シンポジウムの趣旨
日本の農業が危機に瀕しています。自給率の低下、農業就労者の減少、農地の減少、急増する経営破綻、食の安全性の危機など切迫した問題に直面しています。
大規模化・集約化、スマート農業、有機・無農薬農業、循環型農業、地産地消など、様々な立場や主張がある中、農業の行く末は混沌としています。
食と農は分断していると言われます。それは、生産と消費の分断であり、都市と地方の分断です。これからの食と農業や農的な活動は、それらをつなぐ大事な役割が期待されます。そこに新たなビジネス発生する可能性もあります。
生産者と消費者の垣根を取り払い、自由にその立場を行き来できれば、既存の概念にとらわれない多様な農の形が生まれます。
大企業、ベンチャー企業、農家、行政、NPO、消費者が、それぞれの立場から、サステナ時代の進むべき農と食について議論いたします。
≪ポイント≫
①サスティナブルをキーワードにこれからの農業と食の進む方向を考えます。
②多彩多様なゲストによる多角的な農業の最新情報を知ることができます。
③オーガニック、有機農業等の最新情報が得られます。
④意見交換できる参加型イベントです。登壇者の講演とともに、対談ディスカッション、会場ディスカッションを取り入れた議論を行います。
登壇者の紹介
基調講演
■食糧危機問題の第一人者
東京大学大学院農学生命科学研究科 特任教授 鈴木宣弘 氏
講演
■イオングループの農業生産を統括
イオンアグリ創造株式会社 代表取締役社長 福永庸明 氏
■ポケットマルシェを運営
株式会社雨風太陽 代表取締役 高橋博之 氏
■学校給食百%有機米導入を実現
千葉県いすみ市農林課有機農業推進班 班長 鮫田晋 氏
■体験農園、農スクールを運営
株式会社えと菜園 代表取締役・NPO法人農スクール代表 小島希世子 氏
■菌ちゃん先生として注目を集める
株式会社菌ちゃんふぁーむ 代表取締役・NPO法人大地といのちの会 理事長 吉田俊道 氏
事業紹介
■6次産業化に挑む
有機・無農薬栽培農家 みやもと山 代表 齋藤超 氏
■体験型ワークショップを運営
株式会社アイクリエイト 代表取締役 粟田あや 氏
■体験型農業テーマパーク運営
ワタミオーガニックランド株式会社 取締役 顧問 小出浩平 氏
■コーディネーター(マイナビ農業を統括)
株式会社マイナビ 地域活性CSV事業部 事業部長 横山 拓哉 氏
開催概要
詳細 | 内容 |
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日程 | 2024年5月18日(土)13:00~17:15 |
会場 | 早稲田大学国際会議場井深大記念ホール |
料金 | 無料 |
参加対象 | 一般、学生、農業関係者、企業関係者、行政関係者、関心のある人すべてが対象です。 |
主催 | 早稲田大学ソーシャルアントレプレナー研究会 |
詳細・お申込み | http://waseda-social.jp/shinpojiumu/ |
【お問い合わせ】
早稲田大学ソーシャルアントレプレナー研究会
メール: info@wsei.jp
電話 : 090-5432-9504