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ナメクジの駆除・予防方法を解説! 生態や被害状況、おすすめの駆除剤も紹介

ナメクジの駆除・予防方法を解説! 生態や被害状況、おすすめの駆除剤も紹介

梅雨の時期における畑の厄介者といえば、ナメクジが真っ先に思い浮かびます。野菜の葉や花などを食べてしまうナメクジの対策には生態や特徴を知り、畑に合った駆除・予防策を講じることが不可欠。本記事では、ナメクジの生態や被害状況などを解説するとともに、簡単に実践できる駆除方法や予防策を紹介します。ナメクジ類の防除に特化した薬剤「スラゴ®」の使用方法についても詳しく解説しますので、本記事を参考に、駆除・予防を実践してみてください。

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ナメクジの生態

ナメクジの特徴

ナメクジは体長4〜7センチ程度の軟体動物で、巻き貝の一種です。草花や野菜などの植物を主な食べ物としていますが、落ち葉や虫の死骸なども食べる雑食性の生き物です。

ナメクジといえばヌメヌメとした外見が特徴的ですが、これは体表から粘液を出して乾燥から体を保護しているため。ナメクジが通った後はこの粘液が白い跡として残るため、移動経路を簡単に確認することが可能です。

オスとメスの区別がない雌雄同体の生き物で、交尾後は双方が産卵可能。一度に20〜60個の卵を産みます。

発生時期と活動時間

ナメクジはほぼ一年中見られますが、特に4月〜6月と9月〜10月の湿度が高い時期に多く発生します。日中は陽の当たらない湿った場所に隠れており、夜間に活動します。湿度が高い夜や雨の後は特に活動が活発になることから、梅雨時期以降は植物の葉っぱの裏やプランターの裏などをチェックすると良いでしょう。

カタツムリとの違い

ナメクジとカタツムリの違いは、巻き貝状の殻の有無で見分けることができます。どちらも陸生の貝類に分類される生物ですが、カタツムリの殻が進化の過程でなくなったものがナメクジとされています。カタツムリは殻の中に内臓があり、無理に殻を外すと死んでしまいます。したがって、カタツムリの殻を取り外してもナメクジになるわけではありません。

ナメクジの生息環境

ナメクジは乾燥に弱いため、湿度の高い場所を好みます。特に落ち葉や小石の下や割れた鉢の隅など、日の当たらない薄暗い場所に生息していることが多く、雨が降った後には植物の葉や茎にくっついていることが多いです。

ナメクジの天敵

ナメクジの天敵としては、コウガイビル、鳥類、カエルなどが挙げられます。コウガイビルはプラナリアの仲間で、ナメクジやカタツムリを好んで捕食します。ヒヨドリやカラス、スズメなどの鳥類や、カエルやヒキガエルもナメクジをエサとするため、これらの天敵が庭や畑にいることで、ナメクジ被害の軽減が期待できます。

ナメクジによる被害

植物に対する被害

多種多様な植物を食べてしまうナメクジは、特に柔らかい葉や新芽が好物。反対に、大きく育った葉や茎は固いため、あまり食べません。キク科、アブラナ科の植物で被害が多く見られ、キャベツや白菜など結球野菜の中まで侵入し食べてしまうこともあります。

人に対する被害

ナメクジ自体は人や動物をかんだり刺したりすることはありませんが、寄生虫による健康被害のリスクがあります。ナメクジは広東住血線虫(カントンじゅうけっせんちゅう)という寄生虫の中間宿主となっている可能性があります。広東住血線虫が人体に侵入すると、脳や髄膜に侵入し、髄膜脳炎を引き起こす危険性があります。このため、ナメクジに触れた後は必ず手を洗い、ナメクジがついた可能性のある野菜は十分に洗ってから食べるようにしましょう。

ナメクジの予防方法

ナメクジを予防する環境作り

ナメクジの発生を予防するためには、湿気の多い場所や暗所といったナメクジが好む環境を減らすことが効果的です。例えば、庭の土を掘り返して乾燥させたり、雑草を刈り取るなどしてナメクジの隠れ場所を減らすことができます。

家庭菜園の場合は、鉢植えやプランターを地面に直接置かず、台の上に置いて風通しを良くすることも重要です。

コーヒーかすや木酢液などを活用

身近な物を活用して、ナメクジを忌避する方法はいくつかあります。例えば、カフェインはナメクジにとって毒性を持つため、コーヒーの飲み残しなどを土にまくことで、ナメクジを寄せ付けない効果が期待できるといわれています。また、家庭菜園やガーデニングで活躍する場面の多い木酢液も、希釈して植物の周りに散布することで忌避効果が期待できるとされています。ただし、コーヒーかすを使った方法はエビデンスに乏しいのが実情で、木酢液を使った方法も効果の持続性の面では課題が残ります。実践してみて効果が思わしくない場合は、後述する殺ナメクジ剤の活用も検討してみるとよいでしょう。

