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サクランボの種類16選! おすすめレシピと家庭菜園で栽培する方法は?

サクランボの種類16選! おすすめレシピと家庭菜園で栽培する方法は?

この記事は、サクランボの代表的な品種16選を紹介し、それぞれの特徴や栽培方法を詳しく解説しています。さらに、サクランボを使ったおいしいレシピもご紹介しますので、家庭菜園に挑戦する方やサクランボを広く楽しみたい方におすすめです。

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サクランボの種類16選

佐藤錦(さとうにしき)

佐藤錦は、山形県東根市で佐藤栄助氏が大正11年に育成した、日本で一番栽培されているサクランボの品種です。
糖度が高く、豊かな甘みと程よい酸味のバランスが魅力で、サクランボの王様とも称されます。果実は7g前後で、完熟すると鮮やかな紅色になります。
露地栽培の旬は6月中旬から下旬で、温室栽培では4月下旬から6月上旬に収穫されます。

紅秀峰(べにしゅうほう)

紅秀峰は、近年人気が上昇しており、佐藤錦についで生産量の多いサクランボです。山形県園芸試験場で佐藤錦と天香錦を交配して育成されました。
果実は10g前後の大粒で、鮮やかな紅色が特徴。甘みが強く酸味が少ないため、食味が非常に良好です。また、果肉がしっかりしていて日持ちするため、贈り物にも適しています。
収穫期は6月下旬から7月中旬で、佐藤錦の後に旬を迎えます。

高砂(たかさご)

高砂はアメリカのオハイオ州で育成され、日本には明治時代に導入されました。
短いハート形が特徴的な果実は5~7g程度で、果肉は乳白色で柔らかく、糖度が高く適度な酸味があります。
旬は6月ごろで、山梨県、山形県、長野県などが主な産地です。

ナポレオン

ナポレオンは、17世紀ごろからヨーロッパで栽培されていた歴史の古いサクランボです。明治時代初期にアメリカから日本に導入され、山形県を中心に栽培が広がりました。
果実はハート形でやや大きく、光沢のある紅色に着色します。果肉はややかたく、強い甘みと適度な酸味のバランスが良いのが特徴。佐藤錦や南陽の親品種でもあります。
旬は6月中旬から7月上旬で、生食はもちろん、ジャムやシロップ漬け、ケーキの材料にも適しています。

山形美人(やまがたびじん)

山形美人は、山形県で誕生した新品種のサクランボです。
果皮は濃い紅色で、果肉は非常にジューシーで適度な歯ごたえがあります。甘みが強く、酸味とのバランスが良い爽やかな味わいが特徴です。
旬の時期は6月上旬から始まり、最盛期は6月中旬から下旬です。

南陽(なんよう)

南陽の果実はハート形で、重さは8~10gと大粒で食べ応えがあります。果皮は地色が黄色で、日光を浴びると紅色に着色します。果肉は緻密でジューシー、酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。
山形県で育成されましたが、色付きが良い北海道の余市町が主産地となっています。
収穫期は7月中旬から下旬で、山形県産は6月下旬ごろです。

紅さやか(べにさやか)

紅さやかは、佐藤錦とセネカを交配して誕生したサクランボです。
特徴として、果皮が濃い紅色で美しく、果肉も赤く染まります。糖度は16度前後で、甘みと酸味のバランスが良く、ジューシーな食感が魅力です。
旬は6月上旬から中旬です。

月山錦(がっさんにしき)

月山錦は、中国で誕生し、日本に持ち込まれた黄色いサクランボです。
果皮が鮮やかな黄金色で、粒が10~16gと大きく、果肉は締まっていて糖度が高く酸味が少ないのが特徴です。
収穫時期は地域によりますが、山形県では6月中旬から7月中旬、福島県では6月下旬から7月上旬、北海道では7月中旬から下旬にかけてです。

香夏錦(こうかにしき)

