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自然と農業の調和が息づく岩手町で新たな挑戦を!若きファーマーの活躍に見る、地域資源を活かした農業の魅力とは?

自然と農業の調和が息づく岩手町で新たな挑戦を!若きファーマーの活躍に見る、地域資源を活かした農業の魅力とは?

人口約12,000人が暮らす岩手町(いわてまち)は、岩手県と宮城県を流れる東北最大の一級河川・北上川の源流を有する自然豊かなまちです。北上川や美しい山々に囲まれた同町は、野菜を中心に米や畜産、葉たばこなど、複合型農業が営まれており、県内有数の食糧供給基地として知られています。四季折々の風景を楽しみながら地域資源を活かした農業に取り組むことができる岩手町は新たな挑戦に満ちた場所。若きファーマーの活躍からその魅力をひも解いてみましょう!

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自然と文化が調和する「岩手町」ってどんなところ?

県都・盛岡市から北へ30kmほどに位置する岩手県岩手郡岩手町。地名に3つも岩手の名がつく岩手町は、母なる大河・北上川の源泉のある町として知られ、山間部では標高の違いによる気温差を活かした農業が営まれています。中でもキャベツ、大根、ピーマン、レタス、ながいも、トウモロコシなどの野菜栽培が盛んです。

町への玄関口「いわて沼宮内駅」は、東北新幹線とIGRいわて銀河鉄道の2路線の停車駅であり、盛岡市や首都圏のほか、青森県の八戸市や青森市、北海道函館市へのアクセスも良好です。

     

その、いわて沼宮内駅に降り立つと目に飛び込んでくるのが美しい野外彫刻です。彫刻のまちとしても知られる岩手町は、町内に約113点もの野外彫刻作品が点在。道の駅に併設された町内随一の観光スポットである「石神の丘美術館(いしがみのおかびじゅつかん)」にも野外彫刻が展示されており、訪れる人を癒しの空間へと導きます。

豊かな自然の中に歴史と文化が息づく岩手町は、自然と調和した生活と農業を営むことができる魅力的な場所です。そこで今回は、岩手町川口地区でピーマン、トウモロコシ、薬草を栽培する26歳の青年の姿から、岩手町の農業の可能性を探ってみましょう。

新たな農業の可能性を切り拓く若きファーマーの挑戦と成長

     

岩手町で生まれ育った佐々木 健太(ささき・けんた)さんは就農5年目。トウモロコシとブルーベリーを栽培する母の手伝いをするうちに、農業に楽しさを見出したことが就農のきっかけと話します。

「子供の頃は嫌いだった畑仕事を、大人になって改めてやってみることで、太陽の下で汗を流し、作物を育てることの楽しさを知りました」

農業を生業にすることを決め、工場勤務から農家へと転身した佐々木さんは農林水産省の「農業次世代人材投資資金の経営開始型(現:経営開始資金)」の交付を受け、新規就農を果たします。

就農と同時に新たに作付品目に加えたのは岩手町で栽培が盛んなピーマンです。その背景には多品目栽培による経営安定化のほか、佐々木さんのアグレッシブさとチャレンジ精神がありました。

     

「農業の知識はゼロの自分にとって、覚えることはまだまだたくさんあります。若いうちに知識を深め、いろいろなことに挑戦することで技術を習得したいと思っています」

現在、ピーマンを中心に1ヘクタールのほ場を耕作する佐々木さんは、母と地元の牧場を定年退職した父と共に家族で農業に取り組んでいます。

さわやかな風が心地良い、山間部にある佐々木さんのほ場

「就農当初、薬剤散布が面倒で手を抜いたことにより、病気が発生した苦い経験があります。肥料や薬剤を散布するタイミングやかん水などを適期に行うことの大切さを身をもって知ったことで、農協や農業改良普及センターが作成する栽培マニュアルどおりに栽培することを徹底するようになりました。これにより、安定した品質と収量を得られるようになりました」

と、話す佐々木さんの栽培のこだわりは、あえて言うなら“こだわりすぎないこと”。農協や行政、近隣の先輩農家さんからのアドバイスをもとに、経営の安定化に努めています。

安定経営のカギは効率化と冬場の収入確保

“こだわりすぎないこと”をモットーとする佐々木さんですが、農作業をするにあたり、常に心がけているのが効率化です。両親の手助けはあるものの、基本的な作業は1人で行うことが多いことがその理由です。

「自分のペースで仕事ができるのが農業の魅力です。効率を上げるために作業内容を組み立てることはゲームと似ていて、楽しみながら仕事をすることができます。自然相手の農業はセオリー通りに行かないこともありますが、それをどう工夫し、乗り越えるかは自分次第。全ての裁量を持てることもまた、農業の面白さです」

と、農業の楽しさを語る佐々木さんは、主力作物のピーマンとトウモロコシの収穫を終える11月、漢方薬の原料となる薬草の1つ「吉草根(きっそうこん)」の栽培に取り組んでいます。岩手町では、古くから薬草を栽培しており、佐々木さんは出荷先の企業の技術指導を仰ぎながら、高品質な薬草の栽培に挑戦しています。

   

「雪深い岩手町で安定経営を実現するためには、冬場の収入を確保することがカギです。収量をさらに上げるため、薬草の栽培技術も磨いていきたいですね」

と、抱負を語る佐々木さんの言葉からは、内に秘めた農業への情熱を、確かに感じることができました。

新規就農者の夢を実現へと導く、岩手町の支援体制

岩手町農林課・農業振興係の澤さんと佐々木さん

佐々木さんのように、就農を志す人にとって、頼りになるのが行政のサポートです。岩手町では新規就農者が地域に定着できるように、さまざまなサポートを行っています。

佐々木さんが活用した農林水産省の「農業次世代人材投資資金の経営開始型(現:経営開始資金)」の交付を受けるためには一定の条件を満たす必要があります。そこで岩手町でも独自の基準を設けて、岩手町農林業新規就業者総合支援事業を実施。生活費や農地・農機の導入費、研修や雇用先への助成などの包括的な支援で就農希望者を支えています。

「各種補助制度の手続き支援なども行っているので、岩手町での農業に興味がある方は、まずは気軽に相談いただければ幸いです。就農後も専任アドバイザーがしっかりサポートするので移住就農者でも孤独を感じることはありません。何より、農家さんとの距離が近いので、なんでも相談することができますよ」

と、新規就農者にメッセージを送る岩手町農林課・農業振興係の澤 聖斗(さわ・まさと)さん。

     

また、就農希望者を対象に、関係機関や団体と連携し、農業体験ツアーやインターンシップを開催するなど、就農前から就農後まできめ細やかな支援を提供しています。この協力体制により、新たな農業者は安心して岩手町で就農することができ、地域農業の持続的な発展を可能としています。

新しい農業の可能性を広げる場として注目される岩手町は農業を始めるのにぴったりな場所です。魅力的な環境が整った町で、あなたの夢を実現してみてはいかがでしょう。その挑戦を全力で支える人たちが待っています。

岩手町の就農支援制度はこちら

岩手県の就農支援制度はこちら

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■お問い合わせ■
盛岡地方農業農村振興協議会(八幡平農業改良普及センター)
〒028-7112 岩手県八幡平市田頭39-72-2
TEL: 0195-75-2233
FAX:0195-75-2269
E-mail:CE0036@pref.iwate.jp

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