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九州で起こる農業改革! グローバル肥料メーカー「ICL」が目指すのは!?

九州で起こる農業改革! グローバル肥料メーカー「ICL」が目指すのは!?

肥料はどこで買っても同じ……。そんな農家の常識を覆す取り組みが始まりました。グローバル肥料メーカー「ICLグループ」による、農家と取引口座を開設し、商品を直接販売するというプロジェクト。しかし実際にその恩恵を受けることができるのは、九州の農家に限られているとのこと。なぜ九州なのか? そのメリットとは? ICL グローイング・ソリューションズ、エリアセールス九州の末吉健さんと、直接取引を開始した農家に詳しくお聞きしました。

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グローバル企業ICLグループが始めた新しい取り組み 九州の農家だけが得られるメリットとは?

「ICL」は世界的な肥料メーカーです。死海の海水から塩化カリウムを採取し始めてから100年。従業員数1万2000人、製造拠点数は世界中に38カ所、2022年度の売上高は約100億ドル。1979年には、アジア拠点のひとつとして日本に法人が設立されました。

なかでも、肥料を扱う部門がグローイング・ソリューションズです。本国で採掘される原料だけでなく、欧州・北米・南米から肥料やバイオスティミュラントなどの多様な製品を世界中に輸出しています。持続可能な未来にインパクトを与えられる技術革新に力を入れ、研究開発や生産能力に多大な投資をし、200人以上のアグロノミストが現場で植物栄養と栽培技術の知識を広めています。

もちろん、これまでも代理店や卸を通じて日本に製品は輸出されていましたが、2023年、生産者により近いところでビジネスをしようという画期的な取り組みがスタートしました。世界中で選ばれた3つの拠点の1つが日本の九州。

九州は農業が盛んである一方、栽培品目の多さもあり、新しい肥料の流通・普及において年単位の時間を要していました。いくら研究開発に力を入れ、技術革新を果たしたとしても、農家に届かなければ意味がない。そんな想いから、ICLは日本国内の電子商取引市場が発達している点に着眼し、デジタル技術を用いた流通の合理化で課題解決を図るべく、生産者と取引口座を開設し直接販売する取り組みがスタートしました。

このプロジェクトに合わせてグローイング・ソリューションズ、エリアセールス九州のポジションに就任したのは、末吉すえよしけんさん。長崎の実家で就農した後、農業法人を立ち上げると共に17年間、レタス・ジャガイモ・カボチャ・ブロッコリーの生産から販売まで幅広く関わってきました。自らの目で見てきた農業の現状を改善すべく、新規顧客開拓や雇用の充実、物流の改善に挑んだことも。

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ICLの末吉さん。熊本在住。大手種苗メーカーにも所属していた経歴をもち、トマトの品種開発や営業を担当していた

農家とメーカーの両方のフィールドで培ってきた豊富な経験やネットワークを生かし、これまでとは異なるアプローチで農業界に貢献できないかと考え、2023年5月、ICLグループの新たな取り組みにチャレンジすることになりました。

ICLの魅力を「自社研究部門のエビデンスに基づいた製品のみ農家の皆さんに販売していること」だと話す末吉さん。今日の農業が置かれている天候や環境など外的な要因においては、肥料・バイオスティミラントが果たす役割は大きく、その分野で貢献できるところに可能性を感じたと言います。

ICL社の肥料をメインに使用 大幅なコストダウンに成功!

そんなICLの新たな取り組みにいち早く注目したのが、熊本県八代市でトマト農家を営む岡田おかだまことさんです。2010年、結婚を機に関東からトマト農家を営む奥様の実家に婿入りし、就農しました。

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トマト農家の岡田さん。7000平方メートルのハウスでトマトを栽培し、経営にも携わっています

岡田さんが栽培しているのは、大玉トマト。毎年8月に定植し、10月から6月までは管理と収穫作業の繰り返しだそうです。シーズン中は管理遅れ、作業遅れをしないよう細心の注意を払っているという岡田さん。肥料に関しても、常に研究を重ねながら新しい情報を取り入れているそうです。

ICLのことを知ったのは、インターネットで情報を調べていた時。同社の製品「アグロリューション・スペシャル324」を代理店から購入していましたが、23年5月に開催された農業展示会でICLのブースで末吉さんと出会い、代理店を通さずにパレット単位(1,200kg)をじかに卸してくれるという話を聞き、取引を決めたといいます。

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岡田さんの使用するアグロリューション・スペシャル324。チューブから点滴で施肥するタイプで、水に溶けやすくスムーズな作業につながっているといいます

「製品の品質はすでに使って知っていたので、同じ製品がメーカーから直で安く買えるのならということで決めました。現在は『アグロリューション・スペシャル324』をメインに使っています。メインの肥料のコストを下げることで、経費を他に使えることが何よりありがたいですね」と岡田さん。

「品質的にも今のアグロリューションで十分満足をしています。今後は、こういう肥料をプラスしたいという時に、対応してくれるとうれしいです。同じ部会の仲間にも勧めたいと思っています」と、メーカーと直接交渉できるメリットにも期待しています。

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岡田さんが栽培している大玉トマト。ハウス内で冬を越し、春先に出荷されます。

農業の当たり前を変えていくこと ICLが九州で目指すビジョン

「農家のいろんな経費が高騰しているにも関わらず、野菜の値段はほとんど変わりません。価格転嫁ができないことが、そもそもの問題だと考えています。だからこそ生産コストを抑えるのが、農家の今の一番の課題です。農家だった時におかしいと感じていたことを、農家の立場ではできなかったアプローチで解決していきたいですね」と今後の意気込みを話す末吉さん。

現在は、施設園芸向けの肥料を中心に販売していますが、今後は露地野菜向けの肥料やバイオスティミュラントなども、これまでの常識やしがらみにとらわれず提案していきたいと話します。農家のフィードバックに基づき、その土地に合った提案にも生かしていきたいとも。

九州の農家へ効率的に価値を提供するため、ICLは「ICLink」と呼ばれる新しいECサイトも準備中だそうです。ICLinkは、注文から決済までをワンストップでできるサイトで3月上旬にリリースを予定しています。アイテム数も増やしながら、農家がウェブ上で気軽に注文から決済までできるサイトを目指しています。

さらに今後は、動画やセミナーを通じた技術サービスにも意欲的な末吉さん。既存の手法やしがらみにとらわれない新しいチャレンジが、九州の農業を変えようとしています。

お問い合わせはウェブサイトのフォームもしくは、直接末吉まで。

ICLグローイング・ソリューションズ
エリアセールス九州 末吉健
TEL:080-7406-4160
Mail:ken.sueyoshi@icl-group.com

ICLグローイング・ソリューションズについてこちら

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