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【移住希望者必見】海はもちろん、豊かな山林も身近に! 人も気候も温かい「徳島県海陽町」で、林業を仕事にしませんか?

【移住希望者必見】海はもちろん、豊かな山林も身近に! 人も気候も温かい「徳島県海陽町」で、林業を仕事にしませんか?

徳島県最南端の町「海陽町」は、全国屈指のサーフスポットにも挙げられる太平洋の青い海が有名ですが、実は町の92%が森林という緑が豊かな町です。海岸線のすぐそばまで山が迫っており、山道を行けば透き通った沢が流れています。今回はそんな海陽町を訪ね、山の環境を守り続ける「海部森林組合」を取材し、移住就業した方などにお話を伺いました。

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山の環境を守り、森林資源を次代へとつなぐ「海部森林組合」

最初に訪れたのは、海陽町と牟岐町の山林を管理する「海部森林組合」の本部です。地元の杉材で作られたという建物は、経年変化で飴色になっていい味わいが出ています。対応してくれたのは専務の冨田さんと総務課の久岡さんです。

海陽町

海部森林組合の本部

「海部森林組合の仕事は、山主さん(山林の所有者)の意向に沿いながら山の環境を守っていくことです。この辺りは森林率が9割で、ほとんどが山林なんです。林業は木を伐るイメージが強いかもしれませんが、森を豊かにする環境保全に関わる仕事なんです。健全な森林に導くためには人の管理が不可欠で、人が手を入れることで木の成長を促します。その仕事は、成長した木を伐る『主伐』や木を伐採して森に光が入るようにする『間伐』、伐った木を運び出す『搬出』はもちろん、『地拵え』と呼ばれる木を伐った山の斜面を整え、苗木を植え付ける『造林・保育』まで、多岐にわたります」と冨田専務。現在、海部森林組合では職員9名と作業員30名が働いています。

海陽町

インタビューに答える海部森林組合 冨田専務

林業未経験の方でも就業は可能か?を聞いたところー「誰もが最初は未経験者です。徳島県には『とくしま林業アカデミー』という林業のいろはを学べるスクールがあるので、そこで1年しっかり勉強してから就業される方がほとんどです」と久岡さん。県外から移住し、アカデミーを経て、就業されている方が複数名おり、海部森林組合に就業した決め手が「人も、気候も温かい」ことだったと教えてくれました。

海陽町

笑顔で迎えてくれた総務課の久岡さん

海陽町といえば、綺麗な海を目指して来られる方が多いのですが、美しい海を保つためにも山の役割は重要です。

「きちんと山が機能していなければ、綺麗な海にはならない。そう考えれば、海陽町を守っていくんだ!環境に携わる仕事をしていくんだ!という強い思いを持った方に来ていただきたい」とお二人は話してくれました。

海陽町

移住して林業に従事する方に仕事や暮らしのことを聞きました

【埼玉県から移住】吉川健さん―「大自然に触れながら働けること、豊かな自然環境のなかで暮らせることが魅力で移住しました」

海陽町

吉川さんは埼玉県の所沢市出身。埼玉県にいる頃から農業バイトをするなど「自然のなかで土に触れることが好きだった」と話す吉川さんに、林業の仕事に就いたキッカケを聞いたところー「子どもの頃からキャンプが好きだったので、自然のなかで働きたいという思いは強くありました。そんな折、母の故郷である徳島県に『とくしま林業アカデミー』があることを知り、単身徳島県に移住しました。アカデミーではチェーンソーや重機の扱い方、必要な資格取得など、林業に携わる上で欠かせない基礎的な技術や知識を学びました」と穏やかに話します。

1年の学びを経て「海部森林組合」に就職することを決めたのは、町の魅力だったそう。

海陽町

海陽町神野移住体験施設(平成30年撮影)

「県内の林業事業体と面談するなかで、海や山が近く自然が豊かで、おいしい食べ物があるというのは住んでいて楽しそうだなと思い決めました。家を探すのに少し手間取ったのですが、町の移住体験住宅があると聞き、そこを利用しながら拠点を探しました。実際、こちらに住むようになって休日には釣りに行くようになり、釣りがコミュニケーションのキッカケにもなっているんです」とニッコリ。

