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【2/14開催】人工衛星を活用した牧草地での実証実験 事業報告会を開催

【2/14開催】人工衛星を活用した牧草地での実証実験 事業報告会を開催

牧草地の生産管理情報化、省力化を目指して人工衛星を活用した実証を行っている、株式会社サングリン太陽園、国際航業株式会社、酪農学園大学は2024年2月14日、農業関係者を対象とした実証実験の報告会を開催します。

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スマート農業技術で生産管理を情報化・省力化

株式会社サングリン太陽園は、農業生産資材の販売、無人航空機による農薬散布等の請負事業、スマート農業の普及に取り組む100年以上の歴史ある北海道の企業。2020年には経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定され、地域経済を支える成長企業として期待されています。

産業用無人ヘリコプター

同社は、2020年より北海道が推進する「ICT活用牧草生産実証事業」に参画し、現場の課題を解決するスマート農業技術の開発に取り組んでいます。
取り組みの一例が、牧草採草地の植生把握とピンポイント草地更新の技術開発です。
牧草地で厄介な雑草であるギシギシを省力的に防除するため、撮影用ドローンで圃場を空撮し、AIと画像解析ソフトを使ってギシギシが生えている箇所をマッピング。そのデータに基づいて、自動飛行型産業用無人ヘリコプターに飛行ルートを設定し、除草剤をピンポイントで散布します。

また、国際航業株式会社と共同で取り組む「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業」では、飼料の安定生産に向けた人工衛星画像の実用性評価に取り組んでおり、人工衛星画像の解析によってギシギシが生えているスポットを検出し、ピンポイントで除草剤散布を行いました。加えて、デントコーンの収穫適期を診断する実証実験も行っています。
当日はこうした実証実験の成果報告を始め、登壇者による講演、2024年シーズンから生産現場で活用できる技術と予算の紹介を予定しています。

 

開催概要

日時 2024年2月14日 (水)13:00~14:30 (13:00開場、13:10開始)
会場 酪農学園大学C号館 101教室(北海道江別市文京台緑町582番)
定員 会場参加の方:定員100名 (駐車場先着50台)

・ 定員に達し次第、受付を終了いたします
・ お車でお越しの方は、申込時に駐車場利用のご回答をお願いいたします
・ お車が50台を超えた場合は、事務局から個別にご連絡する場合がございます

オンライン参加の方:定員なし

・ ZOOMを使用します
・ 前日までに、事務局より参加用URLをお知らせいたします

参加費(税込) 無料
登壇者(予定) ・酪農学園大学 環境共生学類 准教授
小川 健太 氏・株式会社サングリン太陽園 取締役
白川 努 氏

・国際航業株式会社
大島 香 氏

・経済産業省 北海道経済産業局 地域経済部 製造・情報産業課

・北海道農政事務所 生産経営産業部 生産支援課 畜産振興係長
沖村 昌彦 氏

参加予約はこちらから

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