香夏錦は、佐藤錦と高砂を交配して生まれたサクランボです。
果実のサイズは6~7g、中玉で果汁たっぷりの柔らかくジューシーな味わいが特徴です。糖度は16度〜20度とバラつきがありますが、見た目が鮮やかな紅色のものを選ぶと良いでしょう。
福島県での収穫期は5月下旬から6月中旬と早生品種の中でも最も早く、市場に出回るのも早めです。

紅てまり(べにてまり)

紅てまりは、ビックと佐藤錦を交配して育成されたサクランボです。
山形県と北海道で栽培されており、最大の特徴はその大きさで、果実の重さは平均10gです。果皮は濃い紅色で、果肉はかたく果汁が豊富です。甘みと酸味のバランスが良く、口いっぱいに甘酸っぱい味わいが広がります。
晩生種であり、収穫時期は7月上旬から中旬ごろです。

紅ゆたか(べにゆたか)

紅ゆたかは、佐藤錦よりも5~7日ほど早く収穫できる早生種のサクランボです。
果実は横に幅のある扁円形で、果皮は赤く果肉はクリーム色です。酸味は少なめで甘みが強く、食べやすい品種です。結実も良好で玉ぞろいが良く、ハウス栽培も盛んで、ハウスものは3月下旬ごろから市場に出回ります。
旬の時期は6月中旬から下旬で、主に山形県で栽培されていますが、他の産地でも見られます。

大将錦(たいしょうにしき)

大将錦は、山形県上山市の加藤勇氏の農園で発見された偶発実生のサクランボです。
果実は約10gと大きく、果肉はかたくしっかりしており、果皮は鮮やかな赤色です。糖度が高く、酸味はおだやかで甘みが強く、食べ応えがあります。
晩生種で収穫時期は7月上旬から中旬と遅めです。

豊錦(ゆたかにしき)

豊錦の果実は中程度の大きさで、果皮は鮮やかな赤色、果肉はクリーム色で柔らかく、甘みが強くて酸味が少ないのが特徴です。
豊錦は早生品種で、収穫時期は5月下旬から6月上旬と早めです。

北光(ほっこう)

北光は偶発実生として発見されたサクランボで、別名「水門」とも呼ばれます。
果実は短いハート形で、鮮やかな紅色の果皮と柔らかい果肉が特徴です。糖度は18度以上と高く、甘みと適度な酸味があり、濃厚な味わいが楽しめます。
収穫時期は7月上旬から中旬で、福島県産のものは6月下旬から7月上旬が最もおいしい時期です。

ビング

ビングはアメリカで最も一般的なサクランボの品種の一つで、1875年にオレゴン州で誕生しました。
果実は大粒で、平均7~8gと大きく、濃い赤色から黒色に熟します。果肉はしっかりとしており、濃厚な甘みとジューシーさが特徴です。
日本では6月から7月にかけて出荷され、主にアメリカやカナダから輸入されています。

レーニア

レーニアはアメリカのワシントン州で開発されたサクランボの品種で、ビングとバンの交配種です。
果実は大粒で、平均8g前後と大きく、外皮は鮮やかな黄色に赤い頬を持つ独特の色合いです。果肉は淡黄色で、非常に甘いことが特徴です。
レーニアの旬は6月から7月で、主にアメリカから輸入され、日本でも人気があります。

サクランボのおすすめレシピ5選

サクランボジャム | クラシル

材料 ・サクランボ
・砂糖
・レモン汁
調理目安時間 40分
費用目安 500円

>>クラシルの「サクランボジャム」より引用 | 詳しい作り方は公式サイトをチェック!

サクランボミルクプリン | クラシル

材料 ・サクランボ
・牛乳
・生クリーム
・砂糖
・粉ゼラチン
・水
・桜パウダー
・ホイップクリーム
・サクランボ
調理目安時間 200分
費用目安 500円

>>クラシルの「サクランボミルクプリン」より引用 | 詳しい作り方は公式サイトをチェック!