海陽町

現在、吉川さんは「保育」とよばれる業務をメインに行なっています。

「春は『地拵え』や『苗木の植え付け』を、夏は『下刈り』、秋冬は『間伐』の作業を行っています。苗木は植え付けるだけでなく、鳥獣から守るために苗にカバーをするなど細かい仕事も行なっています」と話す吉川さん。今は保育の仕事がメインですが、ゆくゆくは木を伐ることがメインの主伐班に行きたいと考えているそうです。今は自分の経験値を高めているところという吉川さん。「海陽町は車があれば困ることはありませんし、気候も安定しているので住みやすいですよ!」と話してくれました。
 

【大阪府から移住】相原佑子さん―「100年後の森が豊かであるように…と願いながら林業に携わっています」

海陽町

相原さんと林業を結ぶキッカケは、高校時代に聞いた森の話が原点になっているようです。

「高校の宿題で取材を経験したのですが、話を聞いたのが徳島県で林業の仕事に関わっていた叔父でした。そこでの話が私と森を結ぶキッカケかもしれません。森ではきちんと木が育てられ、そこには生態系があって、資源として利用するために伐り出して、また苗木を植えて…。そのサイクルに感銘を受けました。木を伐って終わりではなくて、次代につなげるためには、人が森に関わらないといけないのだと強く思ったんです。その強い思いは、のちのち私の人生に大きな転機を与えてくれることになるんですけど、高校生の私にはまだそこまでは分かりませんでした」と笑います。

高校卒業後、相原さんは大学へ進学。林業に関わることなく大学を卒業し、NGO団体で有機農業を経験します。その後独立して15年間有機農業(養豚)を営んでいましたが、事情があって実家のある大阪に戻ります。大学卒業後はずっと農的生活を送ってきた相原さん。ふと、高校時代に考えていた林業への思いが再燃したと振り返ります。

「調べると『とくしま林業アカデミー』というスクールがある。しかも45歳までに就業できればスクールに通う1年間は生活費も補助してくれるという高待遇。即、徳島へ移住を決断しシェアハウスに住みながらアカデミーに通いました」と相原さん。「海部森林組合」に就職することを決めた理由を伺うとー「アカデミーではインターンシップを利用して様々な林業事業体を見に行きました。事業体ごとにいろんな違いがあって勉強になりましたね。移住先に海陽町を選んだのは豊かな自然に加え、おおらかで明るい海陽町に住む人たちの人柄に惹かれたからです」と相原さん。これまで栃木県や神奈川県などさまざまな土地で暮らしてきた相原さんですが、ほどよい距離感を保ちながら接してくれる海陽町は本当に居心地がいいと話してくれました。

海陽町

現在、保育班で働く相原さんに今後の目標を伺うとー「この仕事は体力と頭を使う仕事です。体力を無駄に消費しないようにしながら、効率的に作業しないといけないですし、正確性も求められます。このバランスを取ることが大切なんです」と答えてくれました。

「今の森は50年前、60年前に植えられたもので出来ています。私は今の仕事をしながら、100年後の森が豊かであるにはどうしたらいいかと考えています。本音をいえば広葉樹の山を作りたいなと思っています。いろんな樹種がある山って魅力的だと思うんですよね。そんなことを考えながら仕事をするのも楽しいですよ」とロマン溢れる林業の仕事の魅力を語ってくれました。
 

3/2(土)マイナビ農林水産FEST(大阪会場)にブース出展

    マイナビが主催する【マイナビ農林水産FEST/大阪会場3月2日】に海陽町がブース出展します。「移住までの道筋」や「暮らし・仕事」のことなど、さまざまなご相談に対応。関西圏の方は、是非ご来場ください!
     
    開催日時
    2024年3月2日(土)13:00~17:00

    会場
    グランフロント大阪 南館(タワーA)31F
    大阪府大阪市北区大深町4-20
     

    詳細はこちら


 

海陽町の移住者支援のポイントはこちら

 

海陽町Youtubeチャンネルはこちら

 

◆お問い合わせ

〒775-0295 徳島県海部郡海陽町大里字上中須128番地
海陽町役場海南庁舎2F 産業振興課 移住担当
TEL:0884-73-4161
ホームページはこちら https://www.town.kaiyo.lg.jp/

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