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環境負荷の軽減や飼料コストの低減につながる放牧畜産を!10/3オンライン開催『持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー』

環境負荷の軽減や飼料コストの低減につながる放牧畜産を!10/3オンライン開催『持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー』

環境負荷の軽減や飼料コストの低減につながる放牧畜産のより一層の普及を図ることを目的に「持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー」を開催します。
当日は放牧地における地球温暖化の軽減効果に関する講演、国の支援措置及び生産現場で活用できる放牧技術をご紹介。
参加費無料・オンラインでの開催ですので、ぜひご自宅や職場からお気軽にご参加ください。

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【お申込みいただいた方へ】
zoomのURLは「持続可能な畜産物生産に関する全国セミナー(オンライン開催)へのご予約ありがとうございます。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方は、お申込みが完了していない可能性がございますので、再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。

持続可能な畜産物生産に関する全国セミナーとは

現在、約20年ぶりに食料・農業・農村基本法の検証・見直しが行われており、本年6月に検証部会の中間取りまとめが行われましたが、環境に配慮した持続可能な農業を主流化することや、畜産業におけるメタンや一酸化二窒素、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出削減などが見直しの方向として示されています。

一方、最近の研究成果によれば、放牧による温室効果ガスは一般的な飼養管理に比べて、乳牛で半分程度に削減されることが報告されています。
また、放牧地の土壌は炭素吸収源であり、適切に放牧地を管理することで温室効果ガスの削減が期待されます。

本セミナーでは、環境負荷の軽減や飼料コストの低減につながる放牧畜産のより一層の普及をはかるために、放牧地における地球温暖化の軽減効果に関する講演、国の支援措置及び生産現場で活用できる放牧技術の紹介を行います。

今年度も昨年度に引き続き、Zoomを使用したオンラインでの開催。
参加費無料、職場やご自宅からのご参加も可能です!

セミナーは完全予約制となっておりますので、この機会にぜひお申し込みください。

▶イベント申し込みはコチラ◀

10月3日(火)のプログラム

■ 開会 13:30~13:35

■ 基調講演 13:35~14:25
放牧地の地球温暖化への影響評価について
農研機構 畜産研究部門 畜産飼料作研究領域 省力肉牛生産グループ
グループ長補佐 森 昭憲 氏

【要旨】
放牧地の地球温暖化への影響を評価する研究の成果と今後の課題を紹介する。
 

■ 情勢報告 14:25~14:40
飼料をめぐる情勢
農林水産省 畜産局 飼料課 飼料生産計画班
課長補佐 宮腰 伸 氏

【要旨】
国産飼料の生産・利用の拡大のための施策や予算の概要について報告する。
 

■ 情報提供
①14:50~15:20
周年親子放牧体系に適した牧草種および作付け計画法
農研機構 西日本農業研究センター 周年放牧研究領域 周年放牧グループ
上級研究員 堤 道生 氏

【要旨】
肉用牛の周年親子放牧体系に適した牧草種と牧草の作付け計画法について、西日本の事例を紹介しながら解説します。
 

②15:20~15:50
放牧を中心とした持続性の高い酪農経営の実践について
丸藤牧場
代表 丸藤 英介 氏

【要旨】
放牧を中心とした持続性の高い酪農経営の実践について紹介する。
 

③15:50~16:20
放牧畜産現場での獣害の実態とその対策について
麻布大学 獣医学部 動物応用科学科 野生動物学研究室
教授 塚田 英晴 氏

【要旨】
放牧畜産現場で深刻化しているニホンジカ、イノシシ、クマなどによる被害とその防止対策について紹介する。
 

④16:20~16:50
高張力鋼線(フェンシングワイヤ)の特徴と放牧用電気柵への活用
サージミヤワキ株式会社
菊池 恭則 氏

 【要旨】
公共牧場などの大規模放牧地に高張力線を使用した牧柵を低コストで効率的に設置する方法や補改修する技術について紹介する。

■ 閉会 16:50

講演者紹介

■ 農研機構 畜産研究部門 畜産飼料作研究領域 省力肉牛生産グループ
グループ長補佐 森 昭憲 氏

1969年生まれ。愛知県出身。専門は土壌学。博士(農学)。
「草地土壌の温室効果ガス・シンク・ソース機能に関する研究」で学位取得(北海道大学)。
2000年より草地試験場に着任、草地における温室効果ガスの発生・吸収の研究を行い、2023年より現職。
温室効果ガス発生量が少ない草地管理法を提示し、その削減効果を適切に評価することを目指す。

