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和・洋・中・アジアンなんでもおまかせ! ナスと豚肉を使ったレシピ5選

itoh.tomohiro

ライター:

和・洋・中・アジアンなんでもおまかせ! ナスと豚肉を使ったレシピ5選

ビタミンCをはじめビタミンK、カリウム、マグネシウムなどの栄養素を含むナスと、ビタミンB1や亜鉛などの栄養素が含まれる豚肉。組み合わせることで栄養バランスが向上し、体の健康をサポートします。
ナスは油との相性もいいので、豚肉から出る油分や旨みをナスが吸って、よりおいしく仕上がる相乗効果も期待できます。今回はナスと豚肉を使った料理を5つ紹介していきます。

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ナスと豚ミンチのキーマカレー

ナスと豚肉がたっぷり入ったキーマカレー。キーマカレーは煮込みの工程がいらないので、意外と短い時間でつくれます。
キーマは、ヒンディー語やウルドゥー語で「細かいもの」を意味します。ひき肉を使ったカレー料理全般がキーマカレーと呼ばれています。

ニンニクとショウガをみじん切りにします。

タマネギもみじん切りに。

ピーマンやニンジンなどの香味野菜も加えると、香りや味わいに深みが増します。

具材をまとめてフライパンに投入し、鷹の爪とカレーパウダーを加えて炒めます。

みじん切りした具材に火が通ったら、ナスを加えます。
ナスは加熱するとかさが減るので、少し大きめくらいのサイズで大丈夫です。

続いてカットしたミニトマトを加えます。
トマトを加えることで、グルタミン酸と豚肉のイノシン酸で旨みがアップ。

全体が馴染んだら市販のカレールーと塩コショウで味を整えます。
通常のカレーよりも水分が少ない分、カレールーも少なくて大丈夫。今回は1皿分(ブロックの4分の1)のルーを入れました。隠し味に少量のしょうゆを加えるのもおすすめです。

フライパンに蓋をして、予熱でじっくり火を通すと具材の味がより馴染みます。

おいしそうなキーマカレーができました!

続いて、ターメリックライスを炊飯します。

ふだん通りにお米を研いで、水加減は少し固めに。お米2合に対してターメリックパウダーを小さじ半分ほど加えます。炊き方はいつもどおりで大丈夫です。

炊き上がると全体がほんのり黄色に。カレーと合わせると食欲が増す色合いになりますね。

お好みでゆで卵などをトッピングして召し上がれ。
豚肉の旨みとジューシーなナスの食感がとても合います。

ナスと豚肉のしょうが焼き

ナスと豚肉をカリッと焼き上げ、ショウガで味付けをします。
ナスを使ったご飯のおかずにおすすめの一品です。

ナスは一口サイズにカットします。

今回は豚ロースの薄切りを使いました。お肉の表面に片栗粉をまぶします。

ショウガひとかけをすりおろします。

味付けはしょうゆ2に対して水と砂糖が1ずつの割合で。一部だけ塩辛くなるのを防ぐために少量の水を加えて薄めておきます。すりおろしたショウガを入れて、あらかじめ合わせ調味料を作っておきます。

はじめに豚肉をカリッと焼きます。

豚肉に火が通ったらナスも加え、混ぜ合わせずに炒めます。

ナスがしんなりしてきたら全体を合わせ、表面がキツネ色になるまで炒めます。よく焼くことでカリッとした食感が生まれます。

盛り付ける直前に合わせ調味料を入れてください。ショウガを加熱しすぎないことで鮮烈な香りが残ります。

お皿に盛り付けたらネギをあしらって完成です。
白ごはんにとても合うメニューです。

ナスと豚肉のさっぱりポン酢炒め

ナスと豚肉を炒め、大根おろしと大葉をトッピング。そこにポン酢をたっぷりかけていただきます。暑い日に食べたくなるメニューです。「体を冷やす」と言われるナスを暑気払いに活用します。

