マイナビ農業TOP > 就農 > 【研修生募集中】キャンパスが広くなってさらに充実!「とやま農業未来カレッジ」で農業を学ぼう

タイアップ

【研修生募集中】キャンパスが広くなってさらに充実!「とやま農業未来カレッジ」で農業を学ぼう

【研修生募集中】キャンパスが広くなってさらに充実!「とやま農業未来カレッジ」で農業を学ぼう

農業未経験者も都会育ちの移住者も、富山県で農業に挑戦する意欲と情熱がある人なら大歓迎!富山県は、これからの地域農業の担い手を本気で育てます。研修環境、内容ともにさらに充実した「とやま農業未来カレッジ」で、農業の基礎からしっかり学び、あなたも次世代の農業人を目指してみませんか。

twitter twitter twitter

とやま農業未来カレッジとは?

「とやま農業未来カレッジ」は、富山県内で就農を希望する人のために県が2015年に開校した研修機関です。富山県では、米を中心に野菜、果樹などの多種多様な品目が栽培されていて、同カレッジでは富山県の営農条件に即した知識と技術を体系的に学ぶことができ、卒業後の就農まで後押ししてくれる体制が整っています。

集中できる環境で座学を実施

開校以来、これまで125名の卒業生を輩出し、そのうち34名が自立経営、69名が法人就農の夢を実現しました。また、22名はカレッジ卒業後も先進農家での研修を継続し、スキルアップを図って就農しています。
今年度は、過去最多となる20名が10期生として自分がめざす就農に向けて研修しています。その内訳を詳しく見ると、他産業経験者が17名、さらに全体の約半数が非農家出身となっており、農家の後継者だけでなく、幅広い層がこのカレッジを足がかりとして農業を始めようとしています。

【卒業生インタビュー】「氷見をもう一度、ネギの産地として盛り上げたい」 砂丘ファーム 川渕拓海さん

2020年に同カレッジを卒業後、氷見市内の農園への就農を経て、今年、自立経営を始めたばかりの川渕拓海さん(第5期生)にお話を伺いました。

とやま農業未来カレッジ5期生の川渕 拓海さん

「高校の農業科で農業を学びましたが、卒業後すぐに仕事をしていくには知識も技術も不十分だとわかっていました。県外の農業系専門学校への進学も検討しましたが、地元を離れたくないという気持ちもあり…。そんな時に地元にこのカレッジがあることを知って、入学を決めました」

第5期生として入学した川渕さんの同期は、同年代から他産業で社会人経験を積んだ40代までと幅広く、さまざまな経歴を持つ仲間とともに農業を学んだ時間は楽しく、充実したものだったそうです。
中でも特に印象深かったのが、県内各地で先進的な取り組みを行っている生産者を訪ねた研修でした。地域の農業をリードする生産者から直に栽培技術を学ぶとともに、経営者としての考え方にも触れた経験が、自身の就農を考える上で役立ったと振り返ります。

「研修で行くところは富山県のすごい農家さんばかりでした。色々な技術を試している人、機械をカスタムしている人、より高い品質を目指している人、経営者として数字を追い求めている人…など、農業の現場で働く人たちの多様な考えに触れることができ、影響を受けましたね」

研修先では、米、麦、大豆のほか、ネギ、サトイモ、ニンジン、だいこん、タマネギ、キャベツ、ブロッコリー、リンゴ、梨などの作業を広く経験することができました。そんな中、川渕さんは「農家派遣実習」で行った地元・氷見市のネギ農園で話がまとまり、カレッジ卒業後の就農が決定。かつては中京圏へ出荷するほどの生産量を誇った氷見産のネギを支えてきた名人のもとで約4年間ネギ栽培を専門的に学び、今年、ネギ農家として独立を果たしました。

実習先に就農し、今年から独立してネギ農家に

「でも、安定的に収入を得ようとするとネギだけでは無理がありますし、そもそも農業で生活を成り立たせていくのは簡単なことではありません。今は、スイートコーンやカブなども試していますが、カレッジでいろいろな作物を学んだ経験が、今後さらに役に立つだろうと思います」