■ 農林水産省 畜産局 飼料課 飼料生産計画班
課長補佐 宮腰 伸 氏

秋田県出身。秋田県立鷹巣農林高等学校を卒業後、1986年に農林水産省に入省。
以降、独立行政法人家畜改良センターでの検査指導業務、農政局や農林水産省内の畜産部局で畜産行政に従事し、2022年4月から現職。
飼料作物種子の安定生産、国産濃厚飼料の利用拡大、放牧の推進等を担当。自給飼料を効率的に生産できるよう政策的に支援することで、安定した酪農・肉用牛経営の確立と食料自給率の向上への貢献を目指す。

■ 農研機構 西日本農業研究センター 周年放牧研究領域 周年放牧グループ
上級研究員 堤 道生 氏

1974年生まれ。神奈川県出身。東北大学大学院農学研究科博士課程修了。
2003年農研機構 畜産草地研究所(現 畜産研究部門)を経て、2007年より農研機構 近畿中国四国農業研究センター(現西日本農業研究センター)に勤務。
主に肉用牛放牧向けの草地利用技術の開発に従事するかたわら、近年では肉用牛生産の環境負荷に関する研究にも取り組んでいる。
このほか、草原の生物多様性にも関心をもち、研究を行っている。

■ 丸藤牧場
代表 丸藤 英介 氏

1976年生まれ。神奈川県出身。法政大学工学部経営工学科卒業。
2000年より酪農を志し北海道へ移住。訓子府町で実習中に書籍「マイペース酪農」(三友 盛行著)で放牧酪農を知り、魅了されていった。
2003年かながわ農業アカデミー研究科酪農コース卒業、同年から浜頓別町酪農ヘルパー、続いて農家研修。
2007年に中川町で酪農研修を開始し、2008年に中川町で新規就農(搾乳牛46頭、牧草地面積42ha)。
現在は搾乳牛43頭、育成牛30頭、牧草地面積71ha、出荷乳量294t。
新規就農当初から放牧を実施、外部要因の影響を受けづらく持続性の高い放牧酪農を実践し、自立した強い経営者を目指す。自給牧草と配合飼料1000㎏で乳量6800㎏/頭

■ 麻布大学 獣医学部 動物応用科学科 野生動物学研究室
教授 塚田 英晴 氏

1968年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了後、ヒーマンサイエンス振興財団リサーチレジデント、農林水産省草地試験場研究員、農研機構畜産草地研究所主任研究員を経て、2015年より麻布大学獣医学部に勤務。専門は野生動物の保全管理。キツネ、タヌキ、アナグマなどの中型食肉目動物を中心にシカなどの草食獣、鳥類や寄生虫、ミミズなども研究対象とする。

イベント詳細

詳細 内容
日程 2023年10月3日(火)13:30~16:50
会場 Zoom開催
※ご予約完了メールにURLを記載しております。
※ご予約者の皆さまに向けてイベント前日を目処に、参加方法についての案内メールを送付予定です。
※予約完了メールを受信したことを必ずご確認ください。
申込期間 2023年8月25日(金)~9月29日(金)17:00
※申込状況によって早まる場合がございますので、予めご了承ください。
定員 150名程度
参加費 無料(要予約)
お問い合わせ先 (1)Webセミナーの実施内容に関すること
一般社団法人 日本草地畜産種子協会 草地畜産部 担当:武田
(TEL:03-3251-6501 E-mail:takeda@souti-fsa.or.jp)
(2)Web研修会への参加方法及びWebサポートに関すること
 株式会社マイナビ 農業活性事業部 イベント運営チーム 担当:谷藤、鈴木
(E-mail:agri-webcast@mynavi.jp)

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※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます

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