ナメクジの駆除方法

駆除剤を活用する

ナメクジを簡単かつ確実に駆除したい場合、殺ナメクジ剤の活用が有効です。殺ナメクジ剤には食毒効果のある粒剤タイプや速効性のあるスプレータイプなど、さまざまな種類があります。

特に、食毒タイプの粒剤は、畑や庭に撒くだけで食べたナメクジが人目につかない日陰や湿度の高い場所に戻って死亡するため、死骸を処理したくない人に適しています。

酢を活用する

酢は強い酸性で、ナメクジに直接かけるとその酸性により、ナメクジの体表を溶かして駆除できるといわれています。スプレーボトルに酢を入れ、ナメクジを見つけたら直接散布しましょう。

重曹を活用する

重曹をナメクジの通り道や発生しやすい場所にまくことで、これを通過したナメクジを駆除することができるといわれています。これはナメクジの体表に重曹が付着することで、浸透圧の関係で体内から水分が引き出て死に至るため。重曹は植物に害を与えないため、安心して使用できます。

ただし、酢や重曹の防除効果や実績を示すデータなどはないため、確実にナメクジを駆除・予防したい場合には駆除剤の利用がおすすめです。

おすすめの駆除剤はスラゴ®

数ある駆除剤の中でも、ナガセサンバイオ株式会社の殺ナメクジ剤「スラゴ®」はナメクジやカタツムリの防除に高い効果を発揮する粒剤タイプの薬剤です。スラゴ®は農林水産省の農薬登録を取得しており(第21929号)、食用作物に安全に使える製品です(農薬登録を取得していない製品を食用作物に使用した場合、農薬取締法により処罰の対象となります)。

スラゴ®の主成分であるリン酸第二鉄はナメクジの消化器官に生理的変化を引き起こし、食欲を減退・餓死させるため、死に至るまで植物への食害を防いでくれます。スラゴ®を摂食したナメクジなどは隠れていた生息場所に戻って死亡するため、見かけたくない死骸の処理も不要。
そんなスラゴ®の特徴について詳しく見ていきましょう。

幅広い適用性

スラゴ®はナメクジやカタツムリ類が被害を及ぼす全ての作物に使用できます。
その安全性の高さから有機農産物生産方法適合資材(有機JAS規格資材)として認可されており、使用時期、対象作物、散布回数に制限もありません。多様な農業環境で安心して使用することができます。

高い耐雨性と持続力

スラゴ®は雨や湿気に強く、効果が長持ちするのも特徴の一つです。乾燥しても再度水分を吸収するため、雨の日が続く季節や湿潤な環境でもしっかりと効果を発揮します。ナメクジやカタツムリが頻繁に発生する環境でも、安定した防除効果を期待できます。

環境への優しさ

スラゴ®の有効成分であるリン酸第二鉄は、自然界に広く存在する無機化合物であり、哺乳類や鳥類への毒性は確認されていません。そのため、ペット(イヌやネコ)、家畜や野鳥等が近づく場所でも安心して使用できます。
食べ残された粒は微生物の働きで徐々に土に戻り、リン酸と鉄に分解され、天敵、有用昆虫に対する影響も少ないため、圃場環境に優しい薬剤と言えます。

スラゴ®の上手な使い方と注意点

使用方法

ナメクジなどの食害を防ぎたい植物の周囲や株元の土壌表面にスラゴ®を均一に散布します。スラゴ®を摂食したナメクジはスラゴ®の有効成分であるリン酸第二鉄の生理作用により食害を停止し、薬剤の摂食から3-4日後に死に至ります。ナメクジやカタツムリが植物を食害する前に薬剤を摂食する機会を増やすことが重要なため、植物の周辺に均一に散布するのが効果を引き出すポイントです。

適用病害虫および使用方法

スラゴ®は温室、ハウス内や圃場のナメクジ類、カタツムリ類、アフリカマイマイ、ヒメハリガネアブに対して効果的です。使用量は1〜5g/㎡で、発生時に作物周辺に散布します。乾燥すると再び水分を吸収して効果を発揮するため、効果が長続きします。

使用上の注意点

スラゴ®は植物に直接かからないよう注意してください。本剤の有効成分は作物に残留することはありませんが、作物の中に粒が入ってしまうと収穫後の異物混入につながる恐れがあるため、誤って作物に粒がかかった場合はすぐに払い落すようにしましょう。

効果と安全性を備えた「スラゴ®」でナメクジ対策を

ナメクジは植物に大きな被害をもたらすため、効果的な駆除方法と予防策を知ることが重要です。本記事では、ナメクジの生態や被害状況を解説し、実際に実践できる駆除方法や予防策を紹介しました。特に、リン酸第二鉄を有効成分とする殺ナメクジ剤「スラゴ®」は、高い効果と安全性を兼ね備えたおすすめの製品です。予防策や薬剤を活用して、ナメクジの被害を防ぎ、植物を安全に育てていきましょう。

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問い合わせ

ナガセサンバイオ株式会社
https://division.nagase.co.jp/nagasesanbio/
東京都中央区日本橋小舟町12-15
TEL 03-3665-3369  FAX 03-3662-1003

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