生産者として独立すると、農園に勤めていた頃とは異なる視点や考え方も生まれます。また、独立した事業主ともなれば、農作業とは一見縁遠く見える事務仕事も避けては通れません。

「市や県に提出する経営計画書の作成も必要ですし、1年経てば確定申告も待っています。そういったこともカレッジでも一通り学べて良かったです」

カブも栽培し日々挑戦

川渕さんは、2023年に用地の確保や認定新規就農者となるための手続きなど、自立経営に向けた準備を進めてきました。そして、心を新たに迎えた2024年元日の夕方、令和6年能登半島地震が発生。川渕さんのほ場がある氷見市も大きな被害を受けました。

「もし津波が来たら、ほ場が浸水して何も作れなくなると覚悟しました。借りる場所が決まり、氷見市で認定新規就農者の認定ももらい、正月休みが終わったら開業届を提出してすぐにスタートを切る予定になっていたので、これで辞めるなんて言えないなとも思っていました」

幸い川渕さんのほ場は大きな被害もなく、難局を乗り越え屋号を「砂丘ファーム」として、第一歩を踏み出しました。

「カレッジの先生にも心配してもらい、ありがたかったです。同期とのつながりは今も続いていますし、困ったことがあれば県の普及員さんがまめに相談に乗ってくれます。カレッジをきっかけに、多くの人に支えられていると実感します

周囲への感謝の気持ちを忘れない川渕さんに、今後の目標を聞いてみました。
「地主さんから預かった農地に責任を持ち、ネギ栽培を頑張り、氷見市をネギの産地としてもう一度盛り返していくことが目標です。以前のように中京圏に出荷できるレベルまで生産規模を拡大していきたいですね」

広々とした実習ほ場には、各自が取り組むスペースも。次年度は「園芸経営実践コース」を新設

とやま農業未来カレッジには今年4月、2つ目の拠点となる「月岡キャンパス」が設置されました。新しくなったカレッジの魅力について西村聡副校長にお話を伺いました。

とやま農業未来カレッジ副校長 西村 聡さん

「新キャンパスが設置され、ほ場面積がぐっと広くなりました。新キャンパスには56アールのほ場があり、従来は農家さんのもとに出向いて行っていた研修も自前のほ場で効率良く行えるようになりました」

カレッジ新拠点「月岡キャンパス」

ほ場では、富山県で生産される代表的な野菜であるキャベツ、ネギの2品目のほか、花きでは小菊を共通の課題として各自が栽培管理を行っています。また、従来はグループ単位で行っていた課題解決プロジェクトも一人一人にテーマを設定し、各自が責任を持って取り組めるようになりました。
農業をする上で不可欠なトラクターや刈払機、スマート農機などの操作を学ぶ機械演習、県内先進農家の見学や実習などの時間もしっかり用意されています。

水稲生育調査

ミニトマトの生育調査

スマート農業演習など研修制度が充実

「カレッジでは農耕用大型特殊免許のほか、農業機械士、刈払機取扱作業者安全衛生教育、農薬管理士、日本農業技術検定3級、農業簿記3級の6つの資格試験の受験を必須とし、その費用も負担しています」

「来年度は、より高度な技術を修得したい人のために2年目コースとして園芸経営実践コースを新設します。富山県で農業に挑戦したい人にはぜひカレッジの存在を知ってもらい、就農までの選択肢として選んでもらいたいですね」
現在カレッジでは、令和7年度通年研修生を募集しています(募集期間11月1日まで)。農業を始めるための確かな一歩として、あなたも「とやま農業未来カレッジ」で学んでみませんか。

【お問い合わせ】
公益社団法人富山県農林水産公社
とやま農業未来カレッジ
<月岡キャンパス>
富山県富山市月岡新296番地
TEL.076-461-3180
https://taff.or.jp/nou/college/

タイアップ

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する