サクランボとヨーグルトのゼリー | DELISH KITCHEN

材料 ・ヨーグルト[無糖]
・牛乳
・砂糖
・サクランボ
・水
・砂糖
・レモン汁
・ゼラチン
・粉ゼラチン
調理目安時間 180分
費用目安 600円

>>DELISH KITCHENの「サクランボとヨーグルトのゼリー」より引用 | 詳しい作り方は公式サイトをチェック!

サクランボのクラフティー | DELISH KITCHEN

材料 ・サクランボ
・卵
・砂糖
・溶かしバター
・薄力粉
・牛乳
・生クリーム
調理目安時間 60分
費用目安 900円

>>DELISH KITCHENの「サクランボのクラフティー」より引用 | 詳しい作り方は公式サイトをチェック!

彩菜そうめんでサクランボの冷製パスタ | cookpad

材料 ・彩菜そうめん
・レモン汁
・つゆ
・昆布茶
・オリーブオイル
・サクランボ

>>cookpadの「彩菜そうめんでサクランボの冷製パスタ」より引用 | 詳しい作り方は公式サイトをチェック!

家庭菜園におすすめのサクランボの品種は佐藤錦

佐藤錦は、家庭菜園でサクランボを育てる際に最もおすすめの品種です。
佐藤錦は比較的病害虫に強い品種のため、あまり農薬を使用しない家庭菜園でも問題が起きにくいです。また、樹勢が強く適応力も高いため、初心者でも栽培しやすい点が魅力です。
収穫時期は露地栽培で6月中旬から下旬、温室栽培では4月下旬から6月上旬と、比較的長い期間収穫を楽しむことができます。

サクランボを家庭菜園で栽培する方法は?

栽培環境を整える

サクランボの実がなるには、冬の間に寒さに当たる必要があります。具体的にいうと、気温が7℃以下になる時間が1400時間以上必要です。
また、開花時期の4月ごろの気温は20℃前後が理想です。高温になりすぎると受粉しにくいため、暖かい地域では結実が難しい果樹です。

植え付けには日当たりと風通しの良い場所を選び、排水性と保水性の良い土を用意します。鉢植えの場合、赤玉土7割、腐葉土3割を目安に混ぜ合わせた土を使いましょう。

また、サクランボの多くの品種は自家不和合性であるため、異なる2品種以上を植える必要があります。同じ品種同士では受粉しにくく、異なる品種同士で授粉させることで安定した結実が得られます。
一方で、自家受粉性の品種も存在します。例えば、暖地サクランボやステラなどは自家受粉性を持ち、1本で結実することが可能です​。

苗木を植える

植えつけの時期は12月から3月が適しています。大きめの鉢を用意し、底に鉢底石を敷き詰めます。苗木の根をほぐし、赤玉土と腐葉土を混ぜた土に緩効性肥料を加えて植えます。
地植えの場合は、日当たりの良い場所に株同士の間隔を4~5mほど空けて植えます。

水やりと肥料

鉢植えは土の表面が乾燥したら水やりをします。地植えの場合は、基本的に降雨のみで水やりは不要ですが、夏場に乾燥する場合は水を与えます。
肥料は鉢植えの場合、2月・5月・10月に、地植えの場合は2月と10月に与えます。緩効性肥料や有機肥料が適しています。

剪定を行う

適切な剪定はサクランボの健康と収穫に重要です。12月から2月の冬場には間引き剪定と切り詰めを行い、5月には新梢の剪定を行います。新梢は実の色づきを妨げるため、葉を5枚ほど残して剪定します。夏場の7月下旬から8月には木のサイズを維持するために剪定を行います。

収穫する

サクランボの収穫時期は5月中旬から6月中旬です。実が真っ赤になったら収穫のタイミングです。ハサミで切り取るか、手で摘み取ります。一つひとつ丁寧に収穫しましょう。

まとめ

サクランボにはさまざまな品種があり、それぞれに独自の特徴と魅力があります。この記事で紹介した16種類のサクランボは、味や見た目、収穫時期などが異なります。また、サクランボを使ったおいしいレシピも紹介しましたので、ぜひ試してみてください。

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