりへ

採用時にそれまでの従事経験は問わないものの、近年では農業系の高校、その他の高校から新卒者の入社もあります。加えて、現在では農場全体で10名の特定技能外国人を受け入れることにより若者の比率が増え、これまで以上に活気のある職場が実現しています。

現在、財部農場にはベトナムから2人の特定技能外国人が即戦力として加わっています

同社の仕事には大きく分けて、「養豚管理」と「事務」があり、随時採用を実施しています。
秋には就活生のために、40日間体験学習なども臨機応変に対応しています。そこでは実際の職場体験をしてもらい、やりがいや苦労も体感してもらっています。
育児休暇制度充実などの福利厚生面や、通勤手当の改善などの給与面においても社員が働きやすいと感じてもらえるような魅力ある職場環境づくりに継続して取り組んでいます。

農場長の優しさが若者の心にも届いています

また、今年度から60歳だった定年が5年延長され、安心してより長く仕事が続けられるようになりました。
現在、弊社では新卒者の定期採用に加え、既卒者の中途採用も随時積極的に行っています。加えて特定技能外国人の受け入れも行いながら、より一層働きやすい体制づくりを目指しています。

【問い合わせ先】
株式会社ナンチクファーム
〒899-8604
鹿児島県曽於市末吉町諏訪方8653−7
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