ナスは1.5センチほどの半月切りにします。

大根おろしは目の荒い鬼おろしがおすすめ。シャキシャキした食感になりますよ。

薬味の大葉を刻みます。

豚肉とナスを炒めていきます。

途中からフタをして蒸し焼きにすることで、ナスに火が通りやすくすると同時にジューシーな食感も狙います。

全体に火が通ったらゴマをふり、お皿に盛ります。

大きめのお皿に大胆に盛り付けるのがポイントです。

大根おろしと薬味の大葉をトッピング。七味唐辛子で彩りを。

ポン酢をたっぷりとかけていただきます。ナスにポン酢がしみこんで、おろしとの相性も◎。冷しゃぶ感覚でたくさん食べられますね。

ナスと豚肉のはさみ焼き

豚ミンチをナスで挟んで、じっくりと焼き上げます。
味付けは甘酢ソース。口の中に入れるとナスと豚の肉汁がじゅわっとあふれます。

ナスは1センチほどの輪切りにして、水にさらしてアク抜きします。

水気をよくふきとってから、片栗粉をまんべんなくまぶします。

豚ミンチをはさみ、フライパンに並べてから焼いていきます。

フタをして蒸し焼きにしながら、時々裏返して両面を焼いていきます。
厚みがあるので10分ほどの加熱が必要です。

甘酢ソースは、酢・しょうゆ・砂糖・ケチャップがそれぞれ1の割合で。
今回は大さじ2杯ずつ混ぜました。

全体に火が通ってから甘酢ソースをたらします。
表面に少し焦げ目がつく程度で完成です。

お皿に盛って、大葉をかけて完成です!

トムヤムムー

トムヤムムーは、酸味と辛味が効いたタイの鍋料理。トムヤムクンにはエビが入っていますが、トムヤムムーには豚肉が入っています。「ムー」はタイ語で「豚肉」の意味なんです。

ちなみに「トム」は「茹でる」、「ヤム」は「混ぜる」という意味です。

最近では、無印良品でトムヤムクンの手作りキットが入手できます。
必要なスパイス&ハーブ類とトムヤムペーストがセットになっていて、本格的なトムヤムクンを手軽に作ることができます。便利な時代ですね。

加える具材はナスをはじめシメジ、ミニトマト、モヤシ、ピーマン、そしてパクチーです。
スーパーで購入したパクチーは根付きのタイプだったので、根っこも捨てずに鍋に入れます。

豚肉は薄切りのロース肉を使いました。

水を張った鍋にスパイス&ハーブを加え、火にかけます。
真ん中の細長いものがパクチーの根っこです。香りがとても強いです。

続いてトムヤムペーストを加えて沸騰させます。
部屋中がタイ料理の香りに包まれます(笑)。

煮えにくい具材から順番に入れていき、煮込んでいきます。

火が通りやすいモヤシとパクチーを最後に乗せて、いただきます。

さまざまな具材の出汁と、甘酸っぱいトムヤムスープがマッチしています。
辛いイメージが強いタイ料理ですが、辛味だけでなく酸味や苦味、甘味、塩味、旨味を上手に絡み合わせ、絶妙な味わいを生み出します。

シメはライスヌードルで。たっぷりのお湯で下茹でしてから鍋に入れると、ドロドロにならずにおいしくいただけます。

ライスヌードルがスープを吸って、どんどん箸が進みます。
トムヤムクンキットを使って、ぜひトムヤムムーに挑戦してみてください。

メニューの幅が広がる、ナスと豚肉の組み合わせ

相性が抜群のナスと豚肉。ジューシーなナスと旨みが凝縮された豚肉の組み合わせは、和食はもちろん洋食や中華料理、アジア料理などさまざまな料理にお使いいただけます。調味料や調理法を工夫して、ぜひご家庭のオリジナルメニューを考案してみてください。

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